MONTAGE OS V3.5
Sound
新機能スマートモーフ機能を用いた32種類の新パフォーマンス(音色)を追加。更なるコンテンツの追加、シンセシス機能の拡張そして互換性向上によりMONTAGE OS v3.5は新次元のサウンドクリエイションをもたらします。
Smart Morph
モーフィングによって新たなFM-X音色を創造するツール「スマートモーフ機能」。
この洗練されたA.I.アルゴリズムは、Part9~16に割り当てた2つ以上のFM-X音色を画面上のマップに白い点として配置、各音色を補完する中間音色を機械学習により生成します。また、マップのカラーリングを構成する「レッド」「グリーン」「ブルー」の三原色はそれぞれ固有のFMパラメーター値を色の濃淡で表現しており、色が薄い程パラメーターの値が小さく、濃くなるほど値が大きくなる事を示しています。
プレイヤーは演奏中にマップ上を指でなぞったり、任意の2点間の動きをスーパーノブにアサインする事で、これまでにないFMサウンドの演奏表現が可能です。
New Performances
スマートモーフ機能をフィーチャーした32種類の新パフォーマンスを追加。世界中のトップサウンドデザイナー達が生み出したそれぞれの音色はスマートモーフ機能がもたらすユニークな表現を提案します。
MONTAGE/MODX 互換性向上
これまでMODXはMONTAGEのUserファイル(.X7U)、Libraryファイル(.X7L)の読み込みに対応していましたが、MONTAGEもOS v3.5へのアップデートでMODXのUserファイル(.X8U)、Libraryファイル(.X8L)の読み込みに対応しました。これにより、スタジオでMONTAGEを使用しMODXをリハーサルやライブで使用する場合など、よりシームレスなデータの相互利用が可能となります。
Control
MONTAGEとMODXは連動したOSアップデートにより操作性の追加、向上を図っています。
フットスイッチによるTap Tempo設定への対応
フットスイッチを使ってタップテンポを設定できるようになりました。
フットスイッチへの機能割り当てはグローバルセッティング([Utility] → [Settings] → [MIDI I/O])で、これまではMIDIコントロールナンバー、Arp Switch ON/OFF、 MS (Motion Sequence) Switch ON/OFF、Sequencer PLAY/STOP, Live Set +, Live Set – そしてOctave Resetが設定可能でしたが、このアップデートによりTap Tempoが追加されました。これにより、パターンシーケンサーやライブバンドとシンクロするディレイエフェクトのテンポ変更等、演奏中であってもハンズフリーで設定可能です。
Workflow
パターンシーケンサーのワークフロー拡張をはじめ各種オプションを追加。
シーケンサー機能の拡張
録音中/再生中のパート追加:パターン録音中の音色選択(パートカテゴリーサーチ)に対応。録音中でも直感的な音色セレクトが可能となりました。
コントローラーイベントの上書き対応:上書き録音時にコントローラーを操作すると、そのコントローラーイベントを削除しながら録音するようになりました。これによりコントローラー操作の録り直しがしやすくなりました。
Play FX 機能拡張:録音したトラックのスイング感等カスタマイズできる「プレイエフェクト機能」。設定した効果をMIDIデータにノーマライズ(変換)する場合、これまでは録音したパターンに含まれるすべてのシーンがノーマライズされていましたが、アップデートによりシーンごとにノーマライズを行う事が出来るようになりました。これにより作曲や演奏時にグルーヴの比較や柔軟な展開が可能となります。
パターンチェーン 機能拡張:パターンチェーンはパターンを使用する楽曲のアレンジをおこなう基本機能であり、制作したパターンの再生順やリピート回数等を決める事で曲の構成を組み立てる事ができます。アップデートによりチェーン再生の設定をパターンごとパフォーマンスにストアする事が可能となりました。
アンドゥー/リドゥー:ジョブをやりなおせるアンドゥー/リドゥー機能を各画面に追加しました。
イレースイベント:パターン中のMIDIイベントを、イベントの種類ごと(アフタータッチ、ピッチベンド、システムエクスクルーシブ、等)に範囲を指定して消せるようになりました。
ゲットフレーズ:の対象トラックとコピー先のトラックに「All」を指定できるようになりました。
結線図からのパラメーター操作
クイックセットアップ: MIDI結線図(MIDI Signal Flow)、オーディオ結線図(Audio Signal Flow)上のタップ操作でダイレクトにコントロールしたいパラメーター操作画面を開く事が出来るようになりました。
AUDIO I/O: オーディオ結線図上のUSB Volume付近をタップすることで、オーディオI/O画面を開くことができるようになりました。カーソルは自動的にオーディオI/O画面のUSB Volumeにジャンプします。
MIDI I/O: MIDI結線図上の ローカルコントロールスイッチ付近をタップすることで、ローカルコントロールのオン/オフを切り替えることができるようになりました。
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Download MONTAGE Firmware V3.5
MONTAGE OS V3.5 / MODX OS V2.5 New Features
MONTAGE OS V3.5 / MODX OS V2.5 Sound Demo
MONTAGE OS v.3.0
Sound
MONTAGE OS v3.0はこれまで以上に個性的で圧倒的なサウンドを提供します。
EXTENDED LFO
新たに実装されたHigh-Speed LFOにより最大設定を1.4kHzまで拡張。これまでにないざらつくエッジ感のあるサウンド表現や、豊かなハーモニクス表現等、更に高い表現力をプレイヤーに提供します。
VCM Mini Filter and VCM MINI Booster
Virtual Circuitry Modeling(VCM)技術を用いた新たなエフェクトを搭載。クラシックなイーストコースト・シンセサイザーに搭載された回路をシミュレートしたVCM Mini Filterは、特徴的な太く張りのあるサウンドを再現。同じくVCM Mini Boosterも独特で温かみのあるアナログEQブーストを再現しています。
Wave Folder
スレッショルド値を超えた信号をクリップさせるのではなく、倍音として加算していくことによりリッチなハーモニクスサウンドを生み出すWave Folderエフェクトを搭載。Motion Controlと連携するより時間変化を伴う豊かな音色変化を生み出す事が可能です。
New Performances
MONTAGEはOSのアップデートの度にパフォーマンス(音色)を追加してきました。今回OS v3.0での新パフォーマンス追加により、プリセットパフォーマンス数は2,707種類まで拡張されています。
Control
DAWで一般化したオートメーション機能をユーザーがリアルタイムにコントロールする事が出来る機能として搭載し、ライブシーンに新たな表現の可能性をもたらしたMONTAGE。OS v3.0はまったく新しいパターンシーケンサー、そして新しいSuper Knob Link機能を搭載しました。
Pattern Sequencer
リアルタイムレコーディングをベースとした8パターン×16トラック(1トラックにつき最大256小節)のパターンシーケンサーを追加搭載。ループレコーディングを使用したストレスのないリアルタイムレコーディング、非破壊でのエフェクト処理、トラック毎のクオンタイズ・エディット、ドラムトラックの分割やロール作成。パターンセクションと連携した楽曲制作が可能となり、完成した楽曲は無料のVST/AUプラグイン”MONTAGE Connect”を使用してDAWソフトウェア上に転送する事もできます。
Scene Enhancements
Super Knob Linkにより8つのアサイナブルノブがSuper Knob操作の効果を受けるかどうかの設定をシーンに記憶する事が出来るようになり、よりフレキシブルなSuper Knobの活用が可能となりました。
また、新しいKeyboard Control機能により、各パートのキーボードコントロールスイッチのON/OFF設定についてもシーンに記憶する事が可能となりました。
Workflow
USB MIDI Host
USB MIDIホスト機能を強化し、外部USBコントローラーをダイレクトにMONTAGEに接続する事が可能となりました。Class-Compliant対応USB MIDIコントローラーを使用する事でPCやMac等のコンピューターを使用せずMONTAGEの音源をダイレクトに演奏する事が可能です。
【対応ヤマハシンセサイザー/ステージピアノ】MONTAGE/MODXシリーズ、MOTIF XF/MOXF/MXシリーズ、refaceシリーズ、CP1、CP4/40 Stage、CP88/CP73、YC88/YC73/YC61
※2021年1月時点
Hybrid MIDI I/O mode
MIDI I/OをHybridモードに設定する事で外部MIDI機器との連携がより簡単になりました。
Hybridモードでは演奏やコントロールしたいパートをリモートコントローラーからローカル操作で設定可能に。
Rhythm Pattern
SHIFTボタン + CONTROLLER ASSIGNボタンでドラムキットを選択し、再生する事ができるようになりました。パフォーマンスにドラムサウンドを瞬時に加える事が可能です。
Global Micro Tuning
すべてのパフォーマンスにマイクロチューニング設定を記録できるようになりました。
LIVE SET registration
パターン、ソング、そしてオーディオファイルをLIVE SETスロットに登録する事が可能となりました。
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Download MONTAGE Firmware V3.0
MONTAGE OS v3.0 / MODX OS v2.0 New Features
MONTAGE Firmware V2.0 Features
Sound
新パフォーマンスの追加
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99種の新たなパフォーマンスを追加。
使用しているパート数を最小限に留め、複数のパフォーマンスを組み合わせるサウンドメイキングやDAWでの使用に適したパフォーマンスとなっています。
データ読み込み 互換性の向上
- MOTIF XF、MOTIF XS、MOXFのパフォーマンスデータの読み込みに対応。MONTAGEならではのパワフルで解像度の高いサウンドをご体感ください。
Control
オーバービュー画面の操作性向上
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パフォーマンスプレイ(ホーム)画面から瞬時にスーパーノブのセッティング画面を呼び出す事ができるショートカットを追加しました。
コントロールアサイン画面の操作性向上
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[CONTROL ASSIGN]ボタンを押したときに表示されるダイアログで、スーパーノブ、モーションシーケンサーレーン、エンベロープフォロワーを選択できるようにしました。
Workflow
ソング数の追加
- プレイ/レックのMIDI画面で録音できるソング数を64個から128個に拡張。
起動時のライブセット指定の追加
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起動時に選択されるライブセットスロットの設定が可能になりました。
ユーザーオーディションの追加
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[AUDITION]ボタンを押した時に流れるオーディションフレーズを作成できるようにしました。
各種画面での操作性の向上
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スーパーノブの設定を簡易化するため、一部画面に機能を追加しました。
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エディット中の画面遷移を改善しました。
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ライブセットフォントサイズの設定がカテゴリーサーチ画面のカテゴリー名にも反映されるようにしました。
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エンベロープフォロワー画面にコントロールアサイン画面へのショートカットを追加しました。
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オーバービュー画面の表示中、コントロールアサイン画面で設定できるコントローラーを操作したときに結線が強調表示されるようにしました。
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プレイ/レック画面にテンポセッティング画面へのショートカットを追加しました。
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ライブセット画面でバンクを変更した場合にもカレントスロットを記憶するようにしました。
GLOBAL TEMPO
- パフォーマンスを切り替えたときに現在のテンポをキープするかどうかを設定できるようにしました。
MONTAGE V2.0 Demo
Audition Demo videos of new Performances
MONTAGE Firmware V1.6 Features
Sound
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【新エフェクトタイプの追加】
ピッチが無限に上昇または下降し続けるように感じさせる特殊なフィルターエフェクト"Spiralizer"を追加。
【新パフォーマンスの追加】
新搭載のSpiralizerエフェクトをフィーチャーした新たなパフォーマンスを8種類追加。 それぞれがAWM2音源、FM-X音源そしてMotion Controlのアドバンテージを最大限に引き出したユニークなパフォーマンスとなっています。
Control
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【スーパーノブ ショートカットの追加】
パフォーマンスプレイ(ホーム)画面から瞬時にスーパーノブのセッティング画面を呼び出す事ができるショートカットを追加しました。
Workflow
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【スーパーノブ ディスプレイフィルター(Super Knob Display Filter)】
コモン/オーディオ(Common/Audio)エディット、およびパートエディット(Edit)画面の「ディスプレイフィルター」にスーパーノブが設定できるようになりました。また、全パート共通のアサイナブルノブによってコントロールされるパート側のパラメーターも本画面で確認できるようになりました。
MONTAGE V1.6 Demo
MONTAGE Firmware V1.5 Features
Sound
- Motion Control Synthesis Engineの可能性をさらに引き出したパフォーマンス音色を追加しました。
- Rotaryエフェクトの追加とそれにあわせたオルガン系パフォーマンス音色を追加しました。
- 新たなComp3種とPresenceエフェクトを追加しました
- ユーザーインターフェースの追加とアップデートを行いました
- View機能によりEditに入らずに各パートのレイヤー/スプリットの状況だけでなく、FMのアルゴリズム、アウトプットレベルといった詳細な情報までを視覚的に確認しながら変更可能に。
Control
- Super KnobとAssignable Knobの連携の自由度をさらに高めるSuper Knob Link設定を追加
- DAW連携を高めるコントロールチェンジによるScene切替やUSBオーディオボリューム調整を追加
- Libraryやユーザーファイルを含むバックアップファイルの保存が可能になりました。
Workflow
- Favorite機能で膨大な音色管理をより快適に。
- レイヤー/スプリットといったパートの設定を保持したまま音色の入替が可能になり、パートカテゴリーサーチがより便利に。
- Live Setの視認性を向上しました。
- Edit中のPartをワンタッチで切り替えられるPart Listを装備。