【導入事例】大阪芸術大学音楽学科 様 / 大阪
芸術性・技術・社会実装の三位一体の哲学に基づき、実践的な人材育成を推進する大阪芸術大学音楽学科。このたび同大学にヤマハ デジタルミキシングコンソール「DM7」が導入され、授業やイベントで使用されています。今回は制作発表イベント「Audio Rocket Fes 2025」開催中に訪問しお話をうかがいました。
『DME7』は96kHz駆動で最大256chのDante入出力が可能なフリーコンフィグレーションタイプのシグナルプロセッサーです。高い処理能力とRIVAGE PMシリーズ譲りの上質なコンポーネントを搭載し、ライブ/SR、ホール・劇場、サウンドインスタレーションといった、高品位な音響空間を創り出すサウンドシステムデザイナーのさまざまな要求に応えます。
『DME7』は標準状態で64chのDante入出力を持ち、別売オプションの拡張キット『DEK-DME7-DX64』を購入することで、入出力を64chずつ、最大256chまで拡張できます。拡張する際は、『DEK-DME7-DX64』同梱のライセンスコードをWebサービス「ProVisionaire Cloud」に入力し、『DME7』本体にライセンスアクティベーションを行います。
*「ProVisionaire Cloud」のご利用には、事前に「YAMAHA MUSIC ID for Business」のアカウント登録が必要です。
『DME7』搭載の「ロジックコントロール」機能は、ソフトウェア上で論理回路を構築し、さまざまな条件をトリガーとして音声やGPI動作などを連動制御できます。 AND条件を設定し音声出力パターンを定義することや、Flip-Flop回路によりシンプルな外部接点スイッチをOn/Offトグルスイッチとして動作させるといった、多彩なコントロールコンポーネントによる柔軟な発想の制御設計が行えます。
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『DME7』を使ったシステム構築には、統合プラットフォームソフトウェア『ProVisionaireシリーズ』を使用します。コンフィグ作成用の『ProVisionaire Design』、コントロールパネル作成用の『ProVisionaire Control』を使い、直感的な操作性でシステムの設計や調整、コントロールが行えます。
システム設計用の『ProVisionaire Design』は、プロセッサーの内部設定である「コンフィグ」を直感的な操作性でデザインできるソフトウェアです。さらに、対応したパワーアンプ、I/O、マイクロフォンなどの設定もまとめて管理できます。
Windows / iOS / iPad OS対応の『ProVisionaire Control PLUS』は、複数の機器のパラメーターを1つのパネルにまとめてリモートコントロールできます。レイアウトやページ階層をデザインし、運用者に最適な操作パネルを提供可能です。
『ProVisionaire Cloud』は、ヤマハプロオーディオ製品のライセンスを管理するWebサービスです。購入したライセンスの登録やハードウェアへのアクティベーション(有効化)、過去のライセンス使用状況などを確認することができます。
芸術性・技術・社会実装の三位一体の哲学に基づき、実践的な人材育成を推進する大阪芸術大学音楽学科。このたび同大学にヤマハ デジタルミキシングコンソール「DM7」が導入され、授業やイベントで使用されています。今回は制作発表イベント「Audio Rocket Fes 2025」開催中に訪問しお話をうかがいました。
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