遠隔会議お役立ち情報

「遠隔会議お役立ち情報」アーカイブ
快適な遠隔会議室のための基礎知識

活発に議論ができて快適に使える遠隔会議室には
何が必要なんだろう…?

リモートワーク用とは異なる会議室用の音声機器

個人がリモートワークで遠隔会議を行う場合、例えばWeb会議アプリケーションが入ったノートPCと、イヤホンマイクがあれば環境が整います。しかしそういった個人用の機器を複数人で同時に使用すると、一人の声を複数マイクが収音してしまって重なった音になったり、座席の位置により収音の差があってはっきり伝わらなかったりと、参加者全員でうまくコミュニケーションをとれないといったことが発生します。快適な遠隔会議室を作るためには、複数人での利用に対応し、部屋の広さにも適した機器を選ぶことが大切です。

複数人を明瞭に収音する音声技術

複数の参加者の声を明瞭に収音するため、ヤマハは「マルチビームトラッキング」技術を開発しました。マイクロフォンがビームと呼ばれる鋭い指向性を形成し、自動的に発話者の口元を狙う動きをするため、エリア内の会議参加者の発言をもれなく収音します。この「マルチビームトラッキング」技術を搭載したシーリングアレイマイクロフォン「RM-CG」は、最大4本のビームを形成でき、複数人の発話を逃さず収音できるため、活発な議論ができる遠隔会議室が構築できます。

『ADECIA』標準のスピーカー『VXL1-16P』は30~40名規模の会場であっても十分な音量で出力でき、奥行きのある部屋での拡声が得意なラインアレイタイプのため、規模の大きな催しに最適です。さらにラインアレイタイプのスピーカーはハウリングを起こしづらい特長を持っているため、ハンドマイクを持った話者がプレゼンテーション中に喋りながらスピーカー前を移動することも安全に行えます。

喋る人の位置ごとの音量差を解決する「オートゲインコントロール」

発話者とマイクとの距離が離れれば収音される音量は下がり、マイクから近い人との音量差が生まれることになります。会議室においては発話者の座る位置によって距離はまちまちとなり、遠隔地で音声を聞く側にとっては喋る人によって音量が変わることがストレスになる可能性があります。そこでヤマハのマイクロフォンは、入力された音量を検知して自動的に調整を行う「オートゲインコントロール」機能を内蔵しました。さらに周囲の雑音の音量が持ち上がらないよう、人の声かそれ以外かを識別する「HVAD(Human Voice Activity Detection)」が同時に働いており、音声が聞き取りやすい快適なコミュケーション環境を実現します。

遠隔会議用ワンストップサウンドソリューション『ADECIA』は、運用が簡単で、安心して使える快適な遠隔会議環境を実現します。

今回ご紹介した内容以外にも、ヤマハ「遠隔会議ポータルサイト」ではさまざまな『ADECIA』のお役立ち情報等を掲載しています。ぜひご覧ください。

ヤマハ「遠隔会議ポータルサイト」

「ヤマハ遠隔コミュケーション メールマガジン」で過去に配信したお役立ち情報をアーカイブ化しました。本メールマガジンでは今後も遠隔会議に関する様々なお役立ち情報を配信予定です。もしご登録がまだという方はぜひこの機会にご登録ください。

お申し込みベージはこちら