会議室・遠隔コミュニケーション

出社とテレワークを併用するハイブリッドワークは、今や多くの企業で導入されています。遠隔会議に欠かせないのがクリアな音声です。ノイズや不明瞭な音声は遠隔コミュニケーションの合理化と生産性向上の妨げになります。では高性能な音響製品を導入すれば良い音環境が構築できるでしょうか? 答えはノーです。音の専門家ではない従業員の誰もが機器を正しくセットアップ、操作するためには、直感的なUIが不可欠です。

ヤマハはセットアップ、操作が容易なシステムパッケージを複数用意。豊富なラインナップで、部屋の用途や規模に応じたカスタマイズが可能です。

ヤマハはノイズ等に悩まされないクリアな音環境づくりにおける最適なパートナーです。

まるで同じ空間で会議に参加しているかのような自然なコミュニケーションを実現

ヤマハの遠隔会議用マイクロフォンは、DSPによる音声処理技術を搭載しています。会議の妨げとなるハウリングを自動抑制するアコースティックエコーキャンセラー(AEC)や、複数の話者の音量を自動調整するオートミキサーなど、多彩な音声プロセッシング機能が音の問題を解消し、クリアなコミュニケーションを実現します。

部屋の大小、音の入口から出口までをカバーする豊富なラインナップ

ヤマハの遠隔会議製品は、遠隔会議用ワンストップサウンドソリューション『ADECIA』や、オールインワンのスピーカーフォン『YVCシリーズ』、ビデオコラボレーションシステム『CSシリーズ』をラインナップし、部屋のサイズや用途に応じて選択できます。直感的に運用できる操作性で、会議の生産性が向上します。また、『ADECIA』はフリーコンフィグレーションタイプのプロセッサーと組み合わせることで、大規模な環境や高度な運用のニーズに応えます。

高い音技術が会話の情報漏えいを防止

企業の活動において個人情報や経営情報といった機密性を伴う情報を扱う機会はたびたび発生し、その会話情報の秘匿性確保に対する社会的ニーズは、年々高まっています。このニーズに応えるのが、ヤマハのスピーチプライバシー技術です。シグナルプロセッサー『MRX7-D』やスピーチプライバシーシステム『VSP-2』に搭載のこの機能は、独自開発した特殊な音声を出力して話し声をマスキングし、会話の内容を不明瞭にします。小音量で高いマスキング効果を発揮するため、空間の快適さを損なうことなく会話内容の秘匿性を高めます。

会議室(小)

会議室(中)

会議室(大)

オープンスペース

会議室(分割・合同運用)

会議室(小)

会議室(小)

比較的コンパクトなサイズの遠隔会議室に適したシステムです。ヤマハの音響システムはリモートコントロール用ソフトウェア『ProVisionaireシリーズ』を組み合わせることでで、音声の入り口から出口までの各機器をコントロールでき、複雑な操作なく、音響品質にも優れた会議を実現します。話しやすく聞きやすい、快適なリモート会議環境をご用意いたします。

会議室(中)

会議室(中)

中規模クラスの遠隔会議室に適したシステムです。有線/無線マイク、指向性あり/無しなど、豊富なラインナップのADECIAソリューションにより、遠隔会議室の目的や使い方に応じて最適なマイクを選択できます。固定設備のため、会議前の準備や設定の手間を省くことができ、会議開催の効率化に貢献します。

会議室(大)

会議室(大)

奥行きのある遠隔会議室に適したシステムです。天井設置型マイクロフォンのビームフォーミング機能により、座る場所によって発話の集音がうまくいかなかったり、距離によって音の聞こえ方が違うといった問題を解決し、部屋のどこに座っても差の少ない音響品質で遠隔会議参加できる環境を提供いたします。

オープンスペース

オープンスペース

オープンスペースに適したシステムです。オープンスペースでの遠隔コミュニケーションでは、音漏れの問題が発生したり、機器を持ち込んでセットアップするための準備時間が必要などで、業務の生産性が高めづらい場合があります。ヤマハの遠隔コミュニケーション機器では、集音範囲やスピーカー出力音、設定の自動調整機能により、遠隔コミュニケーションの効率的な実施を実現します。

会議室(分割・合同運用)

会議室(分割・合同運用)

2部屋に分割して運用するケースがある遠隔会議室を想定しています。ヤマハの音響機器を組み合わせることによって、複雑な操作無しでの部屋の分割、合同運用を設計できます。これにより、会議人数や用途ごとのレイアウト変更に柔軟に対応できることはもちろん、設置環境ごとに最適な音声伝達と集音を実現します。

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