ヤマハ金管マウスピースの歴史

すべては、マウスピースからはじまります。

“理想のマウスピースに出会うことは、楽器選びと同じように困難である―。”

かつてこう語ったアーティストがいました。たとえどんな名器であっても、

マウスピースが楽器と唇にフィットしていなければ、望み通りの響きを奏でることはできません。

ヤマハが楽器製作とあわせてマウスピースの研究・開発に取り組んできた理由もそこにあります。

長年の楽器作りで育んできた深い経験と理解。 さらに、アーティストたちとの密接なコミュニケーションを

はかるために、いちはやくアトリエを開設。 1977年、東京・銀座を皮切りに、

79年にドイツのハンブルグ(現在はフランクフルト)、 さらに、ウィーン、ロンドン―。

文字通り世界のトップアーティストたちとの対話を深めながら、数限りない試作とフィードバックを繰り返してきました。

こうした地道な活動の成果が充実したラインナップを誇る、ヤマハ・マウスピースです。

さらに、アーティストの理想に高度なレベルで応えるために、カスタム・シリーズを開発。

世界のトップアーティストたちとともに新しい音楽の誕生に立ち会っています。