DM7 Series

LIVE SOUND (+STREAMING)

Danteネットワークを用いたシンプルなライブサウンドシステム

DM7シリーズでは、複数のコンソールを使用するライブサウンドシステムでも、Danteネットワークを使用することでシンプルなシステムを構築できます。

Monitor用「DM7」のローカル入力をステージボックス代わりに利用し、Port to Port機能を使用することで他の「DM7」をDanteで接続することができ、使用機材を削減できます。

ゲインコンペンセーション機能により、各DM7からのゲインレベル調整も可能です。また、Danteで接続したPCに付属のソフトウェアSteinberg Nuendo Liveをインストールすることで、簡単にライブレコーディングができるようになります。

LIVE SOUND (Different Sample Rates mixed)

サンプリングレートが異なるDante対応機器の接続を可能にするシステム

DM7シリーズ用オーディオインターフェースカードPY64-Dは、SRC(サンプリングレートコンバーター)機能により、サンプリングレートが異なるDante対応機器を接続する場合でも、容易に音声伝送が可能です。96kHzと48kHzのミキサーが混在するシステムでは、96kHzの機器をDM7シリーズに標準搭載のDante端子に、48kHzの機器をDM7シリーズに挿入したPY64-DのDante端子に接続することで、すべてを1つのDanteネットワークとして扱うことができます。PY64-Dを1枚追加するだけで、お手持ちの機器を組み合わせたシステム構成が可能となり、幅広い用途に対応できるようになります。

THEATER

大規模なシステムにも柔軟に対応

DM7シリーズには、「Theatre Package」とフィジカルコントロールを担う「DM7 Control」、そしてエンジニアや会場に適したシステムの構築を可能にするサイズが異なる2つコンソールを準備しています。

ここでのシステムはAFC Imageの使用例です。「DM7 Control」のパンナーを使用することで、イマーシブサウンドをスムーズにコントロールすることができます。

すべての機器はDanteで接続しており、システム制御には「ProVisionaire Control」を使用することもできます。

EVENT (with Split mode)

Split mode機能によりFOHとMonitorのミキシングが1台で可能

小規模イベントなどで「DM7」のSplit mode機能を使用することで、最小限の機材で効率的かつシンプルなシステムを構築できます。

FOHブースに設置した「DM7」をSplit mode機能にて、FOHとMonitorを兼ねたデジタルミキサーとして、1台で2通りのミキシングが可能です。「MonitorMix」を使えば、アーティストが自分の好みに合わせてモニターレベルを調整できます。

HA、ネーミング、フェーダーのAsisst機能は、設定や準備にかかる時間を短縮することができます。

RシリーズI/OラックやDZRスピーカーのコントロールやモニタリングをミキサー上で直接行うことができ、システムの一元管理が可能です。

CORPORATE EVENT

会議や講演会などに最適なコンパクトなシステム

オールインワンミキサー「DM7 Compact」は、会議や講演会など、小さなスペースに収まる小規模なシステムを必要とするイベントに最適なサイズです。「DM7 Compact」は最大16本のマイクを入力でき、チャンネルストリップに搭載している「Dan Dugan オートマチックミキサー」で講師やアナウンサーのマイクの音声バランスを最適化することが可能です。USBメモリーを用いてイベントの記録やBGMの再生も簡単に行えます。DZR12-Dスピーカーを使用すれば、最小限のオペレーターで、コンソールからモニターレベル調整やスピーカーのミュートを効率よく行うことができます。

BROADCAST (OB VAN)

コンパクトサイズかつ充実した放送用機能でワークフローを改善

「DM7Contorl」の物理コントロールと5.1サラウンドミキシング、モニターコントロール、タリー信号をGPI経由で音声と映像を連動させるAudio Follow Video機能など、多彩な機能を追加できる「Broadcast Package」を組み合わせることで最適な放送システムを構築できます。Danteネットワークを中核に用いて、RSio64-Dを用いることで各種フォーマット変換に柔軟に対応します。