QL Series
Pure, Natural Sound Plus Powerful Built-in Processing for Broad Creative Control
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Pure, Natural Sound Plus Powerful Built-in Processing for Broad Creative Control
ヤマハが一貫して追求してきた原音忠実の哲学。QLシリ ーズでも回路やそれを構成する部品の1つ1つを念入りに検証し、入出力時点における高純度のナチュラルサウン ドを実現しました。そして高品位なサウンドの代名詞として知られるRupert Neve氏のPortico 5033/5043をはじめとする強力なプロセッシング群により、クリエイティブで自由度の高い音作りが可能です。さらに複数マイクを同時に使用するスピーチイベントで威力を発揮するDan Duganオートマチックミキサーを内蔵し、いかなる現場でも音作りに集中できる環境を提供します。
全ての礎となるナチュラルサウンドのために
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進化した音作りの能力を最大限に活かし、サウンドエンジニアが思いのままにサウンドを作り上げるには土台となる色づけのないサウンドが欠かせません。ヤマハが一貫して追求してきた原音忠実再生の哲学は、QLシリーズの開発においても揺らぐことなく受け継がれています。
部品1つにまで気を配る原音忠実再生へのあくなき挑戦
サウンドエンジニアが多彩な音作りを行うにあたり、その土台となる音質はあくまでも色づけのないものでなければなりません。CLシリーズで好評を得た高純度のナチュラルサウンドはオールインワンコンソールであるQLシリーズでも踏襲されています。メカ構造からボードの配置、電源・グランド、パーツの選定にいたるまで、あらゆる要素を念入りに検討。回路を構成するパーツの1つ1つも、その違いによる音の変化を厳しく検証しています。また、近年のデジタルミキサーで懸念されるさまざまなノイズの影響も長年のノウハウにより徹底的に排除しました。さらに、AD/DAコンバーターの性能を支えるシステム動作クロックのジッター性能にも着目。ジッターのスペクトラム解析によりFPGA内のレイアウトやクロック信号の経路を最適化しています。こうして磨き上げられた音質は、各種測定結果の数値だけで評価するのではなく、社内外のサウンドエンジニアが実際に聴いた音への評価でも判断し、最終的に「音楽的」であるかどうかという基準の下に開発を進めました。
先駆者たちが追い求めた「サウンド=価値」の再現
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妥協なく磨き上げられたナチュラルサウンドを彩るのは強力なプロセッシング群。定番の誉れ高いアナログ機器が生み出す音楽的なサウンド。スピーチミキシングの歴史を変えた革新のアルゴリズムが実現する音の均一性と明瞭性。先駆者たちがこだわり続ける「サウンド=価値」をヤマハのデジタル技術があますことなく再現。その他豊富な高品位プロセッシング群とともにエンジニアの音作りを強力にサポートします。
VCMテクノロジーとRupert Neveのコラボレーションで生まれた至高のプロセッシング
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CLシリーズで定評のある至高のプロセッシング群をもれなく装備。その多くを支えるのが、ヤマハ独自のモデリング技術=Virtual Circuitry Modeling(VCM)テクノロジーです。世界初の物理モデリングシンセサイザーVL1/VP1を生んだDr.Kこと国本利文が率いるチーム「K's LAB」によって開発されたVCMテクノロジーは、アナログ機器を構成する抵抗やコンデンサーなどの素子レベルから、回路の構成、そのふるまいまでを極めて正確にモデリングし、アナログ特有の音質特性を忠実に再現します。
そのクオリティは、かのRupert Neve氏が主宰するRupert Neve Designs(RND)社にも認められ、両者のコラボレーションによるEQ/コンプレッサー「Portico 5033/5043」として結実し、QLシリーズにも標準搭載しています。
スピーチミキシングの歴史を変えた革新のDan Duganオートマチックミキサーを搭載
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独自のアルゴリズムによるオートマチックマイクロフォンミキサーで定評のある米Dan Dugan Sound Design社とも協業し、QLシリーズではDan Duganオートマチックミキサーを本体内に標準搭載しました。セットアップは極めてシンプルでインプットチャンネルにインサートするだけ。最大16チャンネルのマイク回線のゲイン配分をリアルタイムで自動最適化し、まるで複数の優れたオペレーターが操作をしているかのような、自然な音量制御を実現します。さらにハウリングやコムフィルターの発生を抑制するなど、さまざまな恩恵も得られ、台本がないスピーチ現場でも、個々のフェーダー操作に煩わされることなく、質の高い安定したミックス作業を行えます。
Refined Control for Smooth Operation
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Refined Control for Smooth Operation
さまざまな状況への素早い対応を求められるライブサウンドの現場ではコンソールのスムーズな操作性が必須条件。QLシリーズでは大型タッチパネルに表示されるSelected ChannelとTOUCH AND TURNノブを核とする洗練された操作体系がスムーズなオペレーションを実現します。また、フェーダーやノブなどの操作感、チャンネルネーム表示の視認性にもこだわるとともに、iPadやコンピューターによるリモートコントロールやオフライン環境でのセッティングに対応し、より快適なオペレーションを提供します。
直感的な操作を可能にする洗練された操作体系
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アナログコンソールに慣れたオペレーターも、デジタルコンソールに慣れたオペレーターも快適に使えるコンソール。数々のコンソール開発を通じて磨き上げてきたノウハウや世界中のユーザーからのフィードバックをもとに、シンプルでありながら現場での高い要求にこたえられる洗練されたユーザーインターフェース、操作体系を実現しました。
触れて回すだけのシンプルな操作"TOUCH AND TURN"
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CLシリーズにおいて多くのオペレーターから好評を得ているTOUCH AND TURNオペレーション。QLではその操作体系を基本にしました。タッチパネル上で調整したいパラメーターに触れ、画面右下に装備されたTOUCH AND TURNノブを回すというシンプルなアク ションは直感的かつ確実なオペレーションを実現。選択したパラメーターに合わせてノブ下の表示色が変化するため、誤操作のない正確なオペレートが可能です。
ヤマハデジタルコンソール伝統のSelected Channel
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デジタルコンソールならではの豊富なパラメーターを一覧しながら、専用の操作子で直感的にコントロールするSelected Channel。CLシリーズと同じ大型タッチパネルは高い視認性と優れた反応速度を誇り、ストレス無く操作をすることができます。また物理操作子には体系化されたオペレートを可能にするTOUCH AND TURNノブに加え、主要なパラメーターにダイレクトにアクセス可能な専用操作子群を装備しました。
優れた機能と使いやすいデザインの融合
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いかに豊富な機能が用意されていても、使い心地が良くなければその力を活かしきることはできません。フォルムから質感までこだわってデザインされたフェーダー、 ノブ、ボタン類。視認性を高め快適なオペレーションを実現するチャンネルネーム/カラー。エンジニアと「つながる」インターフェースだからこそ、その細部にまでこだわりました。
フィット感、操作フィーリング、視認性にこだわったフェーダー
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オペレーターが音を感じ、音を伝えるチャンネルフェーダー。スポーツカーのバケッ トシートをイメージしたCLシリーズのフォルムを継承し、どの部分に指を置いても確実で快適な操作を実現します。さらに表面の質感にも気を配り、心地よい操作感を実現。また、フェーダー側面を削ることで、どの角度からもパネル面の表記が見やすくなっています。
触りたいパラメーターに即時にアクセスできるSelected Channelノブ
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ディスプレイ右側に配置されたノブにはSelected Channelの主要なパラメーターが割り当てられており、即座に操作することが可能。もちろん、任意の機能を自由にアサインできるヤマハデジタルコンソール伝統のUser Defined Keysも用意しました。また任意の数値パラメーターを割り当てられるUser Defined Knobsを画面内に用意。これらを組み合わせることでよ りスピーディーで快適なオペレーションが可能となります。
充実したFader Bankセクション
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アナログ入力はすべて同一Fader Bankに展開され、他の入出力チャンネルのフェーダーへはバンク切り替えでアクセス。更に4つのCustom Fader Bankを搭載。チャンネルの種類を問わず自由なフェーダー配列を構築できるので、オペレーションスタイルに合わせたスムーズなフェーダー操作が可能です。Custom Fader Bankの設定はシーンに保存でき、瞬時に呼び出すことができます。
視認性の高いチャンネルネームとカラー
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チャンネルフェーダー上部には小型のディスプレイを備え、チャンネルネームやフェーダー値を表示。さらに8色に点灯するカラーバーが、タッチディスプレイと連動して全チャンネルを9つにグルーピングし、スムーズな操作を視覚面で支えます。それぞれの表示は、暗い場所だけでなく明るい屋外などでも高い視認性を確保しています。
Expandable All-in-One Support for Any Application
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Expandable All-in-One Support for Any Application
十分なアナログ入出力を備えながら、CLシリーズにも採用されたオーディオネットワーク「Dante」に標準対応。さらに、任意の入力ポートと出力ポートを直結できるPort to Port機能を搭載し、QL本体を他のQL/CLコン ソールのI/Oデバイスとして使うなど、目的に合わせて柔軟なシステム構築が可能です。またUSBメモリーへの2トラック録音やDante経由でのマルチトラック録音が可能なほか、入出力の拡張やプロセッシング機能の追加を可能にするMYスロットを2基装備するなど、コンパクトながらシステムの中核にふさわしい機能を装備しています。
目的に応じて柔軟に拡張可能なオールインワン
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現代のライブサウンドシステムにおいて必要不可欠になっているネットワークへの対応。QLシリーズはオールインワンタイプのコンソールでありながら、Audinate社が開発し多くの対応機器を持つオーディオネットワーク「Dante」に標準対応しています。CLシリーズやRシリーズなどの「Dante」対応機器と組み合わせることにより、現場の規模やアプリケーションに合わせ柔軟にシステムを構築できます。
1台で幅広い用途に対応するオールインワン
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QLシリーズは1台で幅広い用途に対応するに十分な入出力端子(QL5は32IN/16OUT、QL1は16IN/8OUT)を装備。 追加でステージボックスを持ち込む必要がないため、可搬性が求められる現場にも柔軟に対応します。
優れたネットワーク性能を誇る「Dante」の標準対応
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高精度のネットワークシンクロ技術を採用し、低レイテンシー、低ジッター、高サンプル精度を実現するDanteはセットアップもシンプル。ネットワークに接続した機器は、それぞれに設定したIDによって自動的に認識されるほか、ルーティングも簡単に行えます。煩雑になりがちなセットアップ作業がスピードアップし、音作りに集中できる時間をより多く確保できます。
容易に構築可能なリダンダントシステム
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Danteは万が一のトラブルに備えたリダンダント接続にも対応。スター接続で回線をプライマリー/セカンダリーと 二重化することによって、ネットワーク上のケーブルやスイッチに問題が生じてもシステム全体の信号の流れが途切れない、強固なシステムを構築可能です。
Port to Port機能が広げる新たな世界
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本体に十分な入出力端子を備えるQLシリーズを、システムの一部としてより有効に活用できる新機能=Port to Port。さらにゲインコンペンセーションと組み合わせることで、FOHとモニターコンソールの垣根を越えた使い方が可能になります。
コンソールとリモートI/Oラックを1台で
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QLシリーズのアナログ/Dante/MYスロットの各入出力をミキシングチャンネルを経由せずに直結し、自在にルーティングできる新機能「Port to Port機能」を搭載。例えば、QL本体を他のQL/CLコンソールのI/Oデバイスとして利用できるため、モニター卓とI/Oデバイスを1台のQLでまかない、そのアナログゲインをFOH側のQL/CLから操作するといった使い方が可能に。他にも、アナログ入力された信号を本体でミキシングしながら、Dante端子にも出力してマルチトラックレコーディングを行うなど、幅広い活用法が可能です。
ゲイン調整の壁を越えてI/Oラックを共有
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DanteネットワークやPort to Port機能を利用して、複数のコンソールが同一の入力を共有する場合、アナログゲインを操作すると、他のコンソールのミックスバランスを崩すことになります。それを防ぐのがゲインコンペンセーション機能です。デジタル段でゲインを自動的に補正し、ネットワークに送出される前のゲインを一定に保ちます。
ゲインコンペンセーション: 詳細編
ゲインコンペンセーション: 実用編
音作りに必要なものはすべてここに
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QLシリーズは、アウトボードをラックにマウントする感覚で内蔵プロセッシングを自由に組み合わせて使用できるバーチャルラックを搭載。CLシリーズで好評を得ている最新にして最高品質のプロセッシング群をフル活用できます。エンジニアが思いのままに音作りを行うためのツールが、すべてここに揃っています。
Premium Rack
![](/files/5CD7A4FD42064FFFBD0934870D098415_12083_ae21a3ca0b6a947ad663af1dcef5ac51.jpg?impolicy=resize&imwid=240&imhei=160)
Rupert Neve Designs社とのコラボレーションで生まれた 「Portico」を筆頭に、VCMテクノロジーで再現されたレコーディングスタジオの定番EQ/コンプレッサーを最大8基までマウント可能。アナログアウトボードならではの音楽的な音作りを、ライブの現場で存分に駆使できます。
【Portico 5033/5043】
Rupert NeveのEQ/コンプが持つ至高のアナログサウンドを、深みや奥行きまで再現。音楽的と評されるアウトボードならではの色づけが可能なだけでなく、非常に扱いやすいエフェクトに仕上がっているのも特徴です。インサートするだけでも音楽そのものがクオリティアップしたような実感を得られます。
【U76】
オールラウンドに活用できる定番コンプ/リミッター。いわゆる“全押し”と呼ばれるRATIOのALLボタンなど、オリジナルの特徴を余すところなく備えています。
【Opt-2A】
1960年代に数多くのレコーディングで活躍した光学式コンプをモデリング。コンプレッション時における独特の効き具合と、特徴のあるリリース感を再現しました。
【EQ-1A】
レコーディングスタジオの定番イコライザーをモデリング。真空管とトランスの組み合わせによる音の立体感や、ブースト/アッテネートの独特な特性も再現しています。
【Dynamic EQ】
特定の周波数における音量変化をリアルタイムに検出し、コンプレッサー/リミッターとして動作するオリジナルダイナミクス。洗練されたインターフェースにより、素早い操作が可能です。
【Buss Comp 369】
K's Labによる新開発のバスコンプレッサー。放送局やレコーディングスタジオなどの現場で絶大な信頼を誇る定番コンプをVCM (Virtual Circuitry Modeling) テクノロジーによりモデリング。Buss Compという名の通り、ステレオミックスにインサートすることで、音圧を確保しながらレベルを揃えるだけでなく、サウンドに温かみを加えることが可能です。ブロードキャストだけでなくライブサウンドでも幅広く活用いただけるバスコンプレッサーです。
【MBC4】
操作性及び視認性を追求したGUIとヤマハのVCM技術により実現した高品位な4バンドマルチバンドコンプレッサーです。音楽的な表現力を持つアナログコンプレッサーの挙動を突き詰めて、その良さを「MBC4」のゲインリダクション回路に凝縮しました。これによりサウンドイメージを崩さずにダイナミクス制御をして、音楽的なサウンドに綺麗にまとめることができます。
Effect Rack
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46種類の空間系エフェクトと8種類のインサート系エフェクトを、最大8基までマウント可能。ヤマハが誇るハイエンドリバーブ「REV-X」など、高品質な音作りに貢献するエフェクトを多数用意しました。それぞれのエフェクトは1基ずつグラフィックEQに切り替えることも可能です。
【Comp 276】
レコーディングスタジオの定番である1970年代のアナログコンプレッサーをモデリング。音のパンチや太さに加え、特有のレスポンスやキャラクターも再現します。
【Open Deck】
業務用オープンリールテープレコーダーの銘機が持つアナログ回路とテープの磁気特性を再現。レコーダーによるキャラクターの違いなどを使い分けられるほか、録音デッキと再生デッキの自由な組み合わせによる音作りも行えます。
【Comp 260】
1970年代後期に多用されたコンプ/リミッターをモデリング。ソリッドステートVCAやRMSレベル検出回路など、オリジナルハードウェアの特性を再現しました。
【EQ 601】
70年代の代表的な回路トポロジーを再現したEQ。スィートな音が特徴です。
GEQ Rack
![](/files/8AB8A7BD4D73491C9F9788E44A0C1A94_12083_cdc0726d1e1a360e570e36dcc3a41a34.jpg?impolicy=resize&imwid=240&imhei=160)
アウトプットバスなどにインサート可能な、グラフィックEQ用のラックです。31バンドGEQを8基マウントできるほか、31バンドのうち任意の15バンドを操作できるFlex15GEQに変更すれば、最大16基のGEQを同時使用可能。また、Dan Duganオートマチックミキサーをインプットチャンネルにインサートすれば、最大16chのオートミキシングが可能になります。
録音も再生も。2トラックでもマルチトラックでも
![](/files/FE3030CF61C0440180CA6358B6D3785D_12083_9880f081e43b9df453e2656775a20916.jpg?impolicy=resize&imwid=300&imhei=240)
QLシリーズはUSBメモリーを用いた手軽な2トラック録音から、Dante経由でDAWと連動した本格的なマルチトラックレコーディングまで、目的に合わせたレコーディングに対応。またプレイバック機能によりミュージシャン不在時のバーチャルサウンドチェック、BGM、効果音の再生も可能です。
USBメモリーへ手軽に2トラック録音
![](/files/F421AB86F12A48ADB71A90F49D75652B_12083_6569048ef2f8bf9f40e304b419c5502a.jpg?impolicy=resize&imwid=240&imhei=160)
QLシリーズでは、パネル前面の端子からUSBメモリーに2トラック録音(MP3フォーマット)を行うことが可能。レコーダーを別途用意する必要はなく、本番が終わったら録音を出演者へそのまま渡すといったこともできます。さらに、BGMや効果音などの再生(MP3/AAC/WMAフォーマット)も可能なため、追加の再生機材を現場へ持ち運ぶ必要もありません。
マルチトラックライブレコーディング用ソフトウェア「Nuendo Live」をバンドル
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マルチトラックのライブレコーディングを行いたい―そんな要望にもQLシリーズはスマートに応えます。ドライバーソフトウェアDante Virtual Soundcardを経由し、Danteネットワークに接続したコンピューター(Win/Mac)へダイレクトにオーディオ入出力。Steinberg Nuendo Live(同梱)などのDAWを用いて、最大64トラックのマルチトラックレコーディングを行うことができます。本番の高品質な記録を残せるのはもちろんのこと、バーチャルサウンドチェックにも活用可能です。
さらに広がる機能・拡張性
![](/files/ABA68C1A31DE46F99531AE5C279AF002_12083_b6d5f267ffbd7b016e4d85d16e62a13c.jpg?impolicy=resize&imwid=300&imhei=240)
ヤマハまたはサードパーティー製のオプションカードを装着して、コンソールの機能 を自由にカスタマイズできます。QLシリーズにはMini-YGDAIスロットを2基装備。30種類以上の豊富なラインナップを持つMini-YGDAIカードが、システムの幅をさらに広げます。
カスケード接続でより大規模なシステムに
![](/files/410C14D788AE42048712D2F1C8AD3087_12083_405f06a7be38154d61122561b069b3fa.jpg?impolicy=resize&imwid=240&imhei=160)
MY16-AEなどのI/Oカードを経由して、複数のQLコンソールをカスケード接続。現場のスケールに合わせてチャンネル数を拡張できます。また、CLシリーズなどのヤマハデジタルコンソールと組み合わせることも可能で自由なシステム構築が可能です。
LakeプロセッシングをQLシステムにも
![](/files/D43889B977F749788AF663DBB9FA8765_12083_943a1bfbe6469eca48ab66103b708243.jpg?impolicy=resize&imwid=240&imhei=160)
ライブサウンドの世界でスピーカープロセッシングのスタンダードとなっているLakeプロセッサーを、MYスロット経由でQLコンソールに追加。ヤマハと Lab. gruppen社の技術提携によって生まれた「MY8-LAKE」は、Mesa EQ、Ideal Graphic EQ、Linear Phase Crossoverを中心としたプロセッシングにより、会場の規模や音響特性、スピーカーの種類に左右されることなく、最適なチューニングを実現しま す。左右非対称のカーブを持つイコライジングを行えるMesa EQを入力段にインサートして積極的な音作りを行うといった使い方もできるなど、その可能性は無限大。またPCアプリケーション「Lake Controller」により、他のLake機器も含めたシステムの一元管理が可能なほか、音響測定ソフトSmaartとも親和性が高く、快適なスピーカーチューニングができます。
iPadやコンピューターとの連携も万全
![](/files/8F8C0451200546A38F31E15A164B0F1B_12083_f36a3c75d0c0821b2f5f47f8de3e600f.jpg?impolicy=resize&imwid=240&imhei=160)
iPad用アプリケーション「QL StageMix」を使えば、客席、フロアモニター前などのリスニングポジションで音を聴きながらQLのミキシングパラメーターを操作できます。QL5にはパネル左側にiPadを設置できるステーが装備されており、本体の操作とスマートに連携させることも可能です。さらに、コンソールの各種セットアップをコンピューター上で行えるWin/Mac両対応のアプリケーション「QL Editor」も用意。各種ミックスパラメーターの編集だけでなく、シーンデータの管理やパッチリスト、キーボードによるチャンネルネーム入力などの機能を備え、時間や場所を問わずオフラインでの仕込みを効率良く行うことができます。「QL StageMix」と「QL Editor」は同時に使用することも可能です。
デザイン性と設計自由度が高いカスタムコントロールパネル
![デザイン性と設計自由度が高いカスタムコントロールパネル](/files/feature_peripherals_pvt_v2_01_a4da0c809bca04e517ce21e3e95198df.jpg?impolicy=resize&imwid=400&imhei=150)
操作画面のカスタマイズが可能なiPad用アプリケーション「ProVisionaire Touch」とWindows用ソフトウェア「ProVisionaire Control」を使用することで、使用環境やユーザーに応じた最適なコントロールパネルを用意することができます。
音量操作をするフェーダーやチャンネルのON/OFFスイッチ、写真などのウィジェットをデザイン画面上に配置するなど、操作画面のインターフェイスを直感的にデザインすることができ、デザインには特別なプログラミング技術は必要ありません。
また、デジタルミキシングコンソール「CLシリーズ」「QLシリーズ」「TFシリーズ」、マトリクスプロセッサー「MTX/MRXシリーズ」やパワーアンプ「XMVシリーズ」、そしてI/Oラック「Rシリーズ(ADDA)」、「Tio1608-D」、NEXO パワードTDコントローラー「NXAMPMK2」にも対応し、これらPA機器を同じスクリーン上からコントロールすることも可能です。
今日のミキシングデータを明日の現場でも
![](/files/C64FDBB74FFB43DBB37F97DDA41C7FB6_12083_2bc71468d2edf68ae0a4960c81e989c7.jpg?impolicy=resize&imwid=720&imhei=480)
QLシリーズとCLシリーズのミキシングデータは互換性があるため、どちらでも直接読み込むことが可能。じっくり作り込んだミキシングデータをさまざまな現場で活用できます。さらに 「Yamaha Console File Converter」を使用することで、PM5D/M7CL/LS9とのデータ互換も実現。これまで作ってきた貴重なデータを無駄にすることもありません。
より快適なライブサウンド環境を目指して
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オペレーターが10人いれば、ミキシングコンソールの使い方も10通り。あらゆるシチュエーションを想定し、幅広い現場からのフィードバックも踏まえてきめ細かく用意された機能の数々が、より快適なライブサウンド環境を約束します。
300パターンのシーンメモリー
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曲やイベントごとにストア可能なシーンメモリーを300パターン保存できます。Recall-SafeやFocus機能も装備しているほか、Previewにも対応。さらにシーンメモリーやライブラリーなどをUSBメモリーから個別にロード/セーブできます。
幅広く活用できるディレイ
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インプットチャンネルには最大1000msのインプットディレイを装備。マルチマイク時の位相補正にも対応します。また、アウトプットポートにも最大1000msのアウトプットディレイを装備しています。
充実のEQ/ダイナミクス
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すべてのチャンネルに4バンドパラメトリックEQと2系統のダイナミクスを装備(入力は1系統)。ディエッサーはバンドパスタイプも選択できます。
16系統のDCAグループ
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複数のインプットチャンネルを一括してコントロールできるDCAグループを豊富に16系統装備しました。
8系統のミュートグループ
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複数のインプットチャンネルを一括ミュート可能なミュートグループを8系統装備。Dimmer Levelも搭載しています。
12個のUser Defined Keys
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Sends on FaderやTap Tempo、Set by Selなど、任意の機能を割り当てられるUser Defined Keysを12個装備しています。
複数ユーザーのアクセス管理
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オペレーターのスキルに合わせてアクセスできる機能を制限するUser Keyに対応。User KeyはQL本体やメモリーに保存可能です。
5in/5outのGPI
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外部からのコントロールやQL本体からのメイク接点出力が行える5in/5outのGPIを装備しています。
ヘルプファイル
ディスプレイ上のHelpボタンをタップすると簡易マニュアルが起動。一度QL本体にロードしておけば、紙のマニュアルを持ち運ぶ必要はありません。