ジュニア部門 4つの特長

第8回 ヤマハ ジュニア ピアノコンクール

ジュニア部門 4つの特長

課題曲はクラシック音楽です。ピアノを学ぶ上で大切な過程にある今の時期に、ぜひ学び、興味を持ってもらいたい楽曲のスタイルとして、この3つの様式から選曲しています。メロディーやハーモニーの美しさに加え、楽曲の時代背景やその時代ならではの音楽の成り立ち、演奏表現などを経験してもらいたいという願いから選定しています。
この先、クラシック音楽の勉強をさらに深めたい、ポピュラー音楽の勉強をしたい、ピアノ以外の楽器を演奏したい…どんな道に進む方にもきっと大きな土台となっていくことでしょう。

ヤマハジュニアピアノコンクールでは、音楽のジャンルにかかわらず、「弾きたい!」と思う楽曲を演奏できるのが特長です。出場者本人が表現したい音楽や弾きたい曲、得意な曲を持つことを大切にしたいと考え、その願いを込めて「自選曲」と名付けています。
演奏する人の個性が存分に発揮できる楽曲を選曲してください。

ヤマハジュニアピアノコンクールのグランドファイナルでは、歌劇や管弦楽曲、ミュージカルの劇中曲、民謡など、幅広い音楽ジャンルの中から、原曲がピアノソロ曲ではない楽曲をピアノソロ用にして演奏する「編曲演奏」が課題となっているのが最も大きな特長です(A部門を除く)。コンクール事務局が提示する譜面を演奏していただきますが、個々の技量に合わせて創意を加えていただいても構いません。
ピアノ演奏は、一般的には既成曲を演奏することがほとんどですが、既成曲を正確に再現するだけではなく、こうした「編曲演奏」の経験をすることで、音楽の幅や演奏表現の幅を広げ、演奏者としての個性・スタイルを磨いていってほしいと願っております。

グランドファイナル第1位~第3位受賞者への特典の1つとして、特別レッスン受講の機会を設けております。これまでに、当コンクールのグランドファイナル審査員でもある世界的ピアニスト、パスカル・ドゥヴァイヨンさんや、デトモルト音楽大学にて教授を務められているヤコブ・ロイシュナーさんによる特別レッスンを実施しました。また、D部門上位受賞者にはヤマハグローバルマスタークラスプログラムへの参加の機会も設け、これまでに、パリ音楽院教授のミシェル・ベロフさんや、ブィドゴシュチュ音楽学校教授のエヴァ・ポブウォツカさんによる特別レッスンを実施しました。さらに、ヤマハグループが主催するコンサートへの出演など、演奏の機会を設けております。

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第7回ヤマハジュニアピアノコンクールの要項(PDF版)は、トップページよりダウンロードできます