演奏規定

第8回 ヤマハ ジュニア ピアノコンクール

ジュニア部門 演奏規定

下記の規定を満たさない場合は失格となります。

  • 課題曲および課題編曲は、二次選考(映像審査)、セミファイナル、グランドファイナルの各部門とも、指定された楽曲より1曲を出場者が選択し、演奏してください。
  • 自選曲は各部門とも、出場者が自主的に選んだ任意の1曲をソロ演奏してください。既成曲、編曲作品および音楽様式、音楽ジャンルは問いません。但し、自作曲を自選曲として演奏することはできません。自選曲は全大会を通じて、同じ楽曲を演奏することが可能です。
  • 出場する部門で指定されている全ての課題曲および課題編曲(作曲家自身によるピアノソロ編曲版および他編曲版を含む)は、二次選考(映像審査)・セミファイナル・グランドファイナルのいずれの大会においても自選曲として演奏することはできません。但し、出場部門以外の課題曲および課題編曲を自選曲として演奏することは可能です。
  • 自選曲におけるソナチネやソナタ等の楽章抜粋、組曲や変奏曲からの抜粋は可能です。また、同じ作品番号もしくは同一とみなされる楽曲からの複数選曲も可能です。その場合、演奏する楽章や曲名などを申請時に明記してください。抜粋しない場合は「全楽章」あるいは「全曲」と明記してください。
    例)
    ・J.S.バッハ / フランス組曲 第6番 ホ長調 BWV817より メヌエット
    ・M.クレメンティ / ソナチネ ト長調 Op.36-2 第1楽章
    ・E.グリーグ / 叙情小曲集より Op.65-6 「トロルドハウゲンの婚礼の日」
    ・湯山昭 / 音の星座より 「葡萄の花」
    ・D.カバレフスキー / やさしい変奏曲「トッカータ」 Op.40-1より Prelude、Theme、Var.Ⅰ・Ⅱ・Ⅶ~Ⅻ、Coda
    ・B.バルトーク / ルーマニア民俗舞曲 Sz.56(全曲)
  • 楽曲を一部省略して演奏する場合は、楽曲名のあとに「一部省略」と必ず明記してください。但し、楽曲の構成やイメージを崩してしまう省略と判断された場合は審査に影響することがあります。
    例)F.ショパン / スケルツォ 第2番 Op.31 変ロ短調(一部省略)
  • グランドファイナルの課題編曲は、コンクール事務局にて編曲された楽曲(ヤマハ「ぷりんと楽譜」サイトおよびMumaにて販売中)より1曲を出場者が選択し、演奏してください。その際、出場者自身のアイディアに基づき、更にアレンジを加えて演奏しても構いません。
  • 出場者が自選曲を編曲または一部省略する場合、ご自身で編曲許可申請手続きが必要です(但し著作権保護期間が終了した楽曲は不要)。詳しくは自選曲における編曲についてをご覧ください。尚、コンクール事務局は、楽曲の著作権に関する確認のお問い合わせには応じかねます。
  • 出場者は、事前に演奏曲目を申請してください。セミファイナルおよびグランドファイナルでの演奏曲目は、二次選考(映像審査)通過後、同時に申請してください。
  • いずれの大会においても、申請後の曲目変更、追加、削除はできません。
  • 演奏曲ページに記載されている出典楽譜・曲集名・出版社は参考例です。出典例の記載がない楽曲も含め、楽譜はどの出版社のもの(輸入版含む)を使用しても構いません。原典版・校訂版の指定もありません。但し個別に指定のある楽曲については、出版社・校訂者によって楽曲の長さを含め、指定された版と大きく異なる場合がありますので、指定された版と同じ楽譜か確認してください。
  • 演奏はすべて暗譜とします。
  • 課題曲、自選曲とも、リピート(繰り返し)は出場者の任意とします(リピート指定のある課題曲を除く)。1番括弧等がある場合も同様です。なお、課題曲において、ダ・カーポ等がある場合は、楽譜どおりに演奏してください。
  • セミファイナル、グランドファイナルとも、舞台でのリハーサルはいたしません。
  • 課題曲、自選曲、課題編曲を合わせ、制限時間内に収まるように選曲してください。
  • 制限時間は、最初の楽曲の弾き始めから、最後の楽曲の弾き終わりまでとします。
    • 曲間は含み、入退場時間および補助ペダルや足台等の設置・撤去の時間は含みません。
  • 補助ペダルや足台等の補助ツールは、出場者または付添者が持参し、取付け・取外しをしてください。セミファイナルおよびグランドファイナルでは、コンクール事務局は補助ペダル(品番HP-705)を1個用意しますが、取付け・取外しは出場者あるいは付添者が行ってください。
  • セミファイナルでの椅子は、背もたれ付きピアノ椅子です。
  • 椅子の位置や高さの調整は、出場者または付添者が行ってください。
  • 状況に応じてコンクール事務局にて椅子の脚に滑り止めキャップをつける対応を行いますので、椅子の滑り止めシート等の持ち込みはご遠慮ください。

下記の場合は減点となります。

  • 制限時間を超過した場合、原則として事務局や審査員が演奏を止めることはしませんが、減点の対象となります。但し、制限時間を著しく超過し、当日の進行に支障をきたす恐れがある場合は、演奏を中断していただくことがありますので、ご了承ください。
  • 曲目の演奏順は、二次選考(映像審査)およびセミファイナルでは「課題曲→自選曲」の順に演奏してください。グランドファイナルでは任意としますが、事前に申請した演奏順で演奏してください。異なる演奏順で演奏した場合は減点となります。

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第7回ヤマハジュニアピアノコンクールの要項(PDF版)は、トップページよりダウンロードできます