ソプラノ

バイオマス由来樹脂を世界で初めて楽器に使用*、環境に優しいリコーダー

東レ株式会社(以下東レ)が開発したポリ乳酸系樹脂「エコディア®」を採用、世界で初めてバイオマス由来樹脂を使用した楽器です。化石資源依存からの脱却や、地球温暖化防止につながる“環境に優しい”リコーダーです。

* 市販楽器として。2014年6月現在、当社調べ。

リコーダーとしての性能が向上

「エコディア®」を採用したことで、音の鳴りやすさ、木製リコーダーに近い芯のあるまろやかな音色を実現しました。また、比較的出しにくいとされる高音も出やすく、今まで以上に吹きやすさも向上しています。

植物をイメージした優しい色を採用

学校用リコーダーは黒色と白色のツートンもしくは白一色が一般的ですが、今回の製品については、子どもはもちろん大人も使いたくなるような色とし、学校用リコーダーのイメージを一新させました。本体はポリ乳酸の原料でもあるトウモロコシやサトウキビ等を、付属ケースは植物の葉をイメージした配色としています。なお、付属ケースは布製で、有害物質を出さない植物由来の素材を使用。楽器本体、ケースともに環境に配慮した製品となっています。

<「バイオマス由来樹脂」について>

バイオマス由来樹脂は、生物資源から作られた樹脂で、地上にある植物を原料とし、地上の二酸化炭素の増減に影響しないという性質を持っています。もともと大気中の二酸化炭素を吸って生成された物質(植物)を使ってできた樹脂素材であるため、仮にそれを燃焼廃棄したとしても、二酸化炭素の量は±0となるという考え方です。同じく燃焼した際にもダイオキシンなどが発生せず、環境汚染の原因にもなりません。

<東レのポリ乳酸系樹脂「エコディア®」>

ポリ乳酸とは、デンプンを発酵させ乳酸化し、これを重合して作った植物由来の樹脂で、バイオマス由来樹脂の一種です。東レのポリ乳酸系樹脂「エコディア」は、東レ独自のポリマーアロイ技術を駆使してポリ乳酸と他素材を組み合わせ、従来の石油系樹脂と同等の性能を発現させたものです。植物由来のポリ乳酸を活用することにより、地球温暖化防止や化石資源消費量削減に努め、より継続的な社会の発展に貢献します。ヤマハはリコーダーにポリ乳酸系樹脂「エコディア®」を採用することで、これまでの石油系樹脂と比較して、資源採取から廃棄に至る過程で発生するCO2を約20%削減できます。

ヤマハエコプロダクツ認定製品

バイオマス由来樹脂製リコーダーはヤマハエコプロダクツ認定製品です。

ヤマハエコプロダクツ制度は、環境へ配慮した製品をヤマハグループが独自に定めた基準により認定する取り組みです。 ヤマハエコラベルは、環境配慮の自社基準を満たし、ヤマハエコプロダクツと認定された製品に表示するものです。お客さまに分かりやすい環境配慮情報を提供し、製品選びの一助となることを目指しています。

アーティストメッセージ (栗コーダーカルテット)

ポップで楽しそうな色がいいですね!楽器らしい重みがあって本格的な響きがします。抵抗感があって息が入れやすく、吹き込んでも大丈夫。特に高音域の音がつくりやすいですね。音の切れがよくタンギングがしやすい、音にセンター(ツボ)がある、実に使い勝手の良いソプラノリコーダーです。個体差が少ないのでユニゾンパートのレコーディングにもよさそうです。素材を変えることでこんなに進化するなんて、リコーダーって奥深いですね。子どもたちがこの楽器からリコーダーを始められたら、その先の伸びが違ってくるんじゃないでしょうか。

<プロフィール>

それぞれに作編曲家、演奏家の顔を持つ4人がリコーダー+αの楽器を携え、今年で結成20年を迎える。『ピタゴラスイッチ』、『帝国のマーチ』のカバーなどヒット曲多数。

栗コーダーカルテット with バイオマス由来樹脂製リコーダー

ヤマハ豊岡工場で開催された、栗コーダーカルテットによるミニコンサートの模様です。バイオマス由来樹脂製リコーダーの音色をお楽しみください。

※工場内での撮影のため、音声にノイズが混じる箇所がございます。

音孔のタイプ

音孔の大きさが異なる2つのタイプ、バロック式とジャーマン式があり、F音(ハ長調のファ)の運指方法(押さえ方)が異なります。

ジャーマン式: YRS-401

バロック式: YRS-402B、YRA-48B/402B