PAお役立ち情報 其の20 デジタルミキシングコンソール「DM3」とI/Oラック「Tio1608-D2」のシステム構築について | メルマガアーカイブ | ヤマハプロオーディオ

PAお役立ち情報 其の20
デジタルミキシングコンソール「DM3」とI/Oラック「Tio1608-D2」のシステム構築について

デジタルミキシングコンソール「DM3」とI/Oラック「Tio1608-D2」のシステム構築についてご紹介します。

ヤマハのDante対応ミキサーの中で最もコンパクトな「DM3」は、アナログ16入力、8出力を搭載し96kHzプロセッシングを実現しています。また、I/Oラック「Tio1608-D2」と組み合わせることでシンプルかつ高音質なDanteネットワークシステムを構築できます。

* DM3シリーズには、Dante搭載の「DM3」とDante非搭載の「DM3 Standard」の2モデルがあります。

機器間の接続にはAudinate社が開発したオーディオネットワークプロトコル「Dante」を採用し、低ジッター、低レイテンシー、高サンプル精度の高音質を実現しました。

PA席に設置した「DM3」と、ステージに設置した「Tio1608-D2」との間をイーサネットケーブルで接続するだけで高音質/低レイテンシーの音声伝送が可能になるため、もう重くて接続が大変なマルチケーブルを持ち運ぶ必要はありません。

このシステムでは「DM3」からオーディオパッチやHAコントロールが可能です。さらにPCソフトウェア「Dante Controller」によるオーディオパッチや「R Remote」によるHAコントロールも行うことができます。

「DM3」本体との接続の際に「Tio1608-D2」の「QUICK CONFIG」機能を使えば、ネットワーク設定や音声パッチを含めた接続設定が自動で行われるため、セットアップが簡単です。

「DM3」の「AUTO CONFIG SETUP」機能を設定し、「Tio1608-D2」のUNIT IDを設定。「DM3」本体と「Tio1608-D2」をイーサネットケーブルでデイジーチェーン接続し、各「Tio1608-D2」の電源をONにするという簡単な手順で設定が完了します。

*「DM3」で「AUTO SETUP」を使用する場合は「Tio1608-D2」の「QUICK CONFIG」をOFFに設定してください。

DM3との組合せシステム例

デジタルミキシングコンソール「DM3」とI/Oラック「Tio1608-D2」のシステム例です。

イーサネットケーブルを接続し、デバイス IDを選択するだけで、システムの準備は完了です。イーサネット経由でHAリモートコントロールが可能で、StageMixを使えば、アリーナ、ステージ、客席などからコンソールをワイヤレスでリモートコントロールすることができます。

詳細は、以下のリンク先をご覧ください。

「PAお役立ち情報」など、メールマガジン「ヤマハミュージックジャパンPAニュース」はヤマハプロオーディオ機器(グループ関連製品も含む)に関する新製品やイベント・キャンペーン、ファームウェア更新情報などをタイムリーにお届けします。配信をご希望のユーザー様は以下のお申し込みページよりお申込みください。

お申し込みページへ
0