PAお役立ち情報 其の5 SWP1&SWP2の「VLAN」の設定方法

今回は、ネットワークスイッチ『SWP1/SWP2』(以下SWPシリーズ)の「VLAN」の設定方法をご紹介いたします。

【SWPシリーズユーザー様】

Danteとコントロールのネットワークを分けたいけど
ネットワークスイッチが一台しかない…

安定したDanteネットワークの運用を行うには、Danteとほかの通信(EditorやStageMixなどのコントロール用通信)を同一のネットワーク内に混在させず、それぞれ別のネットワークに分けることが必要です。別のネットワークに分けることができない場合は、ネットワークスイッチのVLAN機能を利用することで一台のネットワークスイッチの中で仮想的にネットワークを分割することができます。
ネットワークスイッチ『SWPシリーズ』では、本体のディップスイッチで設定可能な3タイプのVLANプリセットをご用意しています。

*Trunk: トランクポートとは複数のVLANを割り当てられるポートです。主にスイッチ間を接続する際に使用します。

例)FOH/STAGEそれぞれにVLAN設定を施したネットワークスイッチを配置し、お互いのネットワークスイッチ間を接続する必要がある場合、Trunkポートを使用して接続することで複数VLANの通信をケーブル一本で行えます。
VLAN設定を施したネットワークスイッチをFOH/STAGEそれぞれに配置し、FOH⇔STAGE間を接続する際にトランクポートを使用することで、複数のVLAN通信を1本のトランク回線にまとめることができます

設定例: SWP1-16MMFにVLAN PRESET“A”を適用した場合

ディップスイッチの操作は電源オフの状態で行ってください。
電源オンの状態で変更しても設定が反映されません。ディップスイッチで設定後、電源を投入すると任意のVLANプリセットが反映した状態で起動します。
VLANの割り当て状況はフロントパネルの“LED MODE”ボタンをVLANにすることで確認できます。

VLAN1: 上下のLEDとも消灯
VLAN2: 上側のLEDのみ緑色に点灯
Trunk: 上下のLEDが橙色に点灯(*光モジュール部分のLEDは点灯しません。)

使用例: VLANを使用したDanteネットワークとコントロールネットワークの両立

VLAN1にはDanteネットワーク機器を、VLAN2にEditorやStageMixなどのコントロールネットワークをそれぞれ接続することで、安定したネットワーク環境を構築できます。
また、VLANプリセットの呼び出しではなく、自由にVLANを設定したい場合は、本体をUSERモードに切り替え、WebGUI等を使用します。WebGUIへはPC用アプリケーションの『Yamaha LAN Monitor』を経由することで簡単にアクセスすることができます。

VLAN設定の他、SWPシリーズの詳細は以下リンク先をご確認ください。

SWP1シリーズ

SWP2シリーズ

なお、VLANを設定して同一のネットワークスイッチにDanteのPrimaryとSecondaryを接続することは推奨しません。ハードウェアのトラブルが発生した場合に対応できないためです。

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