商業空間

BGMは、商業空間におけるブランドイメージを作り出す重要な要素のひとつです。BGMは、お客様の印象や記憶に残る空間にする手助けをするだけでなく、周りの騒音や会話が気にならなくなり、お客様にとって居心地のいい空間を演出します。ヤマハは、コンサートからHiFiオーディオ、楽器に至るまで、上質な音質を追求してきました。ヤマハのスピーカーは、控えめでありながらもさりげなくその存在を主張し、音空間を魅力的に演出します。

お客様に快適な時間を提供する、空間になじむコンパクトかつ高音質なスピーカー

お客様の旅行や外食などのアクティビティを支える音響機器は、空間の雰囲気やお客様の体験を妨げるものであってはいけません。ヤマハのスピーカーは、音質のために求められる音響構造を生かしながら美しい外観を引き出すために、独自のデザインアプローチを採用しています。曲線や角のひとつひとつがその目的を果たし意匠に溶け込みながら、永きにわたる楽器づくりの経験によって培われた感性に基づく音と共に、上質な空間を演出します。

スタッフでも簡単操作、BGMに必要な機能を全て備えるコンパクトなパワーアンプ

システムの使いやすさは、従業員の負担を減らすことに繋がります。ヤマハのオールインワンパワーアンプは、キャッシャー台で邪魔にならないコンパクトなサイズ、音量のコントロールに必要なノブは触りやすい大きさでデザインしています。マイクやBGM再生のための入力を備えているほか、レベラーやダッカーなど店内放送に便利な機能も搭載。ヤマハスピーカー用に最適化されたEQ設定のプリセットを使用すれば、心地よいサウンドを簡単にセットアップすることができます。

優れた施工性と設置性

ヤマハの音響機器は、安全かつ容易に設置ができるようデザインされています。取付時に必要な作業負荷を軽減することを目標に設計されており、幅広いラインナップのブラケットとアダプターを活用して天井や壁への取付も可能です。耐水性にも優れた製品もあり、屋外含めた幅広い場所に設置することが可能できます。

単一エリアのBGM

2つのゾーニングでのBGM

3つのゾーニングでのBGM+アナウンス

BGM+スピーチプライバシー

単一エリアのBGM

単一エリアのBGM

ヤマハのパワーアンプ「MA2030a」は、BGM機器や店内放送用のマイクを接続できる小型のパワーアンプです。

部屋の面積に応じてより広いエリアに音を届ける必要がある場合には、同シリーズのパワーアンプ「PA2030a」を追加することで、より多くのスピーカーを接続することができます。2つのアンプのボリュームコントロールは連動できるため、1台の操作で全体のボリュームを制御することが可能です。

また「DCP1V4S」などの壁掛け式のリモートコントローラーを使うことで、パワーアンプから離れた場所でも操作を行うことができます。

2つのゾーニングでのBGM

2つのゾーニングでのBGM

BGMを提供するエリアを2つのゾーニングで分割した場合、パワーアンプ「MA2030a」と「PA2030a」のボリューム連携機能をOFFにすることで、ゾーニングごとに個別の音量設定を行うことができます。厳かな店内空間や騒がしい屋外のテラスなど、さまざまなシチュエーションに応じて最適な音量設定を行い、居心地のよいBGMを届けることができます。

3つのゾーニングでのBGM+アナウンス

3つのゾーニングでのBGM+アナウンス

より多くのゾーニングを行ったうえで個別に音を届けなければいけない場合は、高出力のマルチチャンネルパワーアンプ「XMVシリーズ」を活用できます。「XMVシリーズ」をつかうことで、大規模な店舗やショッピングモールでのBGM提供をシンプルなシステムで実現することができます。

またデジタルシグナルプロセッサー「MTX/MRXシリーズ」とページングマイクロホン「PGM1」も併用することで、さまざまなゾーニングごとの店内放送やアナウンスを快適に行うことができます。

BGM+スピーチプライバシー

BGM+スピーチプライバシー

シグナルプロセッサー「MRX7-D」を使用することで、ヤマハのスピーチプライバシーシステム由来のマスキング音を再生することができます。コンパクトかつ薄型のシーリングスピーカー「VC4N」は音楽再生に適したナチュラルサウンドを鳴らすのに適しており、BGMとマスキング音の両方を再生します。

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