1992年 AVX-2200DSP
※スマートフォンで閲覧の場合は、横向き推奨
DSPセパレートアンプ3000シリーズの圧倒的な高機能と高価格を前に、溜息をついていた当時のシアターファイルに拍手をもって迎えられたのが、1992年に登場したAVX-2000DSPの後継モデル=AVX-2200DSPです。位置付けとしては2000のマイナーチェンジ版であった2200ですが、その心臓部には最新鋭の DSP LSI“YSS-213”を据え、3000シリーズに肉薄する高密 度で高精度な音場再現を一挙に獲得。音場プログラムはシアター用、HiFi用それぞれ12種類とCINE-DSP系の比重をさらに高め、そのすべてを高精度な新バージョンとすることで、音の品位と臨場感の両面において劇的な進化を遂げます。アナログソース全盛期のモデルでありながら、オリジナル開発の最新デバイス群によって内部音場処理のフルデジタル化を一足先に完了した AVX-2200DSP は、アナログサラウンド世代の最後を飾るAVセンターとして、ドルビープロロジック再生における鮮度とリアリティを極めたのでした。
発売時の主な規格 ●定格出力:フロント100W+100W、セン ター100W、サラウンド30W+30W、プレゼンス 30W+30W●外形寸法/重量: 473×170.5×468.5mm/22.5kg●消費電力:320W●発売時価格220,000円(税別)
発売当時のパンフレット