1997年 DSP-A1

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DSP-A1は、AVアンプとして世界で初めてDTSサラウンドデコーダーを搭載したモデルでした。当時、民生機への採用例がなかったばかりか、一般に普及するかどうかさえ未知数の状態だったDTSですが、「ヤマハのフラッグシップである以上、考え得るすべてのフォーマットに完全対応しなければならない」という基本理念に基づき、他社に先駆けて導入を決定。36bit DSI LSI“YSS-214”をはじめとする自社開発デバイスの強みを存分に活かし、DTSとドルビーデジタルを7.1chシネマDSPの臨場感とともに満喫できる、AVセンターの新たな頂点が完成したのです。CINEMADSPプログラムには新たに“Sci-Fi(サイファイ)”が加わり、まるで映画の中に入っていくような新感覚の臨場感を披露。ヤマハらしい高純度な音質と美しいデザイン、“A1”という印象的なモデルネームとも相まって、シアターファンの羨望を集めました。

発表時の主な規格 ●定格出力:フロント110W+110W、センター110W、サラウンド110W+110W、プレゼンス35W+35W●外形寸法/重量:473×190.5×473mm/25.0kg●消費電力:370W●発売時価格280,000円(税別)

発売当時のパンフレット

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