1999年 DSP-AX1

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大ヒットとなったDSP-A1の後を継いで1999年に登場したDSP-AX1は、同年5月公開の映画「スターウォーズ・エピソード1」で初めて採用された6.1chフォーマット=ドルビーデジタルサラウンドEXをいち早く搭載するとともに、複雑化するAVアンプの信号伝送をシンプルかつストレートに再構築する新たな設計思想=デジタルマキシマムコンセプトによって、トータルでのサウンドクォリティも徹底追求したモデルでした。音場処理系に新開発の44bit DSP LSI"YSS-910"(2基)を投入し、6.1ch対応の4音場CINEMA DSP再生やバーチャルシネマDSP、サイレントシアター(現サイレントシネマ)など、シネマDSPの世界に欠かせないおなじみの機能もこのモデルから採用。分厚いアルミプレートの質感を活かした精度感あふれるスタイリングでも人気を博したDSP-AX1は、現在に続くヤマハAVアンプの基礎技術を確立した1台と言えるでしょう。

発表時の主な規格 ●定格出力:フロント110W+110W、センター110W、サラウンド110W+110W、プレゼンス35W+35W●外形寸法/重量:471×211×473mm/28.0kg●消費電力:420W●発売時価格350,000円(税別)

発売当時のパンフレット

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