イベント・スポーツカラオケ大会編
場所:公民館や宴会場などの屋内
一般的なカラオケボックスやカラオケスナックには、音響機器が設置されていますが、公民館やホールなどを貸し切ってのカラオケ大会ともなれば、PAシステムが必要になります。歌声をきれいに響かせるために、カラオケではエコー(エフェクト)も重要です。エコーを内蔵しているミキサーなら接続や設置が簡単です。
システム例
PAシステムでは、音をまとめる「ミキサー」、音を増幅する「パワーアンプ」と「スピーカー」の3つの機器を組み合わせるのが基本です。近年では運搬のしやすさや接続の簡略化を考えて、パワーアンプを内蔵する「パワードミキサー」や「パワードスピーカー」も多く使われるようになりました。
ここでは「パワードスピーカー」の例をご紹介します。他の組み合わせでもマイクや音楽プレーヤーとの接続に違いはありません。
入力
マイク:デュエット用として2本用意します。また自由に動けるようにワイヤレスマイクがオススメです。ワイヤレスマイクのレシーバー(受信機)とミキサーをバランス(XLR)ケーブルで接続します。
カラオケ用:プレーヤーとミキサーをオーディオ(RCA)ケーブルで接続します。スマートフォンやポータブルプレーヤーなどに多いステレオミニジャック出力の場合には、ステレオミニジャックからRCAピンジャックの変換ケーブルを用意しましょう。
出力
ミキサーとパワードスピーカーをバランス(XLR)ケーブルで接続します。
エフェクトの種類
ここで紹介しているMG12XUには、24種類のエフェクトが内蔵されています。
カラオケにはずばり「KARAOKE(カラオケ)」がおすすめですが、その他にもボーカルに最適な「VOCAL ECHO」やホールで歌っているようなリッチな響きの「REV HALL」などが用意されています。お好みに合わせて選んでみましょう。