ホスピタリティ施設
楽器からオーディオまで音を知りつくしたヤマハが提案する上質なサウンド体験
ホスピタリティ産業は、お客様に宿泊、飲食サービスを提供する幅広いサービス産業です。最近、消費者のニーズは従来のモノ消費からコト消費に変わり、ホスピタリティの世界でも体験の質が重視されるようになりました。友人や家族との特別な時間である旅行、食事といったアクティビティは、サービスの品質だけでなくサービスが提供される空間と相まって、より一層お客様の記憶に残ります。また多くのホテルやレストランは、ブランドの世界観を表現するために様々な手法を取り入れています。照明や香りと同様に、音も空間演出において重要な役割を果たします。上質な音環境は空間を居心地よくし、お客様の体験を華やかで贅沢なものにします。
ヤマハは長い歴史の中でピアノからオーケストラ楽器、楽器が演奏されるコンサートホールのプロオーディオ機器とホール自体の音響設計コンサルティング、家庭におけるHiFiオーディオから場所を問わず気軽に楽しめるBluetoothオーディオまで、様々な分野で理想の音を追求し、お客様の音楽体験を豊かにしてきました。音響から楽器まで、幅広い音・音楽のソリューションをもって上質なサウンド体験を実現し、空間演出をサポートします。
空間になじむコンパクトかつ高音質なスピーカー
お客様の旅行や食事などのアクティビティを支える音響機器は、空間の雰囲気やそこにいるお客様の体験を邪魔する物であってはいけません。ヤマハのスピーカーは構造上あるべき姿からその外観美を引き出すという実用的なアプローチを採用。曲線や角の一つひとつがその目的を果たし、意匠に溶け込みながら上質な空間を演出します。その美しい外観から再生される、永きにわたる楽器づくりの経験によって培われた音楽的感性に基づく音は空間を魅力的に演出します。
音響から楽器まで。空間を演出する幅広いサウンドソリューション
ホームオーディオ、BGM、カンファレンシング、イベントPA。ヤマハは長い歴史の中で培い拡げてきた幅広い音・音楽のソリューションをもって空間演出をサポートします。例えばホテルロビーのBGMにグランドピアノによる自動演奏を加えると、空間演出の表現が拡がります。また会議室やバンケット、イベントホール等ホテル内にある空間それぞれの目的に合ったサウンドソリューションを提供します。
洗練されたホテルやエンターテイメント性溢れる施設での採用
ヤマハの導入事例はただのBGM案件に留まりません。ヤマハのプロオーディオ機器はコンサートPAや立体音響といったエンターテイメント用途で幅広く採用されており、これらのノウハウをホスピタリティ施設に融合することでお客様の体験をより特別な、愉しく感動的なものにすることができます。
是非豊富な事例をご覧頂き、その可能性を見つけ出してみてください。
優れた施工性と設置性
ヤマハのプロオーディオ機器は安全かつ容易に設置ができるようデザインされており、取り付け時の作業の負荷を軽減します。また柔軟な機構や幅広いブラケット・アダプターにより天井や壁への取り付け、埋め込み等インテリアに合わせた様々な設置が可能です。一部のラインアップは高い防水性能を持っているため、屋外を含めた幅広い場所に設置することができます。
導入をサポートするツール、各種データ
ヤマハは施設に最適なスピーカーシステムを構築する幅広いシミュレーションツール、データを用意。幅広いラインナップから最適なスピーカーの選択、そして必要な台数計算と配置までを素早くシミュレートする「CISSCA」、直感的な操作で大型設備を含むあらゆる会場で均一な音圧分布の実現に貢献する「NS-1」等のツールに加え、EASE、EASE Focus、EASE Addressデータも幅広く取り揃え、導入をサポートします。
アプリケーション例
1. ロビー/カフェ/ガーデン
2. レストラン/バー
3. ポータブルライブサウンド
4. フィットネス
5. 会議室(小)
6. 会議室(中)
7. 会議室(大)
8. 宴会場
この例の各部屋には、2つのワイヤレスマイク信号とPCオーディオを再生するためのスリムラインアレイスピーカー「VXL1-24」を設置しており、天井に設置された「VXS8」が音量と明瞭さを補完します。サブウーファー「VXS10S」も天井に取り付けられており、オーディオソースから理想的な低音域を出力します。ユーザーは、「ProVisionaire Touch」アプリを使うことで、このシステムをタブレットから簡単に制御できます。
システムを統合する場合、連結された2台の「VXL1-24」がメインスピーカーとして、天井に設置した「VXS8」が補助のスピーカーとしてシステムが構成され、デジタルミキシングコンソール「DM7 Compact」から制御されます。システムの変更(シーンチェンジ)はデジタルシグナルプロセッサー「MRX7-D」によって処理され、「ProVisionaire Touch」からリモートで制御できます。