音響設備

多様化する用途・要求への対応

ライブSRや音響設備などさまざまな用途に適した豊富な機能を持つヤマハのプロオーディオ機器は、長年にわたり劇場をはじめとした施設で利用され、施設ごとの要求や要件に対して柔軟に対応することができます。さらに、デジタルミキサーをはじめとした豊富なヤマハデジタル機器ラインナップは、統合プラットフォーム「ProVisionaireシリーズ」を組み合わせることで、システムデザイン、カスタマイズ可能なコントロールパネル、機器監視といった施設運用に適した機能を提供し、快適で効率的な運用環境を実現します。

音空間を思いのままに創り出すイマーシブオーディオソリューション

ヤマハイマーシブオーディオソリューションは、音響設備において新たな価値と可能性を提供します。その中心的役割を担うAFC（アクティブフィールドコントロール）は、あらゆる空間において、音を自在にコントロールし最適な音環境を創り出すことができるヤマハ独自の立体音響技術です。AFCは空間の響きを最適化する音場支援システム「AFC Enhance」、音の定位を自在にコントロールする音像制御システム「AFC Image」の2モデルから成り、コンサートホールや劇場といった音響設備における複雑な音響演出や施設運用の要求に応えます。

音場支援システム「AFC Enhance」は施設固有の建築音響特性を元に響きを付加・コントロールし、用途に適した残響を創り出すことで、ひとつの空間を多様な演目で活用して、施設の利用率を高めることが可能になります。

音像制御システム「AFC Image」はオブジェクトベース方式の音像制御ツールと先進の音響空間演出の手段を提供し、コンサート、オペラ、演劇などの高度な音響演出が必要とされる演目において、より多くの観客にイマーシブな感動体験を届けることが可能になります。