「ブラス・ジャンボリー2018」レポート

トランペット奏者、山崎千裕さんを迎えて550名で大合奏を楽しんだ一日 2018年 3月10日(土) 横浜・大さん橋ホール


ブラス・ジャンボリーは「みんなで楽しむ大合奏」をテーマに管楽器ファンが集う、超大型吹奏楽イベントです。「ブラス・ジャンボリー2018」には小学校低学年から70歳代の方々まで550名が参加。会場は、いまやブラス・ジャンボリーの聖地とも言うべき横浜大さん橋ホール。そして指揮はもちろん「Mr.ブラス・ジャンボリー」こと、曽我大介さん。今回はスペシャルゲストとしてトランペット奏者の山崎千裕さんが参加。女性ゲストの華やかなトランペットとともに、550名もの大人数の合奏をめいっぱい満喫した、吹きまくりの楽しい一日となりました。

曽我大介さんによる「指揮法講座」

リハーサルが始まる前に、指揮者、曽我大介さんによる特別講座が開催されました。今年のテーマは「指揮法講座」第2弾。まず演奏予定曲である『バンドのための民話』の指揮をしたい方を募り、参加者とともにクイズ形式で候補者を絞っていくという形で始まりました。クイズの問題は『指揮者とは英語で「コンダクター」だが鉄道でコンダクターと言えば誰か?』(答:車掌)『現代にもつながる指揮法の本を著した有名な作曲家は?』(答:ベルリオーズ)などといった楽しく勉強になるもの。そしてクイズが終わったところで、選ばれた指揮志願者が『バンドのための民話』を順番に指揮していきました。「指揮棒は軽く持ちましょう」「指揮は180度のどこからみても伝わるように振ります」「指揮者もしっかりと息を吸いましょう、音楽と共に呼吸することがとても大切です」など曽我先生からのアドバイス。この指揮法講座は吹奏楽で指揮をする人はもちろん、参加者のみなさんのご参考になったのではないでしょうか。

リハーサル!

コンサート!

リハーサルが終わり、いよいよ本番。いつのまにか観客席はごらんのように満席となりました。恒例の『ブラス・ジャンボリーのためのファンファーレⅡ』でコンサートの本番が華やかに始まりました。

その他の写真

ブラス・ジャンボリー2018 出演者インタビュー

トランペット奏者
山崎 千裕さんCHIHIRO YAMAZAKI

人と音を合わせる楽しさこそが、管楽器の楽しさ。
私も吹奏楽部だったので、血が騒ぎました。

今日はメチャクチャ楽しかったです。みんなで1つの音楽を作る楽しさは、ブラスバンドならでは。みなさんが吹いている楽器の風がこっちに吹いてくるんじゃないかと思うぐらい、音に包まれて楽しめました。私もスタッフの方にジャンパーを借りてちゃっかり『バンドのための民話』の演奏に参加してしまいました。私も吹奏楽部をやっていたので、やっぱり血が騒ぎました。世の中に部員数が多い吹奏楽部はあるでしょうけど、550人の吹奏楽団は、他にはないでしょうね。音のエネルギーが凄かったです。それにしても曽我先生は魔法使いです。指揮棒一本でこんなに大人数の演奏をまとめられて、本当に凄かったです。

管楽器の楽しさはやっぱり合奏だと思います。管楽器は一人だけでは単音しか出せません。ほかの人とアンサンブルして初めて和音が出せる。人と音を合わせる楽しさこそが、管楽器の楽しさではないでしょうか。ブラス・ジャンボリーはそんなアンサンブルの醍醐味が存分に味わえるイベントです。今も現役で管楽器を演奏している方はもちろん、しばらく演奏していなかった方も、ぜひ来年のブラス・ジャンボリーにご参加ください。

指揮者
曽我 大介さんDAISUKE SOGA

一期一会のメンバーでうまく演奏できたときの達成感、満足感をぜひ味わってほしいと思います。

ブラス・ジャンボリーの素晴らしさは、一期一会の楽しさです。今回も初めて会ったメンバーで演奏しましたが、今年は最初から暖かい感じで、よくまとまっていたと思います。山崎千裕さんは、実は私が参加したブラス・ジャンボリーでは初の女性ゲストでした。こんなに素敵な女性が指揮台の隣で吹いてくれるので少し緊張しましたが、横顔を見ながら素晴らしい音が出ていくのを見ることができて、とても楽しかったです。

今回のブラス・ジャンボリーでは新しい試みとしてブラスバンドの方にはお馴染みの「ニューサウンズ・イン・ブラス」の復刻版の楽譜で『オブ・ラ・ディ、オブ・ラ・ダ』を採り上げてみました。復刻版ということで46年も前のアレンジでしたが、なかなか素晴らしいアレンジで、我々も良い演奏ができたと思います。『アフリカン・シンフォニー』も甲子園の応援で使われていて有名な曲ですが、吹奏楽では古くから演奏されている曲で、今回やってみたら、やっぱり大変な盛り上がりになりましたね。ほかにも今年は力がある名曲が揃いましたので、参加された方、みなさん演奏しがいがあったと思います。

ブラス・ジャンボリーは常に一期一会なので、毎回はじめてみないとどうなるかわからないのですが、うまく演奏できたときの達成感、満足感はハンパじゃないので、ぜひみなさんにも味わってもらいたいと思います。「来年も」の方、そして「来年こそ」の方も、ぜひお待ちしています。

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