カルロヴィドゥッソ国際ピアノコンクール第2位、第3回高松国際ピアノコンクール第5位など様々なコンクールでの活躍で注目を集めるリード希亜奈が、単身イタリア留学を決意!
何もかもが初めての、刺激的なイタリアでの留学生活の様子をお届けします。
- No.29 2020.12.25更新 「リサイタル、ありがとうございました。」
- No.28 2020.11.10更新 「リサイタルのお知らせなど」
- No.27 2020.10.31更新 「ご無沙汰しております」
- No.26 2020.04.21更新 「自分の行動を振り返る」
- No.25 2019.10.29更新 「イタリアの(マイナーな)講習会事情」
- No.24 2019.09.03更新 「留学していて大変なこと」
- No.23 2019.07.12更新 「テストの話」
- No.22 2019.04.17更新 「初春令月気淑風和」
- No.21 2019.01.29更新 「2019年明けました!」
- No.20 2018.12.25更新 「コンサートたち」
- No.19 2018.11.28更新 「お受験と学校とモスクワの話」
- No.18 2018.10.02更新 「ナポリの話」
- No.17 2018.09.24更新 「秋の訪れ」
- No.16 2018.08.21更新 「香港3日間の旅」
- No.15 2018.08.08更新 「Genovaと兵庫と香港」
- No.14 2018.06.28更新 「一時帰国とペスカーラ」
- No.13 2018.05.21更新 「シチリア」
- No.12 2018.04.22更新 「天気が良い日は外に出よう」
- No.11 2018.04.03更新 「Buon Pasqua!」
- No.10 2018.03.27更新 「卒業スィーズン」
- No.9 2018.03.01更新 「オリンピックと南イタリアの冬」
- No.8 2018.02.05更新 「イタリアにはス◯バが無い!」
- No.7 2018.01.10更新 「謹賀新年!」
- No.6 2017.12.19更新 「Christmas is coming!!」
- No.5 2017.12.04更新 「大幅な遅延とともにお届け致します、、」
- No.4 2017.10.16更新 「ボンジョールノ!」
- No.3 2017.09.08更新 「無い物ねだり」
- No.2 2017.08.21更新 「レッツキャッチ!」
- No.1 2017.08.01更新 「わからんもんです!」
- pianist リード希亜奈
- 1995年滋賀県生まれ。
東京藝術大学音楽学部附属音楽高等学校を経て、東京藝術大学音楽学部ピアノ科を首席で卒業。在学中にアリアドネ・ムジカ賞受賞。卒業時に大賀典雄賞、三菱地所賞、アカンサス音楽賞、安宅賞、同声会賞を受賞。皇居東御苑・桃華楽堂にて行われた御前演奏会に出演。
第46回パルマ・ドーロ国際ピアノコンクール、第2回アミグダラ国際ピアノコンクール、第30回アルベンガ国際ピアノコンクールにて第1位。第15回アントニオ・ナポリターノ国際ピアノコンクール第3位。第14回カルロ・ヴィドゥッソ国際ピアノコンクール第2位。第3回高松国際ピアノコンクール第5位。
2012年にはザルツブルク音楽祭にて演奏するなど、日本国内はもとよりオーストリア、ロシア、香港、イタリア、ドイツ、韓国、台湾等でコンサートに出演、リサイタルを行うほか、山下一史、藤岡幸夫、梅田俊明、高関健、田中一嘉、大浦智弘、ジョヴァンニ・ポンペーオの各氏指揮のもと、瀬戸フィルハーモニー交響楽団、関西フィルハーモニー管弦楽団、藝大フィルハーモニア管弦楽団、高松交響楽団、栃木フィルハーモニー交響楽団、バーリメトロポリタン交響楽団と共演。
Sir Andràs Schiffプロデュースの “Building Bridges for the Next Generation of Pianists” 2021年アーティストに選抜される。
伴奏や室内楽にも積極的に取り組んでおり、NHK-FM「リサイタル・ノヴァ」や東京オペラシティリサイタルシリーズ「B→C」、CHANEL Pygmalion Days等に共演者として出演。
2015年度ヤマハ音楽奨学生。 宗次德ニ奨学基金奨学生。2020年度ロームミュージックファンデーション奨学生。平成29年度滋賀県次世代文化賞、平成31年度平和堂財団芸術奨励賞受賞。
これまでに、ピアノを故汐巻公子、甲斐環、野山真希、 岡原慎也、黒田亜樹、有森博、パスクァーレ・イアンノーネの各氏に、ソルフェージュを故藤花優子氏に、室内楽を江口玲、河野文昭、伊藤恵、川本嘉子の各氏に師事。
ペスカーラ音楽院を経て現在、バーリ “ニッコロ・ピッチンニ” 国立音楽院修士課程2年に在籍中。
※上記は2020年10月20日に掲載した情報です。
No.17秋の訪れ
2018.09.24更新
はまだ感じられない南イタリアです( ˊ̱˂˃ˋ̱ )
皆様こんにちは!
9月はリサイタルやコンチェルト等いろいろあったのですが、今日は先月下旬にバルレッタを訪れてくれた友人との弾丸ヴァカンツァ旅の写真を載せていきたいと思います。
2泊3日の間にバーリ、カプリ島、ナポリ、ローマを訪れました。
本当は初日にアルベロベッロというプーリア州にある街に行こうとしていました。アルベロベッロは世界遺産に登録されており、とがった屋根に白い壁のトゥルッリと呼ばれる伝統的な家屋がとても有名なんです。私が住んでいるバルレッタもプーリア州なので、もっとプーリア州を知るためにも行ってみたかったのですが、アルベロベッロ近くまでたどり着いた地点で電車が完全停車。今日はこの先にはもう行かないからBariに戻るしか無いと言われてしまい、ずーっと電車に乗っていただけの旅となってしまいました。友達はかなり嘆いていましたが、まぁこんなことも頻繁に起こるのがイタリアです...悲しかった...笑
というわけでBariに戻った後はお散歩しながら買い物しながら最後に美味しいご飯を食べて、結局そこそこの充実度で終了しました。笑
2日目は早朝のバスでナポリへ。バルレッタはアドリア海沿い、ナポリはティレニア海側なので、イタリアのブーツで表すと足首をアキレス腱の方から真っ直ぐ横切るようなイメージです。北の方は分からないのですが、南に関してはこの横切りが電車だと大変に難しくなります。時間も倍ほどかかる故本数も少なく、また乗り換え時間にも余裕が無く...定刻で着く=運が良い南イタリアでは地雷を踏みにかかると言っても過言ではありません。そこで便利なのがバスなのです。バルレッタからナポリ行きのバスは1日に4,5本でていて大体2時間半程。バルレッタに住むほとんどの人が、ナポリに行く際は車かバスを使うので、そこそこ需要もあるわけです(*・ω・)q
さて、ナポリに着いたらまずはタクシーで港へ!カプリ島にある青の洞窟に行くことが目的でした。青の洞窟は、午前中早めの時間についていないと夏場は待ち時間が長くなってしまうためそれを計算して行ったものの、港には既に予想を遥かに超える人の数... あぁ、1番混んでるシーズンに来てしまった...笑 結局狙っていた船には乗れず、一本遅い船でカプリ島に向かいました。
港の雰囲気。
着いて青の洞窟行きの船のチケットも購入し、いざ出発!
覚悟はしてました。覚悟はしてたけど、揺れがすーーーーごい。。もともと酔いやすいため友人に酔い止めももらって飲んでいたのですが、到着までのものの10分でなかなかのダメージをくらい、、やはり海上も物凄い船の数で、青の洞窟に入るまではここで2時間待たなければならない、との宣告。
"え、死んじゃう(・∀・)"
ということで操縦士さんからの選択は、別の船に乗り換えて2時間待つか、この船でカプリ島一周のツアーを決行するか、港に帰るか。
"カ、カプリ島一周しよ( T_T)\(^-^ )"
ということで青の洞窟は諦め、クルーズへ!
いつかきっとこの先へ...泣
壮大です
ファラリオーニ。岩礁群のうちの一つで、この写真のボートのようにアーチをくぐる時、カップルはキスをすると永遠に結ばれるという言い伝えがあるそう。私たちのボートもくぐり抜けました!予想以上にスリルと迫力があって楽しかった!
ムンクの叫び感?
こちら操縦士さんは第2の青の洞窟だよ〜と言っていましたが、ネットで調べてみると緑の洞窟と呼ばれているみたいです。笑 もう海が、水が、本当に息を呑むような美しさ...
エメラルドのよう...
こんな秘島みたいなところもあるんだ...
こちらは白の洞窟というらしい。
青の洞窟とは違って開口部が大きいので、満潮でも中に進むことが出来るんだとか。
緑の洞窟とはまた違うエメラルドグリーンで。stunningでした...
髪もバサバサで、船酔いMAXの顔です
少し移動すると海の青はまた深くなり。風を感じながらドビュッシーをふと思い出す。笑
船酔いと闘いながらも美しい景色に心奪われたクルーズとなりました。とにかく暑くて日差しが強かったこの日。がっつりビーサン焼けしてしまったけれど、天気は良かったし、青の洞窟往復料金でカプリ島一周出来たし?叶わないこともあれば良いこともあったな、と(´`)
結果的には素晴らしい思い出となりました。
わずか5時間程のバタバタ滞在。
カプリ島、次回は必ずゆっくり訪れなければ!
次回に続きます。チャオチャオ!
コラムIndex
- No.29 2020.12.25更新 「リサイタル、ありがとうございました。」
- No.28 2020.11.10更新 「リサイタルのお知らせなど」
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- No.26 2020.04.21更新 「自分の行動を振り返る」
- No.25 2019.10.29更新 「イタリアの(マイナーな)講習会事情」
- No.24 2019.09.03更新 「留学していて大変なこと」
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- No.12 2018.04.22更新 「天気が良い日は外に出よう」
- No.11 2018.04.03更新 「Buon Pasqua!」
- No.10 2018.03.27更新 「卒業スィーズン」
- No.9 2018.03.01更新 「オリンピックと南イタリアの冬」
- No.8 2018.02.05更新 「イタリアにはス◯バが無い!」
- No.7 2018.01.10更新 「謹賀新年!」
- No.6 2017.12.19更新 「Christmas is coming!!」
- No.5 2017.12.04更新 「大幅な遅延とともにお届け致します、、」
- No.4 2017.10.16更新 「ボンジョールノ!」
- No.3 2017.09.08更新 「無い物ねだり」
- No.2 2017.08.21更新 「レッツキャッチ!」
- No.1 2017.08.01更新 「わからんもんです!」
執筆者 Profile
- pianist リード希亜奈
-
1995年滋賀県生まれ。
東京藝術大学音楽学部附属音楽高等学校を経て、東京藝術大学音楽学部ピアノ科を首席で卒業。在学中にアリアドネ・ムジカ賞受賞。卒業時に大賀典雄賞、三菱地所賞、アカンサス音楽賞、安宅賞、同声会賞を受賞。皇居東御苑・桃華楽堂にて行われた御前演奏会に出演。
第46回パルマ・ドーロ国際ピアノコンクール、第2回アミグダラ国際ピアノコンクール、第30回アルベンガ国際ピアノコンクールにて第1位。第15回アントニオ・ナポリターノ国際ピアノコンクール第3位。第14回カルロ・ヴィドゥッソ国際ピアノコンクール第2位。第3回高松国際ピアノコンクール第5位。
2012年にはザルツブルク音楽祭にて演奏するなど、日本国内はもとよりオーストリア、ロシア、香港、イタリア、ドイツ、韓国、台湾等でコンサートに出演、リサイタルを行うほか、山下一史、藤岡幸夫、梅田俊明、高関健、田中一嘉、大浦智弘、ジョヴァンニ・ポンペーオの各氏指揮のもと、瀬戸フィルハーモニー交響楽団、関西フィルハーモニー管弦楽団、藝大フィルハーモニア管弦楽団、高松交響楽団、栃木フィルハーモニー交響楽団、バーリメトロポリタン交響楽団と共演。
Sir Andràs Schiffプロデュースの “Building Bridges for the Next Generation of Pianists” 2021年アーティストに選抜される。
伴奏や室内楽にも積極的に取り組んでおり、NHK-FM「リサイタル・ノヴァ」や東京オペラシティリサイタルシリーズ「B→C」、CHANEL Pygmalion Days等に共演者として出演。
2015年度ヤマハ音楽奨学生。 宗次德ニ奨学基金奨学生。2020年度ロームミュージックファンデーション奨学生。平成29年度滋賀県次世代文化賞、平成31年度平和堂財団芸術奨励賞受賞。
これまでに、ピアノを故汐巻公子、甲斐環、野山真希、 岡原慎也、黒田亜樹、有森博、パスクァーレ・イアンノーネの各氏に、ソルフェージュを故藤花優子氏に、室内楽を江口玲、河野文昭、伊藤恵、川本嘉子の各氏に師事。
ペスカーラ音楽院を経て現在、バーリ “ニッコロ・ピッチンニ” 国立音楽院修士課程2年に在籍中。
※上記は2020年10月20日に掲載した情報です。