AFC
Sound xRのイマーシブ体験をすべての人へ

創業当初から培ってきた画期的な音響デザインの技術にはじまり、デジタル技術を活用した革新的な空間オーディオに至るまで、「Sound xR」は共通のビジョンの下で生まれたヤマハの立体音響ソリューションです。そのビジョンは、イマーシブ(没入型)の体験を世界中のすべての人に届けたいという願いです。ヤマハが「サウンドを極めた」と自負できるのは、楽器製造に始まり、実空間の音場制御技術(AFC:アクティブフィールドコントロール)や、仮想空間向けの最先端ソリューション「Sound xR Core」など、多岐にわたる分野で実績を積み重ねてきたことにあります。こうした取り組みにより、私たちは技術の枠を超えたイマーシブオーディオの未来を切り拓き、人々や環境、そして場所と心に響くつながりを作る新たな可能性を追求しています。Sound xRが描くイマーシブオーディオの未来は、無限に広がり続けます。

AFC Enhance
音場支援システム
『AFC Enhance』は、それぞれの建築物が有する、その空間固有の音響特性を活かし、音の響きを豊かにする音場支援システムです。音源自体に人工的なリバーブを付加して異なる音の印象を作り出す手法とは異なり、楽器や歌声の自然な聴こえ方を保ちながら、その空間に拡がる音の残響感や音量感をコントロールし、用途に適した音響空間を提供します。

AFC Image
音像制御システム
『AFC Image』は、最大128オブジェクトチャンネルの音像定位を自在にコントロールし、あらゆる空間においてイマーシブな音環境を創り出すオブジェクトベース方式の音像制御システムです。
事例
ボイス
イマーシブオーディオシステム「AFC」による、クラシック音楽パフォーマンスの革新– クリエイティブ編
イマーシブオーディオシステム「AFC」による、クラシック音楽演奏の革新– テクニカル編
トレーニングプログラム

コラボレーション
SteinbergやNEXOをはじめとするヤマハグループのエキスパートが連携し、高いレベルのサポートを提供しています。

歴史

1969年:音響コンサルティング
1969年、演奏者と聴衆、そして空間の理想的な関係性を見つけ出すことを目的に、音響コンサルティングの活動を開始しました。そこで「建築音響」「電気音響」「騒音制御」といった音響全般に関わる技術と知見の深い理解につながりました。

1985年:初のAFCシステム
1985年、会場用途の多様化や、幅広いイベントへの対応の必要性に応じて、ヤマハ初の音場支援システム「AFC」を発表しました。ボタンひとつでさまざまな用途に応じて空間の残響を変更でき、ひとつの空間の利用価値を高めました。

2019年:新しい世代のAFC
2019年、「AFC」は長年にわたる改良によりさらに洗練され、96kHzの卓越したサウンドと高度な空間制御を可能にしました。

2021年:AFC Imageの登場
2021年、「AFC」は音場支援のための『AFC Enhance』、そして新しく音像制御を担う『AFC Image』の2つのシステムに拡張しました。さらにSteinberg社とNEXO社とのコラボレーションにより、制作から再生までを網羅するトータルソリューションにまで進化しました。

2025:「DME」がAFCの新たなプラットフォームとなる
シグナルプロセッサー「DME」がAFCの新たなプラットフォームとなりました。この進化により、ヤマハとNEXOのコラボレーションの機会が増え、より幅広い用途に対応可能な、スケーラブルで柔軟性の高いイマーシブソリューションを提供します。
製品の色は実際の色と若干異なる場合があります。