Sound xR Image 音像制御システム
Benefits
『Sound xR Image』は、没入感あふれる立体的な音響表現を実現する高いクリエイティビティと、システム設計者やオペレーターのための効率的なワークフローを兼ね備えた音像制御システムです。高品位かつ自然な音像の定位や移動による独創的な空間演出を可能にし、上質な音響体験を提供します。
システム構築においては、ヤマハとNEXOによる豊富なスピーカーラインナップと、規模に応じて選択可能なプロセッサーを組み合わせることで、設置会場や用途に最適な出力システムを構築でき、コンテンツや予算に応じた柔軟な設計と提案が可能です。
さらに、スピーカープランニングを強力にアシストするNEXO「NS-1」や、直感的な操作性で自在な音像配置を実現する「Sound xR Image Controller」といったツールに加え、ヤマハミキシングコンソールと連携したオペレーションにも対応し、設計から運用まで一貫した効率的な制作環境を実現します。
主な特長
- スピーカーレイアウトの高い自由度と、自然で高音質かつ滑らかな音像移動を実現する、DBAP(Distance-Based Amplitude Panning)*方式を採用したオブジェクトベースレンダリング。* スピーカーと音源(オブジェクト)の距離に基づいて音量を調整し、空間上の音像定位(音の方向感)を作り出すパンニング技術。
- コンテンツ制作環境と会場間の再現性を高める「レンダリングエリアコンバージョン」機能を搭載。
- オブジェクト毎に拡声するスピーカーグループを設定でき、明瞭なミックスと意図した演出効果を実現する「スピーカーゾーニング」機能。
- 低域の音像定位や、より自然なサウンド補強に活用できる「サブレンダラー」機能
- オブジェクトの位置に連動し、自然で豊かな残響付加が可能な「3Dリバーブ」。
主な活用例
メディアアート
自然現象や自然にインスパイアされた音楽を全身で浴びるような没入体験を
【没入型音楽体験ミュージアム「MUUUSE:MUSIC MUSEUM」】企画段階では「土の音」や「風の音」といった抽象的なイメージしか持っていませんでしたが、「AFC Image」がそれらを見事に立体的に実現し、空間全体を包み込む音響体験を生み出してくれました。
コーポレート
企業イベントにおけるイマーシブオーディオならではの音響空間
【『Japan Mobility Show 2025』ヤマハ発動機ブース Part.2 テクニカル編】研究室で作った音と東京ビッグサイトでの出音が、ほぼ同じ印象で鳴ってくれたんです。サイズも再生したスピーカーも違うのに、です。これは「AFC Image」がオブジェクトベースであることと、今回の音響システムの全機器がヤマハで統一されていたことが理由だと思います。
舞台芸術
間口が広い舞台で自然な定位の音響を実現
【KAAT 神奈川芸術劇場 演劇『リア王の悲劇』】大劇場にせり上がる仮設の客席を設けた、舞台間口が大きい特殊な形式です。客席数は約390席とコンパクトなのですが、客席と役者との距離がどの席からも近くなり、ステージ間口が横長なので、端から端までの役者の声がしっかり聴こえるように『Sound xR Image』を使用。
ライブSR
各楽器やボーカルの音の分離と明瞭性を向上させ、音質をクリアにし、観客がより楽しめる体験を提供
【ユンナのデビュー20周年アニバーサリーコンサート】サウンドオブジェクトは演奏者の位置に応じて配置し、オブジェクトサイズは音の定位と分布がバランスよく聞こえるように細心の注意を払って調整しました。「AFC Image」で処理した出力信号がアサインされた9つのNEXOメインアレイシステムは、適切に配置・調整されたサウンドオブジェクトを精確に再生し、FOHエンジニアが意図した定位とミックスバランスを実現、多くの観客に対し、没入できるイマーシブサウンドを提供しました。
システムを構成するコンポーネント
『Sound xR Image』システムの中核となるプロセッサーは、DMEシリーズと専用ライセンスで構成され、NEXO『DME10』と拡張ライセンス『NX-AFC-I』、またはヤマハ『DME7』と拡張ライセンス『DEK-AFC-I』の組み合わせから選択可能です。選択するモデルやライセンス数により扱えるオブジェクト数やシステム規模が異なり、求められる演出内容や会場規模に応じて構成を選択できます。
また、『Sound xR Image』の出力システムは、ヤマハおよびNEXOの豊富なスピーカーラインナップと組み合わせて構成できます。小規模空間から大規模施設まで幅広く対応し、用途やシステム規模に応じた最適な構成により、さまざまな空間に適したイマーシブオーディオシステムを柔軟に構築できます。
* ライセンスは別売りです。
* ライセンスのアクティベーション(有効化)にはWebサービス『ProVisionaire Cloud』の操作とインターネット接続が必要です。
立体音響のワークフロー全体を最適化する専用ツール群
イマーシブオーディオシステムの構築には、スピーカー配置のシミュレーションやシステム設計、コンテンツ制作、そして空間ミキシングに至るまで、多岐に渡る工程が求められます。『Sound xR Image』は、これらのワークフロー全体を見据え、システムインテグレーターによるシステムプランニング、クリエイターによるコンテンツプロダクション、サウンドエンジニアによるオペレーション、それぞれの役割に対応した専用ツールを用意しています。各工程をシームレスに連携させることで、設計から運用まで一貫したワークフローを実現し、限られた時間をよりクリエイティブに活用できる環境を提供します。
多目的なイベントスペース設備としての『Sound xR Image』導入ワークフロー例
サードパーティ連携
『Sound xR Image』は、OSCやADM-OSCプロトコルに対応し、DAWやショーコントローラー、トラッキングシステムなど、さまざまな外部機器・ソフトウェアとの連携が可能です。制作・演出・空間制御を含めたイマーシブオーディオシステム全体を柔軟に拡張できます。
主な対応外部機器・ソフトウェアは以下のとおりです。
ADM-OSC
- https://immersive-audio-live.github.io/ADM-OSC/
Atlas
- https://www.atlas-control.app/
BlackTrax*
*It will be available in the future.
- https://cast-soft.com/blacktrax/
Follow-Me
- https://follow-me.com/
Naostage
- https://www.naostage.com/
Stagetracker II
- https://tta-sound.com/
TiMax
- https://timaxspatial.com/
zactrack
- https://www.zactrack.com/
Product Lineup
関連製品
導入事例
製品情報
製品の色は実際の色と若干異なる場合があります。

