今月の音遊人
今月の音遊人:原田慶太楼さん「音楽によるコミュニケーションには、言葉では決して伝わらない『魔法』があるんです」
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サウンドバーっていろいろあるけどヤマハの「YSP-2500」は何が違うの?
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2014.12.3
tagged: YSP-2500, デジタル・サウンド・プロジェクター, リアルサラウンド, 音のビーム, サウンドバー, バーチャルサラウンド
薄型テレビを導入したけれど、なぜか音声が聴こえづらい。という経験のある人は結構多いのでは?と思う。
2000年代から主流になった薄型大画面テレビ。それまでのブラウン管テレビよりも格段に大きくなった画面はダイナミックで高精細な映像が楽しめるようになったが、テレビ内部の反響に左右される音声は、テレビが薄くなれば薄くなるほど鈍り、音がこもったようになるのだ。
そこで、外付けのスピーカーで迫力あるサウンドを楽しめるようにするのが、いわゆるホームシアターのコンセプト。立派なものはスピーカーがたくさんあって、豪華な感じがするけれど、できれば気軽に高音質でテレビや映画を楽しみたい。そんな人におすすめなのが、テレビ画面の下に設置するだけのサウンドバー。今回は、ヤマハの最新モデル「YSP-2500」を体験してみた。
映画を再生してみると、右の人が喋っていれば右から話声が聴こえてくるし、背後から鳥が飛んで来れば、後ろの空からだんだんと羽根の音が近づいてきて、自分のまわりを通り抜けていく。スポーツの試合では、観客の声援が自分を包み込むように聴こえ、ライブ会場ではボーカルの息づかいが自分に語りかけてくるように迫ってくる。
まるで、そこにいるようなダイナミックな臨場感。家でテレビを観るのはこんなにも楽しいんだと心を揺さぶられ、画面の中の世界に引き込まれてしまった。
その臨場感を生む秘密は、ヤマハ独自の「デジタル・サウンド・プロジェクター」技術による“リアルサラウンド”。
ここで、おや?と思う人もいるかもしれない。よく“バーチャルサラウンド”という名前もよく聞くけれど、両者の違いは?
“バーチャルサラウンド”は、耳の錯覚を利用しており、これを十分に楽しむには、視聴者がスピーカーの正面にいる必要がある。
対して、”リアルサラウンド“は音の波紋を重ねた“音のビーム”を何本も作り、それを部屋の壁に反射させることで、実際に視聴者の横や後ろから音が聴こえてくる仕組みで、スピーカーの正面にいなくても楽しめる範囲が広い。つまり、より本格的で、よりナチュラルなサラウンドが楽しめるという。
加えて「YSP-2500」には、部屋の広さや形状、壁の材質などそれぞれの空間に合わせたセッティングを自動で行ってくれる「インテリビーム」機能も内蔵されている。家具の配置などを換えても、ビームの反射位置を自動調整してくれるので安心だ。
あたかもそこにいるようなダイナミックなサウンドで、テレビの楽しさを何倍にもしてくれる「YSP-2500」。その圧倒的な臨場感をぜひ体験してほしい。
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