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カジュアル管楽器ヴェノーヴァにアルトが登場!落ち着いた音色で低音域を鳴らせる「アルトヴェノーヴァ」
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2019.11.1
日本人にとって親しみのあるリコーダーとほぼ同じ指使いで、サクソフォンのような音色で演奏できる新感覚の管楽器「Venova(ヴェノーヴァ) YVS-100」(以下、ヴェノーヴァ)。管楽器の演奏経験がなくても気軽に始めやすいと人気を博し、日本での累計出荷本数が3万本を突破するなか、「Alto Venova(アルトヴェノーヴァ) YVS-120」(以下、アルトヴェノーヴァ)が登場しました。
アルトヴェノーヴァは、アルトサクソフォンのような音色で調子はFの楽器です。ソプラノサクソフォンのような音色で調子はCのヴェノーヴァより5度低いF(ファ)まで鳴らすことができます。
「アルトヴェノーヴァは、低音域を鳴らせるだけでなく、先に発売したヴェノーヴァとは音色も異なります。アルトサクソフォンのようにあたたかく、落ち着いた音色がするので、他の楽器とのアンサンブルで音がなじみやすく、またヴェノーヴァ同士でアンサンブルする際も音に厚みを出すことができます」と、ヤマハミュージックジャパンでヴェノーヴァのマーケティングを担当する吉田つくしさん。
管楽器の特性として、ボディやマウスピースが小さいほど音のコントロールが難しい傾向にありますが、アルトヴェノーヴァはアルトサクソフォンのマウスピースを使用するため、ヴェノーヴァに比べて息を入れやすく、音を出しやすいのが特長。
また、新設計のキイを搭載することで、大きい管体でもスムーズな操作性を実現。F#の運指を簡易化するキイの設計で、音程を取りやすくする工夫もされています。
ヴェノーヴァ/アルトヴェノーヴァはサクソフォンと同じリード楽器であるため、「『サクソフォンに憧れているけれど、どこまでできるか不安』という方への導入楽器としてもおすすめです。管楽器の演奏経験がない場合、コツを掴むまで最初はなかなか音が出せず、音程や音色をコントロールするためには練習が必要ですが、少しずつ上達していく過程も楽器演奏の醍醐味のひとつ。「仲間と一緒に楽しみたい」「先生に基礎から教わりたい」という方は、「ヤマハ大人の音楽レッスン」のヴェノーヴァレッスンに通うのも一案です。
「軽量・コンパクトで、ライブで目立つ華やかな音色のヴェノーヴァか、音出しがしやすく、アンサンブルでなじみやすい音色のアルトヴェノーヴァか、両方吹き比べて、自分にしっくりくるほうを選んでいただきたいです。またヴェノーヴァであれば、小学生のお子さんの手でも扱うことができますので、親御さんはアルトヴェノーヴァを吹くなど親子でアンサンブルするのも楽しいと思いますよ」と吉田さん。
アルトヴェノーヴァの登場で、ヴェノーヴァの楽しみ方、活用シーンがさらに広がりそうです。