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今月の音遊人:清塚信也さん「音楽はあやふやで不安定な世界。だからこそ、インテリジェンスを感じることもあります」
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引っ越しのシーズン、電子ピアノやエレクトーンを安心して運ぶには?
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2016.2.9
春といえば、引っ越しのシーズン。就職や進学など、気持ちも新たに新天地でスタート!という人も多いのではないでしょうか。楽器を演奏する人が頭を悩ますのが楽器の運搬方法です。今回は、電子ピアノやエレクトーンを安全に運搬するための方法や心得を紹介します。
A. エレベータの大きさやドアの大きさなど、運搬に必要なスペースを事前に確認しておきましょう。特に、エレクトーンは家具などと同様に重量があるため、設置する場所の強度について心配であれば、事前に住宅管理者や設計者などに、確認することをおすすめします。
電子楽器は温度や湿度の急激な変化がある環境では、内部の部品が故障したり、動作が不安定になったりする可能性があります。移転先でも、直射日光や暖房の熱が直接当たるような場所や、極端に温度が低いところ、また埃や振動の多いところは避けて、設置スペースを確保することをおすすめします。また、テレビやラジオなどの近くに置くと、楽器本体または電気製品に雑音が生じる原因にもなるので気をつけましょう。
また、設置場所の保護や防音・防振に配慮し、厚めの絨毯や防振マットを敷いたほうが良い場合もあります。
A. 電子ピアノは、ほとんどの機種で鍵盤と脚部が分解できるので、個人および一般の運送業者で運ぶことが可能です。その際は取扱説明書をよく読み、大人2人以上で作業してください。運搬時には強い衝撃を避け、鍵盤ユニットの上に物を乗せないようにしてください。また、鍵盤は常に水平な状態を保つようにしましょう。電子ピアノに搭載されている鍵盤の構造上、運搬時および長時間の縦置保管はトラブルにつながる可能性があります。
なお、エレクトーンや一部の大型の電子ピアノは重量があるため、個人での運搬作業は危険です。楽器運搬が可能な運送業者に依頼することをおすすめします。
A.電子ピアノ、エレクトーンともに、運搬が原因で楽器が破損した場合、保証期間内であってもその対象外となります。引っ越しなどの場合、運送業者が保険をかけていることもありますが、念のため保証内容などを事前に確認しておきましょう。
回答:ヤマハ お客様コミュニケーションセンター
電子ピアノ・キーボードご相談窓口/エレクトーン・D-DECKご相談窓口
引っ越しなどに伴う運搬作業のなかでも、大型の楽器は取り扱いに細心の注意を要するものです。ケガや楽器の傷・故障などのトラブルを避けるためにも、移転先の環境を事前にしっかり確認し、安全な方法で安心して大切な楽器を運ぶようにしましょう。
※ヤマハサポート・お問い合わせサイトもご参照ください。
文/ 音遊人編集部
tagged: エレクトーン, 電子ピアノ, 楽器, お客様コミュニケーションセンター, Q&A, 引っ越し
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