今月の音遊人
今月の音遊人:林英哲さん「感情までを揺り動かす太鼓の力は、民族や国が違っても通じるものなんです」
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【動画公開中】バイオリニスト石田泰尚がアルトサクソフォンに挑戦!
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2018.3.16
tagged: バイオリン, サクソフォン, 大人の楽器練習記, ヤマハ大人の音楽レッスン, 体験レッスン, おとなの楽器練習記, 石田泰尚, 石田組
今日はアルトサクソフォンの体験レッスンを受けるために、〈スガナミミュージックサロン町田〉にやって来ました。僕が組んでいるユニットのひとつ「トリオ・リベルタ」にサックス奏者(松原孝政)がいるのですが、彼が奏でるサクソフォンの音は、色っぽくて繊細で本当にかっこいいんです。そして、自分にいちばん似合う木管楽器は、おそらくサクソフォンでは?などと思い、この楽器を選んだわけですが、さてどうなることやら。
まずは、講師の古本笑子先生にマウスピースのくわえ方を教わり、マウスピースをネック部分に取り付けた状態で、ロウソクの火を消す感じで息を吹き込んでみます。ん?出るはずの音が出ず、いきなり難航!?それでも何度か練習しているうちに何となくコツがつかめ、しっかり音が出せるようになってきました。さらに、先生に腹式呼吸の方法とその重要性を教わり、呼吸を意識しながら息を吐いてみます。「いい音です」と先生からOKをいただいたところで、マウスピースとネックを楽器本体に接続し、構えます。
ふだん演奏しているバイオリンとはまったく違う構えが新鮮!吹いてみると何とか音が出ました。ところが練習を繰り返すうち、心地いい音が出たかと思えば、音が出なくなったり。安定して音を出すのは難しい!「できるだけ長く音を伸ばしてみましょう」という指導を受けますが、もうフラフラです(笑)。
次にソラシドの各音の指の使い方を覚え、ここでいったん椅子に着席。楽器を下ろしてひと息ついたのもつかの間、またくわえ方がわからなくなってしまいました。実は、舌の位置を忘れないようマウスピースをほとんど口から離していなかったんです。ふだんの演奏で口を使うことがないので疲れます。
続いて習った音を使い、先生と参加者とで音源に合わせて『ホール・ノート・ブルース』を演奏してみます。自分はもちろん、隣の参加者からも時折ヘンな音が飛び出すので、思わず苦笑い。その後、ソを中心に下と上で1オクターブの音を練習したところで、最後は再び『ホール・ノート・ブルース』にチャレンジしました。アンサンブルって、やっぱり気持ちいいですね。
僕は弦楽器奏者たちと「石田組」を結成してクラシック以外の曲も演奏していますが、そこには常に現状に満足しない自分がいます。目標を掲げて達成したら、また新しい目標へ。今日のレッスンでも、もっとうまくなりたい!と思いました。時間があれば、また挑戦したいですね。
神奈川県出身。国立音楽大学を首席で卒業、同時に矢田部賞受賞。2001年神奈川フィルソロ・コンサートマスターに就任以来“神奈川フィルの顔”として現在までその重責を担っている。これまでに神奈川文化賞未来賞、横浜文化賞文化・芸術奨励賞を受賞した。2014年硬派弦楽アンサンブル「石田組」を結成。2017年夏発売の石田組デビューアルバム『THE石田組』は『レコード芸術』誌上で特選盤の評価を得た。
『THE 石田組』石田組
収録曲:紫の炎、パレス・ブルース、カシミール、タンゲディア III ほか
発売:ミューズエンターテインメント
価格:3,000円(税抜)
発売日:2017年8月23日
スガナミ楽器 スガナミミュージックサロン町田
住所:東京都町田市原町田6-6-14 B1F JORNA MACHIDA
JR横浜線町田駅から徒歩2分
TEL:042-794-7321
営業時間:10:00~22:00 ※レッスン状況により変更する場合があります。
定休日:祝日
TEL:0570-075808(9:30~17:30/土・日・祝日休)
※全国一律市内通話料金でご利用いただけます。
文/ 福田素子
photo/ 坂本ようこ
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