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今月の音遊人:石川さゆりさん「誰もが“音遊人”であってほしいですし、音楽を自由に遊べる日々や生活環境であればいいなと思います」
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【優待チケット】武満とベートーヴェンをギターから深掘りする斬新なコンサートを開催/鈴木大介インタビュー
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2020.8.31
2020年、生誕250年を迎えているベートーヴェン、そして生誕90年となる武満徹。2人の作曲家に対して並々ならぬ思いを寄せている音楽家の1人が、ギタリストの鈴木大介だ。2020年10月24日、2種類のプログラムで2人の作曲家に迫る昼夜のコンサートは「2020年の鈴木大介」を象徴する1日になるかもしれない。
「昼のコンサートでは武満さんのポピュラーソング愛にあふれた『ギターのための12の歌』を全曲弾きますが、実は僕にとっても大切な作品。ザルツブルクでの留学から帰国した20代の自分がデビューできたのは、売り込みのために録音した『12の歌』からの4曲を武満さんが聴いてくれて、推薦をいただいたおかげなのです」
武満はギターという楽器を好んで多くの作品を残したが、ベートーヴェンは事情が異なり、ギターとは一見、結び付きづらい。「ベートーヴェン自身はギターの曲を書いていませんが、同時代やその後に活躍したタレガやマティーカ、カルッリというギタリスト兼作曲家たちが編曲し、作品の普及やギター界における認知向上に努めました。ただしギタリストの編曲なので弾きやすさなどを優先するあまり原曲から離れているところもあるのは事実ですから、自分なりに手を加えることも考えています」
夜のコンサートではタレガ等の手になる『月光』『悲愴』ソナタの編曲、さらにはベートーヴェンとほぼ同時代のマティーカによる、弦楽三重奏曲『セレナードOp.8』の編曲版などが、武満作品を挟むように並ぶ。2020年3月に発売されたシューベルトをテーマにしたアルバム制作を通じ、「19世紀初頭のウィーンなどでは、ギターが市民レベルで親しまれていたのでは」ということに関心を持ったという鈴木。今回のコンサートは、それを追究する過程のワンステップにもなるだろう。
鈴木大介〔すずき・だいすけ〕
武満徹からの賛辞を得て注目を集め、常に斬新かつ幅広いレパートリー(クラシック、新作初演を含む現代作品、映画音楽、ジャズなど)の音楽を演奏。自らも多くの編曲を手がけるなど、ギター音楽界に新しい足跡を刻み続けてきた。ソロでの演奏や数多くのアルバム録音、ギターデュオやギターカルテットなど、活動も多彩。洗足学園音楽大学で客員教授を務めるなど、後進の育成にも当たっている。
オフィシャルサイトはこちら
開催日:2020年10月24日(土)
会場:ヤマハホール(東京・銀座)
時間:14:00開演(13:30開場)
出演:鈴木大介(ギター)
曲目:武満徹 /ギターのための12の歌
料金:3,000円(全席指定)
詳細はこちら
時間:17:00開演(16:30開場)
出演:鈴木大介(ギター)、小暮浩史(ギター)、岩佐和弘(フルート)、鈴木学(ビオラ)
曲目:A.ディアベリ/ベートーヴェンの有名主題によるポプリLv.ベートーヴェン(A.バリオス編)/ピアノ・ソナタ第14番「月光」第1楽章ほか
料金:5,000円(全席指定)
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本公演の優待チケットを計6名様分ご用意しました。
・14:00公演 優待価格:2,500円(定価3,000円)
・17:00公演 優待価格:4,500円(定価5,000円)
ご希望の方は、下記「応募はこちら」ボタンからご応募ください。
※ご応募の際は、ヤマハミュージックメンバーズの会員登録(登録無料)が必要です。
応募締切:2020年9月13日(日)23:59
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