今月の音遊人
今月の音遊人:矢野顕子さん 「わたしにとって音は遊びであり、仕事であり、趣味でもあるんです」
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楽器上達の心強い味方「サイレント™シリーズ」&「サイレントブラス™」
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2018.5.31
tagged: 楽器のあれこれQ&A, 金管楽器, 弦楽器, サイレント, お客様コミュニケーションセンター, Q&A, 消音, サイレントブラス
楽器の上達には日々の練習が欠かせませんが、周囲への音の配慮が必要な場合も多いのではないでしょうか。音量を気にせず思いっきり練習したいという方に向けて、ヤマハの消音機能搭載の楽器や、装着型の消音システムについてご紹介します。
A.消音機能を搭載した弦楽器には「サイレント™シリーズ」があります。アコースティックの弦楽器のような空洞部分がなく音の響きを大幅に抑えることができる楽器です。バイオリン、ビオラ、チェロ、ベースのモデルがあります。
一方、金管楽器には、装着型の消音システム「サイレントブラス™」があります。トランペット、コルネット、フリューゲルホルン、テナートロンボーン、テナーバストロンボーン、ホルン、ユーフォニアム、チューバなどに装着して、お使いいただけます。
「サイレント™シリーズ」「サイレントブラス™」ともに、「周囲への音量が気にならない」という点で、演奏の時間帯や場所が制限されているなど、防音対策が必要な方におすすめです。
A.「サイレント」という言葉から、完全に消音できると思う方もいらっしゃるかもしれませんが、小さな音は出ます。その音量は人のささやき声程度です。そのほか、たとえば弦楽器を弾くとき、弓で弦を擦る音や弦の振動音などは発生するとお考えください。
A.「サイレント™シリーズ」の弦楽器は、全体重量をアコースティック弦楽器に近づけており、ネックやペグ、駒などの木製部分は普通の楽器と同じ材料を使用しています。そのため、普通の楽器に持ち替えても、ポジションの移動や構えは変わらず、違和感なく演奏できるので、安心して使っていただけます。
2016年9月に発売された「サイレントブラス™」は、従来モデルよりも大幅に小型・軽量化したことで、装着していることを忘れるほどの吹き心地を実現しています。楽器付属のケースに収納することができ、持ち運びにも便利です(一部のホルン、チューバ以外)。
「サイレント™シリーズ」や「サイレントブラス™」装着時はともに、生の音は小さく、響きませんが、ステレオイヤホンやスピーカーに繋げば、通常の楽器に近い音で聴くことができます。スピーカーを通して外部に音を出せるので、ライブなどステージ上での演奏も可能で、幅広い場面で活用していただけます。
「集合住宅に住んでいる」「夜間しか練習ができない」という事情がある場合、どうしても楽器の音量が気になってしまうもの。音の心配がない「サイレント™シリーズ」「サイレントブラス™」は、楽器の上達を目指す人にとって、心強い味方です。周囲の方への配慮を忘れず、楽器練習を楽しみましょう!
下記ウェブサイトでも、各楽器の詳細をご確認いただけます。
▶サイレント™シリーズって、どんな楽器!?
▶サイレントブラス™
※ヤマハサポート・お問い合わせサイトもご参照ください。
文/ 音遊人編集部
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