今月の音遊人
今月の音遊人:今井美樹さん「私にとって音楽は、“聴く”というより“浴びる”もの」
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室内で靴を履く習慣がない日本では、普段ピアノやエレクトーンの練習をするとき、靴を履かずにペダルを踏むという方が多いのではないでしょうか。本番のステージで演奏する際、実力を十分に発揮するには、スムーズなペダル操作ができる靴を選ぶことも重要です。今回は、ピアノやエレクトーンの本番のステージに適した靴の条件をご紹介します。※この記事では、女性の靴を対象としています。
A.靴底の素材によっては、ペダルを踏んだときに「キューキュー」といった雑音が鳴って、演奏中気になってしまうことがあります。そういった点を考慮して靴底の素材を選ぶほか、ペダルを踏む感覚ができるだけ足裏に伝わりやすいようなものを選ぶとよいでしょう。
靴の先は広めで、ペダルを掴みやすいものがおすすめです。
ヒールの高い靴を履く方も多いと思いますが、かかとの高さが適切に合っていて、滑りにくいものであれば問題ありません。一般的には太めのヒールのほうが、演奏時に安定感は増すでしょう。発表会やリサイタルでは、衣装とのコーディネイトも大切な要素となります。
ヤマハの店舗では、ステージでのピアノ演奏用の靴も取り扱っていますので、参考にしてみてはいかがでしょうか。(在庫の状況は、各店舗にお問い合わせください)
▼ヤマハ銀座店
▼ヤマハ横浜店
A.ヒールが低いものがよいでしょう。足首に負担がかからない程度の重みがあり、打鍵の音が気にならないものをおすすめしていますが、基本的には足にフィットして脱げにくく、演奏しやすいものを選んでいただければ問題ありません。デザイン面で希望を叶える靴を選ぶのが難しい場合は、靴底の滑りをよくするためにガムテープを貼ったり、靴の打鍵音を軽減するためにフェルトを貼ったりする工夫をしてもよいでしょう。
ピアノやエレクトーンで理想の演奏をするためには、ペダル操作も重要な要素。いつも通りの演奏をするためには、練習時から本番用の靴を履いて慣れておくことも大切です。
人前でパフォーマンスする晴れの舞台では、演奏はもちろんのこと、衣装や靴にも気を配りたいもの。演奏に適した靴を選んで、本番では思う存分、楽しめるとよいですね。
文/ 音遊人編集部
tagged: ピアノ, エレクトーン, お客様コミュニケーションセンター, Q&A, 靴, ペダル
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