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おとなの楽器練習記:独特の世界観を表現する姉妹のピアノ連弾ボーカルユニットKitriがフルートに挑戦!
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2020.3.23
tagged: ヤマハミュージックレッスン, Kitri, フルート, 大人の楽器練習記, ヤマハ大人の音楽レッスン, 体験レッスン, おとなの楽器練習記
おそろいの服に身を包み、まるで双子のようなKitri。ふだんは姉妹ならではの息の合った連弾とボーカルで魅了するふたりですが、今日は<ヤマノミュージックサロン大手町>でフルートに初挑戦します。
「フルートは、ピアノの音色や私たちの歌声とマッチするのではないかと思っていて。いつか、Kitriの表現に取り入れたいです」と本気の第一歩を踏み出す意気込みです。
教えてくださるのは桑野千尋先生。まずは、要となる息のトレーニングから。「スープを冷ますような息」の使い方をすんなりマスターしたふたりは、続いて歌口(リッププレート)の当て方を教わります。適切な位置と角度を見つけるのが、フルートの第一関門。頭部管だけを使って、息を吹き込んでみると……。まず音が出たのは妹のHina。姉のMonaもすぐに音を響かせました。基本はバッチリ!
「最初からこんなに鳴ることは珍しいです。さっそく、楽器を組み立てましょう」と先生。頭部管に胴部管と足部管をつなぐと、おなじみのフルートが完成。持ち方と構え方、「ソ」と「ラ」の運指を学びます。「可憐なイメージでしたが思った以上に重く、手も遠くに置かなければいけないんですね」とHina。とはいえ、「ソ」を吹いてみると、またもやすぐに音が出ました。これにはふたりとも大感激。「音が出ないことを覚悟して臨んだのでうれしいです。ピアノを初めて鳴らした日の感動を思い出しました」とMona。
続いて音を伸ばすエクササイズ。唇に当てる角度や圧力を先生が少し修正するだけでより深い響きに。「私たちがわかっていないポイントをすぐに察知し、アドバイスしてくださって。できたという感覚を覚えさせていただけました」と、Monaもしっかりコツをつかんだようです。
通常のレッスンはここまでですが、ふたりのあまりの飲み込みの早さに「ラ」と「ファ♯」も加えたエクササイズを続行。ついには、フランス民謡『月の光に』の合奏もしてみました。「無茶ぶりをしてしまいました。でもさすがです!」と先生。
成功体験をしたふたりは、やる気に火がついたよう。本日の自己採点は60点(Mona)、50点(Hina)と低めでしたが、「100点を目指して続けてみたいという意味も込めて」の点数だそう。
「ファンの方に内緒で練習して、いつかライブで披露できたらいいですね」(Mona)。「フルートは柔らかくて優しい音色が魅力。アレンジに取り入れたいです」(Hina)。
唯一無二のKitriの世界観。その表現の幅は、一層広がりそうです。
姉のMona(モナ)と妹のHina(ヒナ)によるピアノ連弾ボーカルユニット。Monaはボーカル、ピアノ低音部を担当、Hinaはコーラス、ピアノ高音部、ギター、パーカッションなどを担当。2015年京都を拠点に音楽活動を開始。2016年ライブで京都を訪れていた大橋トリオが絶賛。2017年に過去の音源を大橋トリオプロデュースにより再録音して、ユニット名を「Kitri」とする。2019年日本コロムビアより、1st EP『Primo』でメジャーデビュー。同年、初のワンマンツアーを開催して好評を得る。
●アルバムインフォメーション
『Kitrist』
発売:日本コロムビア
価格:3,000円(税抜)
発売日:2020年1月29日
オフィシャルサイトはこちら
ヤマノミュージックサロン大手町
東京都千代田区大手町1-7-2 東京サンケイビル6F
最寄り駅:東京メトロ各線、都営三田線 大手町駅A4、E1出口直結
TEL:03-3517- 6261
営業時間:平日12:00~21:45/土曜10:30~19:00/日曜10:30~18:00
※祝日の受付時間は曜日に準じます。
定休日:不定休
TEL:0570-075808(9:30~17:30/土・日・祝日休)
※全国一律市内通話料金でご利用いただけます。
詳細はこちら
文/ 福田素子
photo/ 坂本ようこ
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