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Recording Custom - Web音遊人

世界的ドラマー スティーブ・ガッド氏の協力を得てついに誕生!ドラムセット「レコーディング・カスタム」新モデル

ヤマハシステムドラムスの原点ともいえる「Recording Custom(レコーディング・カスタム)」に新生モデルが誕生し、話題となっている。長年、多くのドラマーに愛され、さまざまなジャンルのレコーディングで活躍してきたレコーディング・カスタム。その音色は、アーティストの音楽を通じて私たちの耳にも届いている。
今回、誕生したレコーディング・カスタムは、世界のトップドラマー、スティーブ・ガッド氏の協力を得て設計・開発されたもの。その進化のポイントをレポートしよう。

まず目を引くのが、ドラムとしては斬新なカラー、サーフグリーンの強いインパクト。淡いグリーンがとても爽やかで女性ドラマーからの人気も高まりそうだ。バスドラムのフープにコンビネーションされた木のぬくもりあふれるリアルウッドカラーがどこかレトロな雰囲気を醸し出し、個性的な魅力を放っている。
カラーはサーフグリーンの他、木材本来の色を活かした伝統色のリアルウッド、光沢感のある鏡面仕上げのソリッドブラックとクラシックウォルナットの全4色をラインナップ。ドラマーそれぞれのこだわりと好みによって選ぶことができる。

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サウンド面での進化の筆頭はタムタムとフロアタム。中低域の音を豊かに響かせる北米産バーチ6プライ(枚)6mmの薄いシェル(胴)に、30°という鋭角なベアリングエッジを採用。シェルとヘッド(革)の接地面を小さくすることで、よりレスポンスが高まり、アタック感と芯のあるパワフルな音を生み出している。
レコーディング・カスタムではこれまでも、リム(枠)とヘッドを固定し、ヘッドのテンション(張り具合)を調節するパーツであるラグにハイテンションラグ(打面両側が一体となっているタイプ)を採用してきたが、新生モデルではそのデザインを一新。ラグの重量を増すことで、不要な倍音をカットし、より切れ味とまとまりのあるサウンドを実現した。

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(写真左)30°の鋭角なベアリング形状(写真右)ハイテンションラグのデザインを一新、重量を増し不要な倍音をカット

薄いシェルと鋭角なベアリングエッジで胴を豊かに鳴らし、それをハイテンションラグで抑えるという設計により、音量や音質のレンジを広げ、チューニングもしやすくなった。音の作りやすさ、マイク乗りの良さで、レコーディングはもちろん、ライブでもその実力を発揮し、多くのアーティストとファンを魅了している。
新生レコーディング・カスタムは、まさに現代の音楽、現代のレコーディング環境に最適なモデルへと進化をとげたと言えるだろう。

こうした開発の過程で大きな力となったのが、1970年代からレコーディング・カスタムを愛用するスティーブ・ガッド氏。「よりレスポンスの良いドラムを」というコンセプトのもと、さまざまな部分において氏が詳細にサウンドをチェック、貴重な声を反映させることでこのサウンドが生み出された。
また、氏の要望で採用されたという20インチバスドラムのフローティングシステムもユニークだ。20インチの演奏時に、フットペダルのビーターを打面中心に当てられるようバスドラムをリフトアップするもので、現代の演奏環境にマッチした発想として好評を得ている。

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(写真左)スティーブ・ガッド氏(写真右)バスドラムをリフトアップすることにより、フットペダルのビーターを打面中心に当てることができる

さらに、レコーディング・カスタムのサウンドにマッチするメタルシェルスネアドラムも同時発売。ステンレス、ブラス、アルミのシェルそれぞれに口径、深さのバリエーションを含め全7モデルをラインナップ。各シェル素材特有のサウンドキャラクターにより、様々な音楽ジャンルに応じたモデル選びもプレイヤーの楽しみになるだろう。


神保彰 meets Yamaha Recording Custom~新生レコーディングカスタムへの想い~

 

■Recording Custom(レコーディング・カスタム)

世界のトップドラマーであるスティーブ・ガッド氏の協力を得て、より良いサウンドの実現に向けて音質向上を最大限追及。
製品の詳細はこちら

■イベントインフォメーション

▶36セットのドラムを自由に試奏できる!「ドラマーズパラダイス」
「2016楽器フェア」で開催される、世界最大規模のドラムイベント「ドラマーズパラダイス」でレコーディング・カスタムが試奏できます。※要事前予約
詳細はこちら

▶日本最大の楽器総合イベント「楽器フェア」
国内外の楽器や最新技術を駆使した新製品、およびその関連商品の全てを一堂に集結し、楽器の最新情報と音楽情報を提供する世界最大のコンシューマー向け楽器ショー。
「2016楽器フェア」
開催日:2016年11月4日(金)、5日(土)、6日(日)
場所:東京ビッグサイト西1・2ホール
入場料(1日券):1,500円<前売り1,200円>(税込)、高校生以下、70歳以上無料
詳細はこちら

 

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