今月の音遊人
今月の音遊人:城田優さん「音や音楽は生活の一部。悲しいときにはマイナーコードの音楽が、楽しいときにはハッピーなビートが頭のなかに流れる」
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みずから未来を切り拓く“攻める手帳”!大人気の「レッスン手帳」2017年版が登場
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2016.12.5
tagged: ヤマハミュージックメディア, ブックレビュー, レッスン手帳, 藤拓弘
とても使いやすいと評判の『レッスン手帳』の2017年版が発売された。今やピアノ指導者必携ともなったこの手帳は、2014年の発売以来、徹底した利用者目線による改良が重ねられ、進化し続けてきた。監修は株式会社リーラムジカの代表であり、全国の先生たちに価値ある情報を発信する藤(とう)拓弘。「現場の声を形に」をコンセプトに、自身が運営する「ピアノ講師ラボ」の会員の協力を得て、アンケートに寄せられた声を丁寧に検証し、反映していった。
『レッスン手帳2017』には、「マンスリー&ウィークリー」版と薄型で持ち運びに便利な「マンスリー」版の2種類があり、表紙は音楽モチーフを織り込んだボーダー柄、花柄のリバーシブル。2017年版はさらに、表紙の別デザイン4絵柄がダウンロード可能となり、着せ替えられる楽しさが加わった。
進化のポイントはまだある。一週間の予定を30分ごとに管理できる「レッスン予定表」が取り外せるようになり、利便性が高まった。また、発表会などのイベントに向けたスケジュールを書き込む「イベント計画表」が本番4か月前からに拡張され、入会の問合せを記録する「入会問合せ」欄の新設など、愛用者だからこそわかる細かい点がさらに充実した。発表会での演奏曲なども記録できる「生徒情報」欄や「テキスト購入予定表」など、教室運営に欠かせない項目を網羅している。
この手帳に、生徒のふとした言葉や一日の嬉しかった出来事など、感謝日記的なものを記しておく、という藤。のちに読み返すと、そのときに感じた気持ちまで思い出せるのがとてもいい、と語る。「実はこの振り返ることのほうが、むしろ大事ではないかと思っています。手帳に記されていることは自分の生きた証であり、頑張ったことを振り返れば、レッスンへのモチベーションも上がるのではないかと思います」
さらにはこんなアイデアも。「実現できるかできないかは別として、私は翌年の適当な日に予定を入れてしまいます。『自分との約束』ですね。すると、それが実現したりするのです。日々のすべてを自身で管理しなければならないピアノの先生にとって、時間をコントロールするという意識はとても大事です。この手帳が、ご自身で未来を切り拓くきっかけになれるとしたら、とても嬉しく思います」
一日一日を充実させるための手帳。見た目はおしゃれだが、中味は前向きに生きるための“攻める手帳”でもある。ピアノ指導者に限らず、ほかの楽器の指導者や音楽以外の教室講師、そして一般ユーザーにも、必ずや頼れる相棒となってくれるだろう。
『レッスン手帳2017』『レッスン手帳2017スリム』
監修:藤拓弘
発売元:ヤマハミュージックメディア
発売日:2016年10月21日
詳細、ご購入はヤマハミュージックメディアの本書のページをご覧ください
文/ 芹澤一美
photo/ 柏弘一郎
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