今月の音遊人
今月の音遊人:川井郁子さん「私にとっての“いい音楽”とは、別世界へ気持ちを運んでくれる翼です」
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防音仕様の宿泊施設「音泊(おんぱく)」で、コンディションのよいグランドピアノを独り占め!
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2019.11.13
誰にも邪魔されずグランドピアノを弾きたいとき、選択肢に加えたいのが、24時間好きなときに演奏できる防音仕様の宿泊施設「音泊(おんぱく)」。東京・池袋で2016年にオープン以来、口コミで利用者が増えており、音楽大学・音楽高校の受験生とその保護者や、コンクールのファイナリスト、都内の主要音楽ホールでソロ公演を行うプロのピアニストからも支持を得ています。
「音泊」の高い防音性能は、防音マンションの設計・施工・販売を一貫体制で手掛ける「ホームデザイン」のノウハウによるもの。床・壁・天井に対する独自の防音施工や、2重防音ドア+3重サッシ、できるだけ壁に穴を開けない内装を施すことで、隣家はもちろん、隣室への音漏れを防いでいます。
「遮音に加え、室内の音響にもこだわっており、余分な反響音をカットする吸音材を施すことで、デッドすぎず、響きすぎない、楽器演奏に最適な音響を実現しています」(株式会社ホームデザイン「音泊」担当 中野さん)
また、多くのピアニストから高い評価を得ているのが、グランドピアノの品質、コンディションのよさ。
ヤマハの「C3X」「C2X」をはじめとする各部屋のグランドピアノは、「音泊」のアドバイザーであるピアニストの碓井俊樹さんがメーカーの工場に出向き、響きのよいピアノを選定したもの。楽器のコンディションを保つための部屋の温度・湿度管理も徹底しており、季節に応じてエアコン・加湿器・除湿器を使って年間を通じて安定した環境を保っているそう。
調律については、都内主要ホールの調律を手掛ける調律師が専属で担当しています。
「調律は月に1~2回、定期的に行っており、各部屋のピアノの調律スケジュールをホームページで公開することで、『調律後の、よりよい状態のピアノを弾きたい』という利用者の要望に応えています」(中野さん)
一般のホテルとは異なり、普段の生活に近い環境で滞在できるところもポイント。生活に必要な家具や家電、調理器具、食器類が揃っており、すべて清潔に保たれています。
「譜面台やメトロノームをはじめ、アイロン+アイロン台、ソーイングセット、胃腸薬などの常備薬など、受験やコンクール、コンサートを控えた奏者が“あると嬉しいな”と思うアイテムが備わっているのも『音泊』ならではだと思います」(中野さん)
プロが選定したコンディションのよいグランドピアノを、快適な環境で24時間いつでも弾ける「音泊」。ピアノ以外の楽器を持ち込めるので、音楽仲間と宿泊してセッションするといった使い方もできます。一室の利用人数は2名まで。2名の場合の料金は、宿泊正規料金プラス3,000円(税別)です。
受験やコンクール、発表会に向けて集中的に練習したい人、一人きりでグランドピアノの演奏に浸りたい人は、「音泊」を活用してみてはいかがでしょうか。
所在地:東京都豊島区西池袋2-24-7 ラシクラス池袋
※利用できる楽器や時間帯などは、オフィシャルサイトでご確認ください
オフィシャルサイトはこちら