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伊豆の4か所にLovePianoが集結!「Izukoイースト」を使ってLovePianoを楽しもう
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2020.2.28
2017年にスタートしたヤマハのストリート・ピアノ「LovePiano」。ピアノを身近に感じてほしい──そんな思いから、カラフルなペイントが施されたピアノを駅や商業施設に期間限定で設置し、注目を集めてきた。
これまで全国50か所以上で開催されてきたが、2020年2月28日(金)~3月10日(火)までの期間は伊豆急沿線に登場。趣の異なる4モデルが、伊豆の4か所に設置される。
これらの沿線をめぐるなら、スマートフォン専用サービス「Izuko」が便利。スマホで購入したパスの画面を見せるだけで、かなりおトクに旅が楽しめるというものだ。
熱海~伊豆急下田間の電車やバスが2日間乗り降り自由で3,700円という、オトクな交通チケット「Izukoイースト」や、観光施設が数百円割引となる観光チケット、下田の街を400円で周遊できる「オンデマンド交通」などさまざまなサービスがあり、スマホで決済が簡単にできてしまう。
ひと足早い春が感じられる伊豆の旅が、さらに楽しく便利になりそう!さっそく、「Izuko イースト」を使って1泊2日の旅へ──。
車窓に広がるのは、光あふれる春の相模湾。夏とは違った穏やかな表情に心が和む。LovePianoに出合うべく、まず向かったのが河津駅。いち早く春を告げる河津桜も目当てのひとつだ。今では各地で見られる河津桜だが、発見されたのはここ、静岡県河津町。本家本元とあって、その美しさは圧巻だ。河津川沿い約4kmにわたって約850本もの樹が連なり、濃いピンク色に染まった川岸はまさに春爛漫。2020年は3月10日(火)まで桜まつりが開かれていて、露店もずらり。のんびりと散策するのも楽しい。
LovePianoを弾くことができる栖足寺(せいそくじ)も、桜が彩る河畔にほど近い。約700年の歴史を持つ栖足寺には『まんが日本昔話』にもなったかっぱの伝承があり、別名は“かっぱ寺”。本堂に設置されたポップなLovePianoが、古刹と意外なほどマッチして新しい香りを漂わせる。
河津駅を後にし、伊豆半島南部の伊豆急下田駅へ。降り立った駅の構内ではさっそくLovePianoが出迎えてくれる。幕末に黒船が来航した下田は、“開港のまち”として知られる。新しい西洋の文化を受け入れたこの地に、ストリート・ピアノという現代の文化の音色が響きわたる。
往時の史跡や、山と海に囲まれた美しい自然が数多く残る街の散策も楽しみだ。まずは、幕末には黒船来航時の見張り台も置かれていたという寝姿山展望台へ。展望台までを結ぶ下田ロープウェイは、Izukoのデジタル・パスでおトクにチケット購入できる。約3分半の空中散歩を楽しむと、そこには“伊豆三景のひとつ”と称えられるパノラマが待っていた!
市街地では、オンデマンド交通を利用してみることに。Izukoで「下田オンデマンド交通パス」を購入すれば、1日400円で市内27か所の移動が乗り放題となる。スマホで乗降場所を入力して予約すれば、ワンボックスカーが迎えに来てくれ、運転手さんにパスを見せるだけでラクラク移動。これは便利!
ペリー上陸記念公園で下車し、石造りの蔵やなまこ壁の古民家が残るペリーロードを歩いてみた。街にはレトロなスポットが点在し、散策は発見の楽しみに満ちている。
この日の宿泊は、高台に立つ「下田東急ホテル」。大きな窓の外いっぱいに海が広がる部屋で過ごす時間は至福だ。海を望む露天風呂や、自然の恵みを下田キュイジーヌスタイルに仕立てるレストランも、このホテルの魅力だろう。そして朝食もまた、ホテル滞在の楽しみのひとつ。こちらのブッフェスタイルの朝食は寿司やアラ汁などを含めた約100種類のメニューがそろう。ワインなどお酒も用意され、まさに大人のバカンスが叶う。
2日目の朝、チェックアウト後に下田港へ。Izukoで黒船遊覧船「サスケハナ」のデジタル・パスを購入し、20分間の下田港内めぐりを楽しんだ。
この日は伊豆急下田駅から伊豆高原駅へ、さらに伊東駅を訪れることに。
まず到着した伊豆高原駅は、リゾート気分を高めてくれる、開放的なつくりの駅舎。LovePianoが置かれた改札前ホールは吹き抜けで天井が高く、上部のガラス張りの部分から光が注ぐ。小さなコンサートホールを思わせる空間で、演奏に一層熱が入りそうだ。
Izukoでは伊豆急のレンタサイクル「伊豆ぽた」の予約もできるので、あらかじめ予約した電動自転車を駅の観光案内所でピックアップ。約120年前につくられたティファニーのステンドグラスなどを展示する「ニューヨークランプミュージアム&フラワーガーデン」を訪れる。こちらもデジタル・パスでおトクに入園できる。アメリカンアールヌーボー期の息吹を感じた後は、オーシャンビューの絶景が楽しめるカフェでランチ&ひと休み。次に目指すは、切り立った絶壁が連なる城ヶ崎海岸にある門脇吊橋だ。目もくらむような青い海を眼下にしながらスリリングな気分を楽しめる。
このエリアの道路はアップダウンが多いものの、電動アシスト付きだからスイスイ。駅に戻ったら、次なる目的地である伊東駅へ──。
温泉で有名な伊東は、温泉湧出量は静岡県内第1位、全国でも第4位。ひなびた独特の風情も魅力だ。
松川(伊東大川)に沿って整備された松川遊歩道には桜や柳の木が植えられ、湯の町の情緒たっぷり。その景観の核となっているのが、昭和3年に創業された東海館だ。職人技の粋を集めた木造建築は温泉旅館として大いに賑わい、閉館後は伊東市指定文化財の文化施設として生まれ変わっている。
この東海館の玄関を上がった正面に、LovePianoが設置されている。外を歩く人にも演奏を楽しんでもらえる特等席だ。もし、ここを訪れたのが週末ならばラッキー!土・日曜、祝日限定で、旅館だった頃の内風呂を立ち寄り湯として利用することができるからだ。歴史的文化財で温泉を楽しむ──何たる贅沢だろう。
旅の最後は、やはりご当地グルメで締めねば!伊東には「ローカル魚食振興会」を冠したお店がいくつもあるが、今回はご当地グルメがひしめく湯の花通りの「伊豆鮮魚商 まるたか」で「うずわ定食」をいただく。うずわとは宗田鰹のこと。こちらでは叩いたうずわに青唐辛子を混ぜ、まずは醤油をつけてそのまま、次にご飯にのせて、最後にだし汁をかけてと3つの味わい方をするのが“由緒正しき食べ方”だそう。
伊豆のLovePianoをめぐる旅は、絶景に温泉、ローカルフードや歴史散策を堪能する旅でもあった。Izukoを使えば、あれもこれもと盛りだくさんの体験が欲張りに、気軽に楽しめる。それはきっと、忘れられない思い出になるに違いない。
開催日時:2020年2月28日(金)~3月10日(火)9:00~17:00
概要:伊豆の4か所にLovePianoを設置して、スタンプラリーを開催します。
LovePianoを4か所で演奏し、専用スタンプ台紙にスタンプ4つ押された方には「いずきゅん×LovePianoオリジナルキーホルダー」を先着1,000名様にプレゼントいたします。
※キーホルダーの配布は無くなり次第終了します
※配布場所は、伊豆急行線 伊豆急下田駅内にある「伊豆急トラベル下田」と、「東海館」の2か所です
●設置場所とキーホルダー配布場所
・東海館入口付近(伊豆急行線 伊東駅から徒歩7分)<2号機>:東海館内で配布
・伊豆急行線 伊豆高原駅 改札前ホール<4号機>:配布無し
・栖足寺本堂(伊豆急行線 河津駅から徒歩8分)<3号機>:配布無し
・伊豆急行線 伊豆急下田駅 構内 <1号機>:駅内にある「伊豆急トラベル下田」で配布
文/ 福田素子
photo/ 音遊人編集部
tagged: LovePiano, Izukoイースト, 伊豆
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