今月の音遊人
今月の音遊人:藤井フミヤさん「音や音楽は心に栄養を与えてくれて、どんなときも味方になってくれるもの」
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【チケット特別販売】佐野史郎vs大貫妙子 フレンチ音楽の盛り合わせ
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2015.2.19
tagged: 佐野史郎, 音座銀座, ヤマハ銀座コンサートサロン, 大貫妙子, フレンチ音楽
達人の手法から“大人な音楽の愉しみ方”を発見しようというトークショー、『音座銀座(おんざぎんざ)』。俳優の佐野史郎をホストに、第1回は佐野の音楽個人史を語り、第2回は伊藤銀次、第3回は和田薫を迎え、これまで様々なジャンルの音楽の愉しみ方について探ってきた。
そしてこの度行われる第4回は、スペシャル版として、会場をこれまでのヤマハ銀座ビル1F“ポータル”からヤマハ銀座コンサートサロンへと移し、より落ち着いた空間でその愉しみを深めていく。ゲストは、大貫妙子。
日頃から音楽に親しんでいる人に限らず、これまで一度も彼女の歌、そして声を耳にしたことが無いという人はいないはずだ。
声とはまったく不思議なものである。
体から空気を発し、鼓膜を振動させて伝える音。当然ながら、個々人によって容姿や体格といったものが異なるように、声にもその人となり、つまり個性や特徴といったものがあるわけだが、それが決定的に(もしくは、明らかに)他の誰とも異なる「特別な人」がいる。
そういう特別な人の声は、空気や鼓膜ばかりでなく、聴く者のこころや記憶までも強く震わせ、私たちの目の前に「見たこともない世界」を出現させたり、そこへ連れ去ったりもしてしまう。
日本でこのような声を持つ人として真っ先に浮かぶのが、大貫妙子だ。
さかのぼってはシュガー・ベイブの頃から、彼女の声を耳にするたびに、何かはっとするような、目が覚めるような経験をした人も多いのではないだろうか。
そんな大貫とホストの佐野が、今回フレンチ音楽について語り合うというのだから、興味深い。
しかしなぜ今、大貫とフレンチなのか。佐野はこう語る。
「フレンチ音楽は、僕の中ではロックと映画音楽に次いで大切なジャンル。そこには“愛”“切なさ”“孤独”を前向きに受け入れる姿勢や、ただ明るい未来を夢見るだけではなく“絶望”という、生きていればこそ感じることのできる生命力の強さといったもののイメージがあります。そうした“生き方”も含めたフレンチというものに、大貫さんと強く共鳴するものがあったので、今回お招きさせていただきました。まぁ、僕自身がシュガー・ベイブの頃からずっと強い思い入れを持っている、というのもありますが(笑)」
“生き方”としてのフレンチ。そして、音楽を通じて知る“生き方”。実に『音座銀座』らしいテーマである。また、佐野は続けてこう語った。
「『音座銀座』は、僕にとってもお客さんにとっても、人生の検証の場というか、音楽を通して、これからの日本と私たちのあり方や生き方を考えられる場になればいいな、と思っています。銀座がホームタウンとして感じられるような、居心地のよい場にしていきたいです」
今回も、大人な音楽の愉しみ方がより深まる夜になることは間違いない。そして、その夜はまた、私たちを新たな世界に導いてくれることだろう。
大人の世界は、実に深く、広い。その世界への扉が開く瞬間を、みなさんも一緒に感じてほしい。
日時:2015年3月12日(木)開場18:30/開演19:00
会場:ヤマハ銀座コンサートサロン(東京都中央区銀座7-9-14 ヤマハ銀座ビル6F)
入場料:2,500円(税込、全席自由)※チケット完売
定員:80名
詳しくはこちらをご覧ください。
Web音遊人では、音座銀座スペシャル「佐野史郎vs大貫妙子 フレンチ音楽の盛り合わせ」のチケットを5名様分確保いたしました。
購入をご希望の方は、こちらのWeb音遊人専用フォームよりお申し込みください。
※お申し込み多数の場合は抽選にて当選者を決定いたします
申込締切:3月4日(水)
当選発表:3月5日(木)夕方までに、当選された方のみメールでご連絡いたします
文/ ハラカワタエコ
tagged: 佐野史郎, 音座銀座, ヤマハ銀座コンサートサロン, 大貫妙子, フレンチ音楽
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