今月の音遊人
今月の音遊人:菅野祐悟さん「音楽は、自分が美しいと思うものを作り上げるために必要なもの」
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マイク入力やアウトプット端子を備え、弾き語りからステージまで対応する電子キーボード「PSR-E473」が登場
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2022.5.24
多彩な機能や音色を搭載し、弾く楽しみを気軽に味わえるヤマハの電子キーボード「PSRシリーズ」。初心者のレッスンからステージ演奏までさまざまなシーンに対応するラインナップを展開しているが、その新モデル「PSR-E473」が登場した。
迫力のサウンドと高い表現力を備え、「せっかく演奏するならクオリティやオリジナリティにもこだわりたい」「パフォーマンスを発信してみたい」という人にぴったりだ。
まずは、ハイエンドモデルにも匹敵するサウンドクオリティに注目。高品位な820音色と演奏をサポートする290種類のスタイル(自動伴奏)、さらに14音色の「スーパーアーティキュレーションライトボイス」を搭載している。「スーパーアーティキュレーションライトボイス」を使えば、たとえばギターのスクラッチノイズやサクソフォンのグロウルなど、楽器特有の演奏音をボタンひとつで再現することが可能だ。
また、リバーブやディストーションなどの高品位なエフェクトがかけられる、デジタルシグナルプロセッサー(DSP)が2つ搭載されているので、メインで演奏する音色だけでなく、伴奏にもエフェクトがかけられる。エフェクトは全53種類。演奏音やスタイル、ソング、グルーブの再生音、マイク入力音などに効果をかけられ、サウンドに変化をもたらすことができる。
さらに、迫力の音量が得られるのが「メガブースト」。ボタンを押すと通常の音量調節とは別枠で、2段階で音量がアップ。パフォーマンスを盛り上げたいときには大活躍しそうだ。
コントロールパネルも刷新され、ボタン操作に「ダイレクトカテゴリーアクセス」を採用。音色やスタイルを選ぶ際、楽器の種類や音楽ジャンルなどのカテゴリーから直感的に選択できるようになり、操作がより簡単に。
また、サンプリングした音声や音楽を取り込み、演奏に使用できる「クイックサンプリング」の機能を使えば、効果音の作成も簡単。自分の声や外部機器から取り込んだ音を使用するなど、オリジナルの効果音をつくる楽しみが広がる。
「モーションエフェクト」は、ボタンひとつで演奏音に動的な変化をつけられる機能。フィルター効果、ピッチ効果、モジュレーション効果などさまざまなタイプがあり、ボタンを押している間、効果がかかるのでパフォーマンス中にリアルタイムで多彩な表現を生み出すことができる。
豊富な接続端子を備え、外部スピーカーやミキサーなどに音を出力できるので、ステージでの演奏やスタジオ練習にもこれ1台で対応。さらに画期的なのは、マイク端子をシリーズで初採用した点。弾き語りや、音声のサンプリングも楽しめるようになった。電池駆動が可能なため、コンセントがない場所でもパフォーマンスができるのも嬉しい。
そして、自宅でひとりで興じるのもいいが、自分のパフォーマンスを世界に発信するのも今の時代の楽しみ方。アプリ「Rec’n’Share」を使えば、スマートデバイスと楽器を接続して、演奏を簡単に録音、撮影、シェアすることができる。シンセサイザーのようなシャープで洗練されたデザインもSNS映えしそうだ。
多彩な機能を持つ「PSR-E473」だが、触るほどに新たな発見が!直感的にいろいろと試すだけで、音を奏でる喜びがどんどん膨らんでいく。
迫力ある多彩なサウンドと高い表現力、優れた操作性を兼ね備えたパフォーマンスモデルの電子キーボード。
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文/ 福田素子
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