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今月の音遊人:今井美樹さん「私にとって音楽は、“聴く”というより“浴びる”もの」
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「クリヤ・マコトpresents アドリブ・コンテスト2014」憧れのアーティストとセッションできるかも!?
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2014.9.11
tagged: クリヤ・マコト, アドリブ・コンテスト, NOTHIN' BUT JAZZ
「クリヤ・マコトpresents アドリブ・コンテスト2014」。アドリブをYouTubeにアップして応募すると、日本を代表するジャズマンたちとステージ上でセッションができるというなんとも夢のあるコンテストだ。
このコンテストは、クリヤ・マコト・オールスターズのニュー・アルバム『NOTHIN’ BUT JAZZ』に収録されている「Interlude」に乗せたアドリブを動画に収めて応募。クリヤをはじめとした審査員が選んだ優勝者と準優勝者が、アルバムリリース記念ライブで、豪華アーティストたちと共演できるというもの。ライブは東京・大阪・名古屋で開催される予定で、優勝者と準優勝者はそれぞれの会場ごとに選出される。2011年『Art For Life』リリース時にも行われ、今回で2回目となる。
「前回、嬉しかったのは応募してくれた人の性別、年齢、楽器、レベルなどがとても幅広かったこと。中には台湾など、海外から応募してくれた人もいました。若い人も年配の人も、上手な人も趣味レベルの人も、皆がそれぞれ真剣に音楽に取り組んでいる姿が見られたことが一番の収穫。やはり多くの人が音楽を楽しむこと、層の厚さが音楽全体のためにすごく重要だと思うんです」とクリヤは前回を振りかえる。
今回の課題曲「Interlude」は、同じアルバムに収められた「Great American Melodies」の、いわばリズム・トラック。アルバムでは菊地成孔がサクソフォンのソロをクールに決めている。
「ジャズを本格的に勉強する場合、いわゆるⅡ-Ⅴというコード進行のアドリブから始めますが、今回の課題曲はそれとは全く違うコード進行。だから、ジャズのアドリブメソッドで勉強した人にとってはかえって難しいかもしれない。でも、そのパターンや先入観を外してみて欲しいんです」
逆にジャズに馴染みのない人でも気軽にアドリブに挑戦できるチャンスなのかもしれない。
「このコンペは、技術を競うものではありません。もちろん技術は無いよりあった方がいいけど、それよりも音楽に表れる人間性や自由な発想の方が大切。入賞者だけじゃなく個性を発揮した人全員に注目して欲しい。幸いYouTubeで投稿してもらうため、誰にでも演奏を見てもらえます。ハンドルネームでいいし、照れくさかったら顔を隠してもいいんです。考えすぎずに、今の自分を率直にぶつけてみてください」
楽器は何でもオーケー。前回はスキャットでライブに出演した人もいる。楽器ができなくても、YouTubeで応募作品にコメントした人には、各地区のライブに招待される「グッドコメント賞」も用意されているのも嬉しい。
「もちろん全員の演奏を見るし、全員にコメントを投稿したいと思っています。だから、自信が無い人も、プロのアドバイスを受けてみたいというだけの人でも、音楽を真剣に愛している人は誰でもお気軽に応募してください」
クリヤ・マコトにコメントしてもらうだけでもとても価値があると思う、しかも、憧れのアーティストとセッションできるかもしれない。この機会に応募してみてはいかがだろう。
応募締め切り:2014年10月6日(月)
結果発表:2014年10月30日(木)=名古屋・大阪部門発表
2014年11月10日(月)=東京部門発表
詳しくは、アドリブ・コンテスト2014のサイトをご覧ください。
※前回のコンテストの様子はこちら。
『NOTHIN’ BUT JAZZ』クリヤ・マコト
販売:日本コロムビア
価格: 2,800円(税抜)
発売日:2014年4月23日
詳しくはクリヤ・マコトオフィシャルサイトをご覧ください。