今月の音遊人
今月の音遊人:小曽根真さん「音楽は世界共通語。生きる喜びを人とシェアできるのが音楽の素晴らしさ」
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気軽に始められるのが電子キーボードの魅力のひとつだろう。なかでも弾く鍵盤をナビゲートしてくれる光る鍵盤は、初心者にとっては心強い味方だ。
ヤマハから、鍵盤が光る電子キーボードの新モデル「EZ-300」が登場した。
鍵盤楽器を始めたいけれど難しそう。そんな障壁を崩してくれるのが「EZ-300」。子どもから大人まで初めて鍵盤楽器に触れる人を強力にサポートし、さらに上達しても長く楽しめる機能も搭載している。
シルバーホワイトの上質なデザインが印象的な「EZ-300」だが、その最大の特徴は何といっても鍵盤が光ること。演奏する楽曲にあわせて次に押さえるべき鍵盤が自動で光り、弾くところを教えてくれる「ライトガイド機能」を搭載し、光る鍵盤を追いかけるだけで楽譜が読めなくても曲が弾けるようになる。
さらに大きなポイントが豊富なレッスン機能だ。右手、左手、両手それぞれ3段階、合計9ステップのレッスンで、光る鍵盤を追いかけながら楽しく練習ができる。また、「ソングマスター」機能では、曲をマスターするために大事なポイントを取り出して練習することで効率的な上達をサポートする。演奏評価機能を備えていて、評価点が上がると次のステップに進み、最終的にはその楽曲が弾けるようになる。ほかにも、鍵盤を押さえる強さを意識する練習ができる「タッチスタディ」、コード進行を練習する「コードプログレッション」などさまざまなレッスンメニューのなかから自分に合ったものを選ぶことができる。
また、開発者が力を入れて制作したという付属の「ソングブック」もスポットライトを浴びるべき存在だろう。これは、内蔵曲の楽譜集で、譜読みの基本や指の動かし方なども丁寧に解説している。また、「ソングマスター」と連動しているので非常にわかりやすい。ベートーベンやモーツァルトなどのキャラクターが登場し、会話が繰り広げられるといったストーリー性にも富んでいて、読むだけでも面白い。
内蔵曲は大幅に増加し、充実のラインアップ。ポップスやアニメ曲、クラシック、映画音楽など子どもから大人まで楽しめる222曲を搭載。アニメや映画音楽、「糸」、「ボヘミアン・ラプソディ」、「ミッキーマウスマーチ」、「情熱大陸」といった人気曲が豊富にそろう。
また、楽器とパソコンをつないで再生できる曲データ(MIDI)や電子楽譜をヤマハミュージックデータショップサイトで購入すれば、話題のアニメ曲など、お気に入りの 楽曲を再生することも可能だ。
「EZ-300」は、レッスンだけでなく上達した後も長く使い続けることができる。
新音源LSIの高い処理能力により実現した高品位な622音色と、205種類のスタイル(自動伴奏)を内蔵。コードのルート音(根音)を指1本で押すだけで簡単に伴奏が鳴る「スマートコード」を使えば、指1本だけでバックバンドとの豪華なアンサンブルが実現する。
楽器特有の奏法による演奏音を細部までリアルに再現する「スーパーアーティキュレーションライトボイス」、ボタンひとつの操作で、たとえばエレキギターならばディストーションをかけることができる「DSPエフェクト」なども搭載し、細かなニュアンスや幅広い表現も可能だ。
さらに注目すべきは、ヤマハが提供する無料アプリ「Rec’n’Share」に対応しているという点だ。アプリをインストールしたスマートフォンなどと本体を接続すれば、EZ-300の演奏をダイレクトに録音でき、スマホのカメラを使って演奏中の動画も同時収録が可能。アプリ内からそのままYouTubeなどの動画共有サイトやメッセージへの投稿ができる。
鍵盤楽器を始めるには、ちょっとした勇気がいるもの。でも始めてみたら楽しい、がきっと見つかる。続けてみたら、その楽しさはどこまでも広がるはずだ。
初めてでも楽しく上達できる高音質な光る鍵盤モデル。
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