今月の音遊人
今月の音遊人:仲道郁代さん「多様性こそが音楽の素晴らしさ、私自身もまだまだ変化していきます」
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クラス分けもまた楽しみ、レッスン通いスタート
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2016.3.23
アルトサクソフォンの無料体験レッスンを終えてからは、クラスが決まるまで待機の時間となった。体験レッスンをした人たちと、そのまま同じクラスになるのかと思っていたら、そうではないらしい。
会社勤めのかたは、それぞれの会社の就業時間とか、都合のよい日、悪い日がある。ぼくなどは自由業なので、時間の制約はないのだが、それでも家から通う時間やらなにやら、色々と考えなければならないことがあった。
僕は土曜日の午後が好都合だったのだが、週末は家族サービスにあてていらっしゃるかたが大半で、なるほど、そういうことかと、レッスンに通い始めたら、そんなことにも気がつくのだった。
かつて近所の市営体育館に通って簡単な体力トレーニングを日常的にしていたときも、土日よりは平日の夜のほうが混むのだった。会社帰りに寄るかたが多かった。
というわけで、クラス分けはなかなかに大変な仕事であるようだった。
こうしてクラス編成もできて、伝えられた教室に定時に入室した。
生徒は5名で、僕が最年長であることは一目瞭然だった。あとは10歳ぐらい年下の会社員が1名、さらにそのまた10歳は下とおぼしきかたが3名だった。
ひとりひとりのプロフィールをご紹介したいところだが、今は個人情報の部類に属すと思われるので、割愛いたしましょう。講師の先生についても同様、詳らかにはいたしません。ただ、教え方がとても優秀なかたと書いておきます。なにしろ、この飽きっぽくて怠慢な僕が、以後、10年もお世話になるのですから。
ということで始まった、ヤマハ大人の音楽レッスンのサクソフォンのレッスン。最初は各々が楽器を組み立てて、ロングトーンから。このロングトーンは毎日の稽古の最初に必ずやらなければならない定番だ。その理由は未だにわからないが、ともかくどんなに上手くなろうが、かならずレッスン初めに行わなければならない。
さて、これからの音楽修行はどうなるのだろうか、楽しみではあるのだった。
前回につづいて中央線沿線のライブハウスの話。このところ、アマチュアのライブにも通うようになりました。身のほど知らずにステージに立っている愚か者はいないか、いたら野次のひとつでも飛ばしてやろうかと思っているのですが、皆さんしっかり演奏していますね。つい先日も、仕事関係のかたがエレキベースを弾くというので大久保のライブハウスに参上したら、これがけっこうな腕前。会社の勤めを疎かにしていなければよいのですが……。
写真は地元の国立のライブハウス「FUKUSUKE」の風景。このコラムでもたびたび書かせていただいている、Mさん(プロのサクソフォン奏者です)の演奏がある日などは、何を差し置いても出かけています。
作家。映画評論家。1950年生まれ。桐朋学園芸術科演劇コース卒業。劇団の舞台演出を経て、小説、エッセイなどの文筆の分野へ。主な著書に『正太郎の粋 瞳の洒脱』『ぼくの父はこうして死んだ』『江分利満家の崩壊』など。2006年からヤマハ大人の音楽レッスンに通いはじめ、アルトサクソフォンのレッスンに励んでいる。
文/ 山口正介
photo/ 長坂芳樹
tagged: 大人の音楽レッスン, サクソフォン, ヤマハ, 山口正介, レッスン, パイドパイパー・ダイアリー
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