今月の音遊人
今月の音遊人:八代亜紀さん「人間だって動物だって、音楽がないと生きていけないと思います」
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【動画公開中】沖縄民謡アーティスト上間綾乃がバイオリンに挑戦!
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2017.10.20
tagged: バイオリン, 大人の楽器練習記, ヤマハ大人の音楽レッスン, 体験レッスン, おとなの楽器練習記, 三線
今日はバイオリンの体験レッスンを受けるために〈有隣堂 川崎ミュージックサロン〉にやって来ました。バイオリニストの宮本笑里さんやARIAさんなどとステージでコラボレーションをすることもあり、バイオリンは憧れの楽器。私がいつも弾いている三線とは違い、耳の近くで音がダイレクトに響くってどんな感じなんでしょうか? とっても楽しみです!
教えてくださるのは、講師の秋久知美先生。まずは、楽器の構え方から教わります。「きれいに持てています」と褒めてもらいましたが、音を出さなければOKという感じかな(笑)。次に弓の持ち方を教わって、さっそく音を出してみます。三線と違うのがこの弓。でも、なんとか音が出ました。音が体にダイレクトに響いてくる感じが楽しい~!
続いて、左手で弦を押さえない「開放弦」でラの音を、伴奏の音源に合わせて全音符と2分音符で弾いてみます。さらに、4本の弦の移弦にトライ。先生のお手本を見て、弾き方を真似てみます。弾く弦によって、右ひじの高さはずいぶん違うんですね。私は7歳から師匠を一生懸命見ることで三線を学んできたのですが、先生の体の動きを見ることはやっぱり大事ですよね。ところで、あまりに夢中になりすぎて「息をしていますか?」と先生に聞かれてしまいました。「肩に力が入っているからですよ」というアドバイスに従ってリラックスすると、キレイな音が出ました。息をしながら、呼吸するように音を鳴らすのは三線も同じ。わかってはいるのですが、楽器が変わると難しいものです。
続いて、左手のひとさし指で弦を押さえて音を出してみます。最後は2本の弦を使った4つの音で、ベートーヴェンの『歓びの歌』をアンサンブルしました。出来はさておき、楽しさは100点満点!私も師範免許を持っていて三線を教えていますが、人に教えるのは大変です。今日は、技術はもちろん、楽器の楽しさをあらためて先生に教えていただきました。
体験レッスンでは、左手の指は少ししか使いませんでしたが、バイオリンにはさまざまな指使いと奏法がありますよね。三線の弦の押さえ方は単調で、本来はビブラートもありません。バイオリンの指使いを三線に取り入れられたら、音色にももっと幅が出そう。
実は今度、ARIAさんとバイオリンと三線を交換して演奏してみようということになっているんです。目指すは「ステージで一曲」です!
沖縄県生まれ。幼少から沖縄民謡に接し、7歳から唄三線を習い始める。2006年にアルバム『願い星』で歌手デビュー。圧倒的なステージで全国各地のライブも成功を収めるなか、2012年アルバム『唄者』でメジャーデビューを果たす。2017年、琉球國民謡協会の師範免許取得。海外アーティストとのセッションを行うなど活動の幅を広げている。
『タミノウタ~伝えたい沖縄の唄』
発売:日本コロムビア
価格:2,800円(税抜)
発売日:2017年6月21日
(株)有隣堂 川崎ミュージックサロン
住所:神奈川県川崎市川崎区駅前本町3-1 NMF川崎東口ビル12F
JR・京浜急行川崎駅から徒歩5分
TEL:044-233-1311
営業時間:11:00~21:30
※夏期、年末年始等で休業する場合があります。
TEL:0570-075808(9:30~17:30/土・日・祝日休)
※全国一律市内通話料金でご利用いただけます。
文/ 福田素子
photo/ 佐藤佳穂
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