今月の音遊人
今月の音遊人:上野通明さん「ステージで弾いているときが、とにかく幸せです」
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われら音遊人:ただ今、バンド活動リハビリ中!
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2014.5.23
tagged: ボーカル, ギター, ドラム, ベース, アコースティックギター, アマチュアミュージシャン, アマチュアバンド, キーボード, われら音遊人
「僕たちのバンドに決まりごとはないですし、リーダーもいないんです。実はバンド名も特に決めていないので、とりあえず『リハビリ(仮)』とでもしておいてください」と、ベース担当の中込嘉治さん。
「リハビリ(仮)」の中心メンバーは中込さんと、ギターの佐藤真一さん、ドラムの熊木功明さんで、3名とも専修大学「ニューミュージック愛好会」の出身者。長年バンド活動から遠ざかっていたが、4年ほど前に行われた愛好会の集まりで、中込さんが佐藤さんに「今度スタジオで遊ばない?」と声をかけたのが活動再開のきっかけ。そこに熊木さんが加わり、気が向いたときにスタジオで曲を合わせるようになった。
「学生時代、私はピアノ、中込さんはアコースティックギターを演奏していたので、今の楽器はバンド活動を再開してから練習しはじめました。昔からドラムが好きで遊びで叩いていたので、本格的に演奏する機会ができて嬉しいです」と熊木さん。
バンド結成当初はギター、ベース、ドラムでできる曲を探していたが、最近は中込さんが所属していたゴスペルグループの仲間を引き込んでボーカル曲を中心に演奏するように。練習には多いときで6~7名が集まるが、そのときどきによってメンバーは少しずつ異なり、この日は同じ愛好会出身の山本博久さんが参加していた。
「学生時代は所属バンドがそれぞれ違ったので、演奏姿しか見たことがなかった先輩や後輩との演奏はすごく新鮮ですね。今回初参加でしたが、みんなの音が予想以上に合ったのも驚きでした」(山本さん)
これまでに演奏したアーティストは、アバ、イーグルス、エアロスミス、キャロル・キング、ザ・バンド、ビートルズ、ポリス、マルーン5、リンダ・ロンシュタットなどと幅広い。バンドのカラーや得意ジャンルが定まるまでは、多彩な楽曲にチャレンジしていきたいという。
「おとなが集まると仕事や家族の話になりがちですが、仲間と同じ目線で音楽の話ができるのがとにかく楽しいです。練習で飛ばし過ぎて息切れすることもありますが、残るのは心地よい疲労感です」と佐藤さん。
練習には真剣に取り組みつつも、楽しむことを第一に、肩の力を抜いてゆるゆると活動を続けるのが「リハビリ(仮)」流だ。
「今のところ、ライブに出ることが目標ではありません。みんな恥ずかしがり屋ですし、なにしろリハビリと思ってやっていますから(笑)、これからもマイペースで活動していきたいです」(中込さん)
【バンド名】
リハビリ(仮)
【結成時期】
2011年5月3日(結成3年目)
【モットー】
練習は真剣に、でも楽しく
【練習頻度】
不定期(主に千葉県のスタジオで)
【平均年齢】
50代半ば(中心メンバー)
【メンバー】
専修大学「ニューミュージック愛好会」のOBであるギターの佐藤真一さん、ベースの中込嘉治さん、ドラムの熊木功明さんが中心メンバー。サポートメンバーとして、中込さんのゴスペル仲間であるボーカルの渡辺麻美子さん、作道隆織(さくみちたかお)さん、河原直子さん、キーボードの土屋夏希さん、PA(音響)の北原克洋さんが参加。
【活動内容】
平均すると2~3か月に1度のペースでスタジオ練習を行う。
練習は「翌日の疲れを考慮して」連休の中日に行うことが多い。参加人数は流動的で、声をかけて集まれる人が集まるというスタンス。中心メンバーに加えて、最大6~7名になることもある。
文/ 武田京子
photo/ 佐藤佳穂
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