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今月の音遊人:松居慶子さん「音楽は生きとし生けるものにとって栄養のようなもの」
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卓上でドラム演奏が楽しめる!音色と叩き心地にこだわったデジタルパーカッション「DD-75」
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2017.8.8
tagged: パーカッション, ドラム, DD-75, DTXシリーズ, デジタルパーカッション
ドラムやパーカッションを自宅で演奏したいとき、立ちはだかるのが音や設置スペースの問題。様々な理由で打楽器の所有を諦めている人や、もっと気軽に打楽器を楽しみたい人の救世主となりそうなのがデジタルパーカッションDD-75だ。
ドラムというとセッティングに時間がかかるイメージがあるが、DD-75は8個のパッドが一体になっているため、机の上などに置き、電源につなぐだけで音が出せる。
「本体に、スティックとバスドラム・ハイハットのフットペダルがセットになっているため、特別な準備なく本格的な演奏がスタートできます。電池でも駆動するので場所を選ばず持ち運んで演奏できますし、またオプション品のスネアドラムスタンド(別売)を使用すれば、楽器を置く高さや角度を調節でき、より快適に演奏が楽しめます」と、DD-75のマーケティングを担当する圡井(どい)静さん。
表現できる音色(ボイス)は、ドラムはもちろん、世界中の民族楽器や人の声などのバラエティー豊かな570種類。大小のドラムやシンバルなどの打楽器を組み合わせたドラムキット(ドラムセット)は、75種類搭載されている。
なおデジタルパーカッションというと、ドラムとは異なる電子楽器という印象だが、DD-75はドラムらしさにこだわっているのが特徴だ。
「DD-75には、人気の電子ドラムDTXシリーズにも搭載されている、アコースティックドラムからサンプリングしたリアルなドラム音を継承しています。また8つのパッドのレイアウトはアコースティックドラムのセッティングに近いので、ドラム経験者の方も違和感なく演奏できます」
演奏レベルによって差がつくのが音の強弱のつけ方だが、DD-75では8つのパッドと付属のバスドラムペダルの感度を個別に設定できるのがポイントだ。
「初心者の方は叩く強さにばらつきがあり、強弱もまだうまくつけられないため、パッドの感度を高めに設定すれば安定した音量で楽しく叩くことができます。反対に経験者の方は、自分が叩いた通りの音量を求めるため、感度を低めに設定することで叩きごたえのある、表現力豊かな演奏をすることができます」
さらに楽しいのが、手で叩けるハンドパーカッション機能。感覚的に叩くだけでそれらしい音が鳴り、パッドによっては思ってもみない音が鳴るため、自分だけの音を探して夢中でパッドを叩いてしまうことをうけ合いだ。
そのほか、手持ちのオーディオプレーヤーとつなぎ、好きな音楽をバックに鳴らしながらの演奏や、ヘッドホンを使用しての演奏も可能だ。
「またドラム経験者の方は、電子ドラム『DTXシリーズ』のハイハットコントローラーやキックユニットと組み合わせて、より本格的なドラムスタイルでの演奏をすることもできます」
打楽器未経験者はもちろん、経験者でも本格的な演奏が楽しめるDD-75の魅力をもっと知りたい人は、世界のDDユーザーの演奏動画を見てみてはいかがだろう。見ているうちに、腕がうずうずしてきそうだ。
持ち運びのできるコンパクトなボディに、多彩なドラムやパーカッションの音色を搭載し、場所を選ばず気軽に演奏を楽しめるデジタルパーカッション。
文/ 武田京子
tagged: パーカッション, ドラム, DD-75, DTXシリーズ, デジタルパーカッション
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