Web音遊人(みゅーじん)

おしゃれで弾きやすい!新感覚のアコースティックギター「STORIA」

外観・音色の個性が異なる3モデル

温かく、豊かな響きと、手に取ってすぐ弾ける手軽さが魅力のアコースティックギター(以下、アコギ)。「アコギが弾けたら楽しいだろうな」「いつか弾いてみたいな」と思っている方も多いのではないでしょうか。そんな方におすすめなのが、インテリアになじむおしゃれな外観と、弾きやすさを追求した「STORIA(ストーリア)」です。

「STORIA」のメインターゲットは、ミレニアル世代と呼ばれる20~30代。ミレニアル世代がどういうアコギを魅力的と感じるか、企画の段階でギター経験者だけでなく、初心者や未経験者など幅広い男女にインタビューが行われました。
「インタビューでわかったのは、がんばってテクニックを磨くというより、趣味のひとつとしてギターを楽しみたい人が主流であることでした。また男女間で楽器に対する価値観にほとんど差がなく、女性だからポップな色のギターを好むとは限らないなど、さまざまな発見や気付きがありました」と、商品企画を担当した小嶋麻文(まあや)さん。

商品企画の小嶋麻文さん。現在は、アメリカのヤマハ・ギター・グループでグローバル・マーケティングを担当。自身もミレニアル世代で、ヤマハに入社してからギターを始めたという小嶋さんの経験や感性も今回の開発に生かされている。

「STORIA」シリーズは全3モデル。ミレニアル世代の多くが好感を持っている、木材の質感を生かした外観です。
「多様な好み、ライフスタイルを持つミレニアル世代の人たちに選ぶ楽しさを味わってほしいと、3モデルで色や塗装の仕上げを変えました。『STORIA Ⅰ』と『STORIA Ⅱ』はツヤを抑えたセミグロス塗装ですが、『STORIA Ⅲ』のみ、あえてツヤのあるグロス塗装を施しています」(小嶋さん)

写真左から、スプルースの表板にオフホワイトの色付けをした「STORIA Ⅰ」、ボディ全体にマホガニーを使用した「STORIA Ⅱ」、「STORIA Ⅱ」と同じオールマホガニーのボディにグロス塗装を施した「STORIA Ⅲ」。使用する木材や塗装を変えることで、外見だけでなく、音色や響きも三者三様になっている。

また、インタビューで出てきた「金属パーツの色が揃っていたほうがおしゃれ」という声を反映して、弦を巻くペグなどの金属パーツはシャンパンゴールドに統一。シャンパンゴールドは既存のギターパーツにない色であるため、専用のものを作ったそう。

加えて、ボディ中央のサウンドホール内部に色付けされているのも「STORIA」ならではの特徴。
「ミレニアル世代は、洋服の裏地や靴の中敷きなど、さり気ないところにこだわりを持つ傾向があることから、サウンドホールの中に色を付けました。このように胴体内部に色付けされているアコギは、世界的に見てもとてもめずらしいです」(小嶋さん)

サウンドホールから見えるインナーカラー (左からSTORIA Ⅰ、STORIA Ⅱ、STORIA Ⅲ)。

弾きやすさに配慮した細部のデザイン

抱えやすい小ぶりのボディや、体や指への当たりが優しいボディ・ネックの形状など、弾きやすさにもとことんこだわった「STORIA」。現在販売されているヤマハのフルサイズのアコギで、いちばん弾きやすい仕様になりました。
「弦をうまく押さえられない初心者のことを考え、ネックを通常より短くすることで弦の張りを弱め、かつ弦の高さをやや低めにすることで、弦の指への食い込みが軽減するようにしました。さらに指を極力広げずに済むよう、演奏性に影響しないギリギリの範囲で弦と弦の幅を狭くしました」(小嶋さん)

自宅で「STORIA」を弾いているというのは、グローバル・マーケティングを担当する大城大器(たいき)さん。
「『STORIA』はインテリアに調和し、そばに置いておきたくなるようなデザインが魅力ですが、ヤマハの技術・ノウハウを詰め込んで実現した演奏のしやすさ・音の良さにも自信があります。私自身、長年ギターを弾き何本もアコギを持っていますが、自宅で気軽に楽しみたい時 ふと手に取っているのは『STORIA』です。」(大城さん)

(写真左)グローバル・マーケティング担当の大城大器さん。(写真右)国内マーケティング担当の風間美紀子さん。

先のことまで見据え、アンプにつなげられる仕様に

『STORIA』は、ホームパーティーやライブで演奏する可能性を考え、アンプにつないで音を鳴らすこともできます。
「初心者のうちは自宅だけで弾くと思いますが、ギターを続けていった先の利便性も考えました。本体にプリアンプ(音を整えながら増幅する機器)や音量などを調整するツマミは搭載せず、簡単にアンプにつなげられる仕様にしたので、アコギらしい温かみを大切にできたと思います」(小嶋さん)

本体のエンドピンにシールドを差し、アンプにつなぐだけでOKというシンプルな構造。

“ギター女子”や“ギタ女”という言葉が出てきたのは2014〜15年頃。今やアコギを含むギター全体の新規購入者の約半数が女性といわれており、ギターを弾く女性は一般的な存在になっています。 「『STORIA』で楽器の選択肢が広がることで、より幅広い方がギターに興味を持つチャンスが生まれると考えています。未経験者、気軽にギターを楽しみたい方はもちろん、ギター経験者の方も、肩の力を抜いて『STORIA』に親しんでいただきたいです」と、国内マーケティング担当の風間美紀子さん。

見るだけで気持ちがワクワクし、ちょっとした気分転換にアコギを手に取り、お気に入りの曲を爪弾く……。アコギは生活に彩りを与えてくれます。
みなさんも「STORIA」をきっかけに、ギターのある生活を始めてみてはいかがでしょうか。

■STORIA

一人ひとりが紡ぎ出す日々の“ストーリー”。 ギターを「弾いてみたい」「そばに置いておきたい」という気持ちに寄り添い、ギターをより身近なものとして感じて頂けるよう、見た目の美しさ、演奏のしやすさ、音色を追求しました。STORIAと共に過ごす彩り豊かな生活を。
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