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おとなの楽器練習記:1966カルテットがサクソフォン1日体験レッスン
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2014.9.25
tagged: 大人の音楽レッスン, サクソフォン, 1966カルテット, 大人の楽器練習記, おとなのの楽器練習記
クラシックのテクニックをベースに、洋楽アーティストのカバーをする注目の女性ユニット「1966カルテット」。ふだんは別々の楽器を演奏する4人がサクソフォンに初挑戦。その魅力とは?
ヤマノミュージックサロン新宿にやって来ました!1966カルテットのリーダー、松浦梨沙です。
ふだん私が演奏してるのはバイオリン。花井悠希も同じくバイオリン、林はるかがチェロ、江頭美保はピアノですが、メンバーが挑戦してみたい楽器はトランペット、オーボエ、ユーフォニアム、サクソフォンと見事にバラバラ。今回は、江頭の希望が採用され、4人でサクソフォンのレッスンを受けることになりました。全員、サクソフォンに触れるのも初めて。そして私は、肺活量が計測エラーと間違われるほど少なく、不安だらけですが…。本日は、メンバーを代表してレッスンをレポートしたいと思います。
指導してくださるのは安川信彦先生。まずはマウスピースとネックだけで音を出す練習からスタートです。息を吹き込んでみると、意外にもすんなり音が!ところが誰かの音がサッカーの応援に使われるブブセラのようになっています(笑)。いち早くコツをつかんだ花井は、メンバーにアドバイス。これぞ、カルテットの助け合いの精神です。
さて、いよいよサクソフォンを構えてみます。思ったより重い!今回体験したのは、アルトサクソフォンで、約2.5キロあるそう。しかし、やりたかっただけあって、江頭のカタチはびしっと決まってます。
指の位置を教わったら、まず「シ」の音にトライ。えっ、この音、どう聴いても「レ」なんですけど。それもそのはず、サクソフォンは記譜上の音と実際に出る音が違うのだそうです。
続いて「ラ」「ソ」「ド」と基本の音を出す練習をしてみますが、私、クラクラしてきました。林は「唇がしんどい~。でも口角上がりそう」とつぶやいております。サクソフォン奏者は気持ちよく吹いているイメージがあったのですが、大変なんですね。
最後は、2人ずつ2つのパートに分かれてアンサンブル。伴奏に合わせてたった4音しか吹いていないのに、こんなに楽しいハーモニーになるなんてすごい!
サクソフォンを吹いてみて感じたのは、自分のブレスで音を作る楽しさと気持ちよさ。ふだんは別々の楽器を演奏している私たちにとって、同じ楽器で同じ音を出す体験も新鮮でした。しかも、全員初心者で、みんなでイチから教わることができるのがいいですね。
日本中が熱狂したビートルズ来日の年「1966」をユニット名に冠した女性カルテット。クラシックのテクニックをベースに洋楽アーティストのカバーをする。2010年11月『ノルウェーの森~ザ・ビートルズ・クラシックス』で日本コロムビアよりCDデビュー。クイーンおよびマイケル・ジャクソンのカバーアルバムでは、ロックスピリッツに満ちたパフォーマンスが高く評価される。4作目のアルバム『HELP!』では、生気溢れる鮮烈なプレイでユニットとしての更なる進化を聴かせた。全国各地でのコンサート活動を展開。
『アビイ・ロード・ソナタ』
ビートルズのアルバム「アビイ・ロード」の楽曲を、全4楽章からなる大作に仕立てた「アビイ・ロード・ソナタ」をはじめ、“1966カルテットにしか表現できないビートルズ”が詰まった渾身の新作。
発売:日本コロムビア
価格:3,000円(税抜)
山野楽器 ヤマノミュージックサロン新宿
住所:東京都新宿区西新宿1-25-1 新宿センタービルB1F
最寄り駅:新宿駅西口から徒歩5分
TEL:03-5909-2137
営業時間:平日11:30~21:30/土曜10:30~19:00/日曜10:30~18:00
TEL:0120-329-808( 10:00~18:00/土・日・祝日休)
http://jp.yamaha.com/otona/
文/ 福田素子
photo/ 村上一光
tagged: 大人の音楽レッスン, サクソフォン, 1966カルテット, 大人の楽器練習記, おとなのの楽器練習記
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