今月の音遊人
今月の音遊人:児玉隼人さん「音ひとつで感動させられるプレーヤーになれるように日々練習しています」
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チェロの魅力を余すことなく堪能!実力派奏者によるチェロ・アンサンブル
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2014.9.22
「弦のアコースティックな響きがよく合う」と評判のヤマハホールに、この秋、6台のチェロによる豊かなハーモニーが響く。11月19日に開催される『古川展生Produceスーパー・チェロ・アンサンブル』。出演者は人気チェリスト古川展生と、古川がかつて共演して実力を見初めた5人の若手チェリスト、横坂源、辻本玲、門脇大樹、水野由紀、森山涼介。今後のチェロ界をリードしていく、フレッシュで華やかな面々だ。代表して、古川、森山、水野の3人に話を聞いた。
音域の広いチェロは、それだけでアンサンブルが成り立つ希少な楽器。チェロ・アンサンブルは世界中にあるが、「この6人が集まることで、どんな新たなサウンドが生まれるのか楽しみです」と古川。表情がいつも以上にリラックスして見えるのは、チェロ仲間という安心感からだろうか。最年少の水野が「私にとって皆さんは憧れの存在。共演が待ち遠しい」というのに対し、「僕も20代の頃からチェロ・アンサンブルに参加し、多くの刺激を受けてきました。世代を超えて、いい意味での縦横の関係を結べるのも魅力ですよね」(古川)と答える。
当日はチェロの魅力を多角的に楽しめるよう、プログラムにもこだわった。D.ホッパーらチェリストによって書かれた、チェロ・アンサンブルのための正統派作品を積極的に取り入れるほか、耳馴染みあるオーケストラ曲や弦楽合奏曲も組み込んだ。また超絶技巧の難曲から歌心あふれる曲まで、曲想もバリエーション豊かに。チェロ1台、2台、4台、6台と編成もさまざまで、曲ごとに担当パートも入れ替える。パートの移動によって響きがどう変化するかも聴きどころだ。
「チェロ弾きにとってはもちろんのこと、楽器を演奏しない方にもチェロ・アンサンブルは聴きやすくおすすめ。僕自身ヤマハホールでの演奏は初めてですが、6つの個性がどんな風に響き合うのか、わくわくしています」(森山)
「チェロ・アンサンブルの曲はどれも比較的短いため、曲数を贅沢に盛り込めるんです。緩急のついたプログラムで、最後まで飽きることなくお楽しみいただけると思います」(古川)
日時:2014年11月19日(水) 19:00開演(18:30開場)
場所:ヤマハホール(東京都中央区銀座7-9-14 ヤマハ銀座ビル7F)
料金:5,000円(税込)
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