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今月の音遊人:今井美樹さん「私にとって音楽は、“聴く”というより“浴びる”もの」
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チューバ界の“風雲児”がこの夏来日! チューバの常識を覆す『セルジオ・カロリーノと仲間たち』開催
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2014.7.4
tagged: 銀座, ヤマハホール, セルジオ・カロリーノ, ヤマハ銀座ビル, チューバ
「チューバのソロ演奏? 聴いたことがない」。きっとそう口にする人も多いことでしょう。
それもそのはず。チューバはオーケストラやブラスバンドにおいて、後列の端の方に位置する楽器。金管楽器の中でもっとも低い音域をもち、全体の響きを底辺から支える役割を担います。まさに“縁の下の力持ち”。ソロでメロディを演奏することはめったになく、チューバのために書かれた協奏曲などもわずかで、通常はなかなかスポットの当たりにくい楽器なのです。
ところがこの夏、そうしたチューバのイメージを覆すひとりの“風雲児”の来日が決定! 彼の名はセルジオ・カロリーノ。ポルトガル出身のチューバ奏者です。2002年よりポルト国立交響楽団(ポルトガル)の首席チューバ奏者を務める彼は、クラシックにとどまらず、ジャズや即興演奏なども吹きこなすマルチプレイヤー。チューバそのものに秘められた多彩な可能性と魅力を追求し、伝え続ける彼は、世界でも希少な存在です。
その彼に出会える絶好の機会として、7月28日ヤマハホールにて『セルジオ・カロリーノと仲間たち』が開催予定。プログラムの前半はチューバのソロが中心。カロリーノのすらりとした容姿からあふれだす、太く豊かな音色。ブレスの間もわからないほど朗々と歌われる、低音の美しいうた。チューバの神髄に触れ、誰もが息をのむことでしょう。
一変してプログラムの後半は、カロリーノと日本が誇る9名の金管楽器奏者との華やかな共演。迫力満点のステージとなります。J.ハンセンによる世界初演作品をはじめ、チューバの知られざる名曲と出会うことができるのも、本公演の楽しみです。
カロリーノは笑顔で以下のコメントを寄せます。
「この夏、再び日本を訪れて音楽を奏で、多くの人たちと出会えること、そして日本の素晴らしいプレイヤーとご一緒できることをとても嬉しく思っています。ヤマハホールは、そのための最高の場所となるでしょう。7月28日、ヤマハホールでお会いしましょう!」
■ 日時:2014年7月28日(月)19:00開演(18:30開場)
■ 場所: ヤマハホール(東京都中央区銀座7-9-14 ヤマハ銀座ビル 7F)
■ 入場料(全席指定):一般4,500円、学生3,500円
詳細はこちらをご覧ください
文/ 玉木郁子
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