今月の音遊人
今月の音遊人:甲田まひるさん「すべての活動の土台は音楽。それなしでは表現にはなりません」
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【動画公開中】国内外で演奏活動を展開するピアニスト須藤千晴が初めてのギターに挑戦!
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2018.11.26
tagged: アコースティックギター, 大人の楽器練習記, 体験レッスン, おとなの楽器練習記, 須藤千晴
今日はアコースティックギターの体験レッスンを受けるために〈ミュージックアベニュー銀座アネックス〉にやって来ました。楽器といつも一緒にいられて、好きな場所で気軽に弾けるアコースティックギターは、ピアニストの私にとってずっと憧れの存在でした。ただ、弦楽器を弾くのは初めてなので、どこまでレッスンについていけるかドキドキです。
レッスンを担当くださるのは、明るくてノリのいい斉藤雅人先生。ギターの構造や名称、チューニング方法などについて説明を受けたら、実際にギターを抱えてみます。ギターは思っていたよりも大きくて、重量感もあるので、最初はバランスを取るのがけっこう大変……。「サウンドホールが右斜めに向くように、少し角度をつけて持つのがコツですよ」という先生のアドバイスに従って試行錯誤するうち、楽器が体にフィットしてきました。
今度はピックを持って、6本ある弦をすべて開放弦で鳴らします。恐る恐るジャラ~ンと鳴らしてみると、音の振動が自分の体に響いてくるのがとっても新鮮!これは、ピアノの演奏では得られない感覚だと思いました。先生によると、奏者から見えにくいいちばん下の1弦までピックを当てるように意識することが、音をきれいに均等に鳴らすポイントだそう。その言葉どおり、ピックの当て方や振り下ろし方によって音が違ってくるのがわかりました。
次に、タブ譜と呼ばれるギター用の楽譜の読み方を教わります。タブ譜はギターの指板と弦を図にしたもので、その線上の数字で何弦の何フレットを押さえるのかが示されています。仕組みが理解できると、すごくシンプルでわかりやすい譜面ですが、いつも五線譜を見ている私にとっては、慣れるまでにある程度の時間が必要だなと思いました。
最後にGとEmの簡易コードを教わり、井上陽水さんの『夢の中へ』のAメロまでを弾いてみます。左手で指定の弦を押さえないといけませんし、その上、右手ではピックで弦をはじくという全く違う動作をしなければならないので、なかなか安定してきれいな音を鳴らせません。でも斉藤先生は、どんな小さなことでも「すばらしい!」「完璧です!」と褒めてくださるので、頑張ろうという気持ちになりました。
最近は作曲したり、ジャズやポップスを弾いたりする機会もあるので、もっとコードの知識を身につけたいです。そして何より、ギターを上手に弾けるようになりたいです!私はのめり込みやすいタイプなので、近いうちにスタジオを借りてギターの特訓をしちゃいそうです。
東京藝術大学音楽学部器楽科卒業。ドイツ政府給費留学生としてドイツ国立ベルリン音楽大学に留学。ディプロマを取得し最高点を得て卒業。ジーナバックアウワー国際、ザイラー国際など多くの国際コンクールで上位入賞。ドイツロマン派のレパートリーに加えシェーンベルクピアノソロ作品全曲演奏会なども行う気鋭のピアニスト。 室内楽奏者としても多くの演奏家と共演し音楽祭に招かれるなど活躍の幅を広げ近年は作曲活動も開始。ヤマハ銀座スタジオでは自身の企画によるシリーズを開催中。
オフィシャルblog:https://ameblo.jp/chiharu-sudo/
オフィシャルTwitter:https://twitter.com/chiharusudo
『ジェム』須藤千晴
収録曲:C.ドビュッシー:月の光 「ベルガマスク組曲」より、F. リスト:ラ・カンパネッラ嬰ト短調S.141、R.シューマン/F.リスト:献呈(君に捧ぐ)S.566 ほか
発売:日本アコースティックレコーズ
価格:3,000円(税抜)
須藤千晴 SATURDAY EVENING SPECIAL Vol.1
12月15日(土)16:00開演(15:30開場)
会場:ヤマハ銀座スタジオ
ゲスト:古川展生(チェロ)
料金:4,000円(税込)
(株)ヤマハミュージックリテイリング ミュージックアベニュー銀座アネックス
住所:東京都港区新橋2-19-3 カシケイビル5・6F
TEL:03-3571-8100
TEL:0570-075808(9:30~17:30/土・日・祝日休)
※全国一律市内通話料金でご利用いただけます。
文/ 武田京子
photo/ 宮地たか子
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