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思いやりのある音を届ける配信向けUSBマイクロフォン「YCM01U」
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2024.3.27
音声が聴きとりにくいという“リモートあるある”は、誰もが一度は経験したことだろう。また、配信をしていて、音質について指摘されたことがある人もいるのではないだろうか。そんな“いい音”を必要とされる場面に最適なのが、2024年1月に発売されたヤマハのUSBマイクロフォン「YCM01U」だ。
これまでもヤマハからは多種多様な個人向け配信音響機器が発売されてきたが、今回マイクにスポットが当てられた背景に“音へのこだわり”があったと、ヤマハミュージックジャパンの滝澤真二さんは解説する。
「大勢の人がひとところに集まることが懸念されたコロナ禍当初は、オンラインで繋げられることだけで十分でしたが、会議やちょっとした打ち合わせもリモートでおこなうことが常態化してきた最近では、“いい音”で相手に音声を届けたいというワンランク上の要望が高まってきました。その点に着目し、今回USBマイクロフォンというかたちで投入することになりました」(滝澤さん)
注目したいのは、取り扱いが“簡単”であること。本体下部にあるUSBポートにケーブルを挿し、コンピューターやiOSデバイスと接続する、これだけでマイクとしてすぐに使用可能。「特別なドライバーをインストールする必要もなく、すぐにお使いいただけるのが特徴です」というヤマハミュージックジャパンの若山昌英さんの言葉通り、レスポンスの速さが魅力的なのだ。
「接続先のOS、あるいはiOSに標準搭載されているドライバーを利用しますので、つないでいただくだけで『YCM01U』が認識され、すぐにマイクとしてお使いいただけます。また本体背面のステレオミニジャックにヘッドホンやイヤホンを接続して、相手の音声を聞くこともできます」(若山さん)
そして、音量調節も“簡単”だ。リモート会議によくある問題として、音声が大き過ぎる、小さ過ぎる、割れる、といったことがある。参加者の機器の性能や設定の違いや、使用環境の条件が原因なのでしかたがないとはいえ、耳障りな音声を聞きながらの長時間の会議はつらいものがある。音量を調整しようと設定画面を呼び出したりしていれば、会議どころではなくなってしまうだろう。
その点「YCM01U」ならマイク本体のダイヤルで相手の声と自分の声の音量を調整することができるので、すぐに問題を解消できるのだ。
「会議のあいだ中、割れた音声を発し続けると、その人の印象ってどうしても悪くなってしまいがちですよね。『YCM01U』であればダイヤルを回すだけで直感的に音量が調整できますので、 “いい音”を相手に届けることで、結果的にいい印象を持ってもらうことができるのではないでしょうか」(滝澤さん)
“簡単”であることに注目してきたが、音の品質ももちろん高品位。ヤマハがこれまで発売してきたコンデンサーマイクの技術を踏襲しているので、声の質感やパワー、微妙なニュアンスもしっかりとらえてくれる。
「『YCM01U』は単一指向性なのでマイク後部からの音は拾いにくく、PCのタイピング音や不要な環境音の軽減につながり、よりよい音声を届けることを実現しているのです」(若山さん)
太いライン上の加工を施した格子型のデザインは、音質をよくするためのものであると同時に、レトロモダンな雰囲気を醸し出すことにも一役買っている。
「エルビス・プレスリーなどが使っていた往年の“ガイコツマイク”を彷彿させ、モダンな要素を取り入れたデザインは、機材の見た目にもこだわりたい配信者(ライバー)の方にも魅力的に感じてもらえると思います」(滝澤さん)
付属品は卓上三脚タイプのマイクスタンド、USBケーブル、専用マイクポーチが揃っているので、購入してすぐに配信やリモート会議に対応できる。一般的な市販のマイクスタンドやアームスタンドにも接続可能なので、使用環境も広げられる。
“いい音”は聴く人への“思いやり”にもなる。簡単で高品位な「YCM01U」は“思いやりのある音”を届けることができるのだ。
配信(ストリーミング)やテレワークでの遠隔コミュニケーションを快適に。USB Type-Cに対応し、付属のケーブルをマイクとPCやiOSデバイスに接続するだけで、専用のドライバーをインストールすることなく使用可能。
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文/ 飯島健一
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tagged: ライブ配信, YCM01U, マイク, ウェブ会議
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