今月の音遊人
今月の音遊人:松井秀太郎さん「言葉にできない感情や想いがあっても、音楽が関わることで向き合える」
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暑い夏がやってきた!自然のなかでまばゆい太陽と戯れるのもいいけれど、今年の夏休みは銀座でたくさんの発見や挑戦を楽しんでみてはいかがだろう。
毎年大盛況の「夏ラボ ~夏休み親子で楽しむ楽器研究所 in ヤマハ銀座~」が2016年7月25日(月)~8月26日(金)東京・銀座のヤマハ銀座ビルで開催中だ。
人気の理由は、「見る」「聞く(聴く)」「触る」ことができる参加型体験イベントで、「遊び」がそのまま「学び」になること。子どもたちの夏休みの自由研究の材料としても最適だ。もちろん、子どもだけでなく、大人の探究心も存分に満たしてくれる。
鮮やかなスカイブルーに彩られた1階ポータルの会場は、涼しい屋内にいながらリゾート感たっぷり。ユーフォニアムやホルンなどふだんあまり目にすることがない約30種類もの楽器がずらりと並び、好奇心をかきたてられる。
2016年のテーマは『吹く』楽器。リコーダーやピアニカはおなじみだが、同じ“吹く”楽器でも形状や奏でられる音色はさまざま。今年はここで『吹く』楽器のツウになろう。
楽器を見るだけでも楽しいが、「木管楽器と金管楽器の違いって!?」など知っていたら自慢できそうなトリビアが学べるのが展示パネル。「トランペットの管が長いと音が低くなるってホント!?」のパネルコーナーでは、実際に管の長さが違うトランペットを吹いてみることで音程が変わるしくみを学ぶことができる。
トランペットやフルート、リコーダー、ピアニカ、サクソフォン(スタッフがいる場合のみ)は試奏も可能。自分の息で初めての音色を紡ぐ感動が味わえそうだ。
また、トランペットの仲間、フルートの仲間、チューバの仲間、オーボエの仲間、ファゴット仲間など“吹く”楽器の音の違いをタブレットで聴き比べてみるのも楽しみながら学べる体験だ。
さらに、全館を丸ごと使って楽しめるのが、自由研究にも使える「わーくしーと&クイズラリー」。各フロアを見てまわりながらクイズに答え、全問正解すればオリジナルノートがもらえる。
各フロアでのイベントも見逃せない。まったくの初心者でも8ビートが叩けるようになる「ドラム無料体験会(要予約)」は、8月14日(日)、28日(日)に地下1階で開催。トロンボーン、サクソフォン、フルートの演奏に関する疑問や悩みへのアドバイスをしてくれる「管楽器ワンポイントレッスン(1000円、要予約)」は、4階の管楽器売り場で行われる。
ふだんから楽器に親しんでいる人もそうでない人も、音楽の楽しみに出合うことができるのが「夏ラボ」。新しい体験と初めての感動は、夏休みのかけがえのない思い出になるはずだ。
開催:2016年7月25日(月)~8月26日(金)
場所:ヤマハ銀座ビル(東京都中央区銀座7-9-14)